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    <title>鄙からの発信</title>
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    <updated>2012-02-05T02:30:41Z</updated>
    <subtitle>「鄙の不動産鑑定士：（堂守）森島信夫が綴る茫猿遠吠、只管打座の日々」・・・・・　　《 茫猿遠吠只管打座とは「茫ケ猿ガ只ヒタスラグダグダ云ヒナガラ遠吠エシテイルサマ」を云います。只管打座の出典はれっきとした仏教用語で、斯界の人に読まれればこの罰当たり者と叱られるでしょう。》
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    <title>何処で間違えたのか</title>
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    <published>2012-02-05T00:29:24Z</published>
    <updated>2012-02-05T02:30:41Z</updated>

    <summary>　『鄙からの発信』読者の多くは、新スキーム問題に関わる話題には飽き々々されている...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="茫猿の吠える日々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　『鄙からの発信』読者の多くは、新スキーム問題に関わる話題には飽き々々されていると思います。　茫猿自身も厭きているし、書き続けることに疲れています。でももう少し語り続けていようと考えています。　本稿は現在提起されている一連の問題が何故生じたのか、何処で間違えたのかについて考えてみたいのです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　新スキームの導入が検討され始めた頃の「<a href="http://bouen.morishima.jp/000493/index.html">千載に悔いを残すな (2004年9月9日) </a> 」と題した過去記事を読み返してみました。今に多くつながる記述がありましたが、それら事項が的確に認識され実現されてこなかった結果が現在であろうと思われるのです。以下、同記事から一部抜粋引用してみます。</p>

<blockquote>1.鑑定評価のデジタル化
　地価公示を始めとして鑑定評価のデジタル化は進みつつありますが、現段階では残念ながら文字情報のデジタル化、即ちテキストデータ利用に止まっています。

<p>　ワープロデータもファイルデータもスプレッドシートデータもテキストデータとして入出力可能なデータであり、相互に互換可能なデータです。　しかし、鑑定評価にとってテキストデータと同様に、それ以上に重要な地図情報、公図地形図等情報、写真情報等々のイメージデータ(画像情報)についての取組が遅れています。これらイメージ情報のデジタル化並びに有効活用に取り組むのに、とても佳い機会です。</blockquote><br />
<blockquote>2.鑑定業界の情報基盤の整備<br />
　BtoB、BtoC環境を生かしたネットワークを構築して情報基盤を一新するには、とても佳い機会だと考えます。士協会ブロードバンドネットワークを構築する佳い機会です。</blockquote><br />
<blockquote>3.土地情報整備と公開に寄与することによって、鑑定士の存在感向上<br />
　単に従来型事例カード整備を行うに止まらず、Mapシステムやデジタルカメラなどを活用して土地取引情報をより精密なものにして、開示情報の価値を高めることに寄与すべきと考えます。当然のことですが、蓄積情報を活用することにより鑑定評価及びその周辺分野の業務拡充につながるものだと考えます。</blockquote></p>

<p>一．情報開示制度についての理解不足（誤解）<br />
　2006/04から始まった、いわゆる新スキーム、すなわち<a href="http://tochi.mlit.go.jp/tocjoh/pr/outline_aboutank/system_outline/">不動産取引価格情報提供（開示）制度</a>は何を目的としたのかについて、理解不足だった、あるいは意図的に理解しなかった。　不動産の取引価格情報提供制度の目的は「誰でも安心して不動産の取引を行えるように、 数多くの取引価格情報を蓄積し、国民の皆さまへ提供していく、国の制度」であるにもかかわらず、不動産鑑定評価の取引事例収集制度であるがごとく矮小化して理解しようとしたことに、現状につながるそもそもの課題が存在するのです。</p>

<p>　不動産鑑定評価に関して云えば、「情報が充実することは、専門家にとっても重要です。不動産の取引価格情報の公表によって、不動産の鑑定評価もより多くの情報を活用して行えるようになれば、信頼性が一層確かなものとなります。」ことを目的としていた。　この本則に立ち返れば、現在直面する様々な問題を解決する方向が自ずと見えてくるのである。</p>

<p>　即ち、全ての方向は情報開示、情報共有にあったのだということです。決して情報の囲い込みや、情報データベースへのアクセス制限などの方向にはなかったということです。</p>

<p>二．デジタル化についての理解不足（誤解）<br />
　デジタル化の進展はコモデテイ化を惹き起こすものであると同時に、データベースの多面的機能的利用を容易にするものであり、さらには個人情報保護法との関連に十分留意しなければならないものであった。　すなわち主観的バイアスの掛けられたデータの持つ意味、データベース利用が招くであろう事象、データベース管理にかかわる安全管理措置の徹底などが吟味されなければならなかったのにもかかわらず等閑にされた。</p>

<p>　この件に関しては色褪せた記事ではあるが、それだけに時の流れに晒されて残る今に通じるものもあろうと考える記事がある。「<a href="http://bouen.morishima.jp/000054/index.html">鑑定評価のデジタル化 (1999年9月8日)</a>」と題する記事である。 <br />
<blockquote>　鑑定評価のデジタル化とは、データの共有とより高度なシミュレーションの実現に他ならない。個人が用意できるデータ量には自ずと限界があるから、共同でデータ作成を行うことが時間的にも経費的にも有効である。そして、共同作業を行うためには統一されたフォーマットが必須条件となる。これは、地価公示のパソコン化において実証されたように、統一フォーマットでデータを作成するからこそ相互にデータ交換が可能になるのである。そして一次的には土地価格数値比準表を用いたシミュレーションを行って、均衡のとれた的確な評価を実現しようとするのである。</p>

<p>　アナログ的鑑定評価がその使命を終えたわけではありません。今でも単件評価や個々の依頼者に深く丁寧に応えてゆくためには、アナログ的思考がかかせません。デジタル的処理のとても及ぶところではありません。しかし、このような単件評価も個々の依頼者への対応も、デジタル処理された大量データのバックアップや高度なシミュレーションの裏付けがあれば、より一層、輝きを増すのです。</blockquote><br />
三．ネットワークについての理解不足（誤解）<br />
　この件に関しては「<a href="http://bouen.morishima.jp/001438/index.html">間違いだらけのREA-NET (2008年8月19日)</a>」に述べているので、再掲はしない。　他にも「<a href="http://bouen.morishima.jp/002029/index.html">ReaNet接続の全面開示を求める (2010年11月13日)</a>」にも述べている。 </p>

<p>　要するに安全で便利で双方向性が維持できるコミュニケーション・ツールというものが、実現できたのにもかかわらず、Rea Netを矮小化あるいは誤解することにより、現在に至るまで問題を先送りしたのである。　今また、事例閲覧システム問題に矮小化しようとする傾向が認められるが、事例閲覧システムは鑑定協会ネットワークの一機能に過ぎないと云うことが置き去りにされようとしているのを懸念するのである。</p>

<p>『だから言ったじゃないの』などと言うつもりは更々ない。　伝えたいことは、今ようやくにして「新スキーム抜本改革」が俎上に上ったのであれば、問題の本質から目をそらさないでいてほしいのである。　問題を矮小化したり先送りしたりしないでいてほしいのである。　鑑定業界に余力が残されているあいだに、少しは痛みを伴う改革に立ち向かってほしいのである。　新スキーム導入について検討開始から既に八年、導入からでも六年が経過したのである。　失われた六年を取り戻す改革であってほしいと願うのである。 <a href="http://bouen.morishima.jp/002317/index.html">公共サービス改革の対象や市場化テストの対象</a>となってからでは、時既に遅いのである。</p>

<p>　何度も述べていることに「デジタル化の進捗はアナログを否定するものではない。」という表現がある。　このことの意味は「デジタル化できるものはすべて、もっと賢いか、安いか、あるいはその両方の生産者にアウトソーシングされてゆくであろう。それはコモデテイ化と表現してもよかろう。　であればこそ不動産鑑定士などの知的職業にたずさわる者は、人間同士の微妙な触れ合い（アナログ的リソース、ソリューション）に精通しなければならないのである。」と言い換えることができようと考える。</p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>茫猿の現実認識</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002320/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2012://1.2320</id>

    <published>2012-02-03T00:04:14Z</published>
    <updated>2012-02-03T08:06:37Z</updated>

    <summary>　昨日の記事「事例管理と鑑定評価」を両三度読み返してみて、ふと気付いたのである。...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　昨日の記事「<a href="http://bouen.morishima.jp/002319/index.html">事例管理と鑑定評価</a>」を両三度読み返してみて、ふと気付いたのである。　この記事は現実認識に欠けた空理空論と受け取られかねないと気付いたのである。</p>

<p>　鑑定評価の<a href="http://bouen.morishima.jp/001869/index.html">コモデテイ化</a>が止めどなく進み、業務内容がいわゆる簡易鑑定や価格調査報告に傾斜し、業務報酬の低廉化に歯止めが無くなってる状況、すなわちマイナスのスパイラル現象に抗しようもない状況を認識していない、過去の成功体験を追憶するだけの提言と受け取られているのではないかと危惧するのである。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　鑑定評価及び周辺業務の日常化とデジタル化が進むことは、鑑定評価業務のコモデテイ化が進むことに他ならず、現在の業界に起きている事象は避け得ない必然といえるのであろう。　とはいっても避け得ないからと云って、そこに甘んじていれば「簡易化・簡便化と低価格化」の罠からいつまで経っても解放されないだけでなく、衰退に歯止めが掛からず衰亡に向かって往くだけのことであろう。</p>

<p>　現実をそのように認識すればこそ、不動産鑑定士としても鑑定業者としてもさらには鑑定業界としても、然るべき対応策を考えなければならないのである。　その対応策が囲い込みや排除や規制強化の論理に立つとすれば、そのような行動がコモデテイ化の波に埋没していった事例は歴史が数多く教えるところでもある。</p>

<p>　前号記事「<a href="http://bouen.morishima.jp/002319/index.html">事例管理と鑑定評価</a>」の背景には「<a href="http://bouen.morishima.jp/001869/index.html">頂門の一針（2010年2月24日）</a>」が存在するのである。　頂門の一針より再度引用する。</p>

<blockquote>　医師、弁護士、建築家、会計士などの知的職業にたずさわるアメリカ人は、人間同士の微妙な触れ合いに精通しなければならない。なぜなら、デジタル化できるものはすべて、もっと賢いか、安いか、あるいはその両方の生産者にアウトソーシングできるからだ。 
　バリューチェーン（価値連鎖）をデジタル化でき、切り分けることができ、作業をよそで行えるような活動は、いずれよそへ移されます。
　以上、『フラット化する世界 』 フリードマン 日本経済新聞社刊より引用。</blockquote>

<blockquote>　今や、他者が作成した鮮度が劣る資料（いわゆる四次、五次データ）に過度に依存する旧来型の鑑定評価とは決別すべき時なのである。　そして鮮度の新しい三次データ等を基礎として、自らが個々の資料の詳細を調査し、一次データ及び三次データさらには多くのWeb市場データ等を母集団とした地理情報的解析や時系列分析結果を背景とする、本来あるべき姿の鑑定評価に転換してゆく得難い機会としたいものである。

<p>　鮮度の落ちた過去データの囲い込みにこだわっているあいだは、鑑定評価の未来はないし、エリアに密着し精通する地元鑑定士の優位性も発揮できないと知るべきであろうと考えるのだが、一向に気付いて頂けないのが残念なことである。</blockquote></p>

<p>　他者が作成した資料の使い廻しに甘んじる、あるいはそれで十分とする業務依頼の全てを茫猿は否定するものではない。　そこに市場の需要が存在するのであれば、それに応えようとする鑑定等業者が現れるのも必然であろうし、それを一概に非難することでもない。　だが、そこに安住する道は取らない、少なくとも取りたくない、であれば別の道を模索したいと考えるのである。</p>

<p>　ナンバーワンの道を取らずオンリーワンの道を選びたいし、多量データの取扱に習熟したいと願うと同時に、個別データの解析ノウハウを高めたいと願うのである。<br />
別の表現をすれば、三次データに関わる個別属性データを充足し、その解析ツールを精緻化したいのであり、母集団としての三次データさらには一次データやWeb市場データの解析ノウハウに習熟したいのである。　それらは個々の鑑定士として必須であろうが、同時に個々の鑑定士の努力を支えるエリアに集う鑑定士の協働作業が欠かせないし、鑑定業界の支援も欠かせないと考えるのである。</p>

<p>　集合体としての鑑定業界が個々の鑑定士を支えてゆくような「資料管理」でありたいと考えるのである。それは決して古き良き時代を懐古するものではなくて、デジタル時代に即応した鑑定評価のあり方を模索するものでなければならないと考えているのである。　茫猿が悉皆調査の充実、ネットワークの整備、地理情報の習熟を唱え続けてきたことの意味は、まさに其処にあるのです。　その一点において『鄙からの発信』は発信開始以来いささかも揺らいでいないのです。</p>

<p>　今一度、別の表現をしてみましょう。鮮度の劣る四次または五次データは閲覧に供されるまでに最短でも三ヶ月以上のタイムラグがあります。　しかし、この鮮度落差は大きな問題ではありません。　最も大事なことは他者が整えたデータを、自らの鑑定評価の基礎とする不都合さです。　事情補正、時点修正、標準化補正、配分法などのとても大事な属性データについて他者の施したバイアスを、的確に吟味補修正することなく採用する不都合さを糺さなければならないと考えます。</p>

<p>　その上で、如何なる改革改善も個々の鑑定士による三次データの有効な利活用を阻害するものであってはならないと考えます。　ここでいう有効な利活用とは、直接的利活用に止まらず、地価動向等を解析する母集団としての三次データであることは云うまでもないことです。<br />
　</p>]]>
    </content>
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    <title>事例管理と鑑定評価</title>
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    <published>2012-02-02T10:16:01Z</published>
    <updated>2012-02-03T09:18:29Z</updated>

    <summary>　新スキーム改善問題について、新スキームという名称に速やかに決別すべきと総会並び...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　新スキーム改善問題について、<a href="http://bouen.morishima.jp/001679/index.html">新スキームという名称に速やかに決別すべき</a>と総会並びに『鄙からの発信』で提案したのは2009.06.20のことであり、既に二年半も前のことです。「<a href="http://bouen.morishima.jp/001438/index.html">間違いだらけのREA-NET</a>」と題する記事を掲載したのは2008年8月のことです。</p>

<p>　2011年度末が近くなり、新スキーム改善問題に相応の結論を出すべき時が迫ってきました。　<a href="http://bouen.morishima.jp/002312/index.html">ネガテイブリストの解消</a>に留まって、中途半端な改善策に留まれば、次年度以降にさらなる改善を求められることになるでしょう。　今こそ抜本的施策を採用して将来展望を拓くべきであろうと考えます。</p>

<p>　痛みを伴わない改革などは有り得ないと自覚すべきであり、痛みを乗り越えた後に何を得ようとするのかが肝要なことでしょう。　安全性担保や透明性確保などは当面する改革目標ではあるが、戦術目標に過ぎないのである。　改革の先に不動産取引悉皆調査制度を確立し、調査から得られる資料の利活用安定性を<a href="http://bouen.morishima.jp/002295/index.html">デイファクトスタンダード</a>として高めること、並びにそれらに伴う鑑定評価の将来展望を戦略目標と位置付けるべきである。　以下、テーマ毎に述べてみます。<br />
</p>]]>
        <![CDATA[<p>一．閲覧業務の安全性担保について<br />
ａ．トレーサビリテイ確保の為に、閲覧業務デジタル化の完全実施を図る。<br />
　この件は、資料の収集・管理・閲覧・利用に関する規程第４条の「努力目標規程」を、実施期日を特定した「達成目標規程」へと改訂すればよいのであり、不動産取引価格情報提供制度に係る情報の取扱基準を全面実施すればこと足りるのである。<br />
ｂ．閲覧システムの基本仕様はRea Netが有する機能を充足すれば十分であろう。　ここで云う機能とはRea Jirei に関わることのみでなく、Rea Info、Rea Data、Rea Mapを含めてのイントラネットワークに関わることである。 <br />
ｃ．事例資料の使廻しを排除する為に、公的評価利用（公示・調査・相評・固評）後のデータ消去義務化も並行して図るべきである。</p>

<p>二．閲覧業務の透明性確保について<br />
ｄ．閲覧機会及び閲覧料について、士協会内外格差並びに鑑定協会内外格差の解消を図る。</p>

<p>三．閲覧料及び資料作成実費等について<br />
ｅ．閲覧料の統一と作成実費補填額の支払いを実現する。<br />
ｆ．閲覧料請求と納付事務のデジタル化処理を図る。<br />
ｇ．公的評価利用については、一括ダウンロード及び閲覧料割引等の特例を検討する。</p>

<p>四．各項目についての詳細<br />
１．ｂ項に関連して、アクセス管理<br />
　閲覧システムのアクセス管理は会員管理と一体化したオープンソース接続認証システムを採用すれば十分と考える。　同時に、Rea NetのうちRea Data、Rea Info、Rea Map 等機能をリンクすれば、鑑定協会の情報交換、共有を目的とするイントラネット・グループウエアが完成できます。　なお、Rea Netに採用するJarea認証の更新は現在年一回ですが、安全性の観点からは三年に一回程度で十分と考えます。</p>

<p>２．ｆ項に関連して、閲覧料決済システム<br />
　閲覧料はカード決済又は口座引落をシステム化すべきであり、閲覧料の全国一元管理を行うべきと考える。　仮に士協会窓口閲覧を認める場合も、会員のIDとPWを要求することにより決済システムの利用は可能と考える。　鑑定協会は既にカード決済システムを稼働させているし、　士協会に閲覧料徴収を委託することは、士協会内部だけならともかく全国の外部閲覧者の閲覧料徴収は事務的な煩瑣を招くだけである。　さらに付け加えれば、士協会外部会員について士協会窓口閲覧に制約することは独禁法に規定する差別的行為禁止に抵触する可能性がある。</p>

<p>３．ｇ項に関連して、閲覧料と公的評価<br />
　全国一律の閲覧料を設定する場合にも、相評と固評については公的評価特例を設けられるべきと考える。　公的評価に関わる資料利用について、相評、固評については士協会会長の責任による一括ダウンロード、利用者への配布を認めるべきと考える。　　割引料率は25％～50％とし、士協会会長へ請求すればよいであろう。</p>

<p>　当然のことながら目的外利用は禁止し、目的外利用が判明したら特例は適用されず、一般鑑定閲覧に移行されるものである。　一括ダウンロードを行わない士協会は、一般鑑定利用と全く同様に閲覧供用し、かつ同額の閲覧料を支払うこととすればよい。</p>

<p>４．ｅ項に関連して、閲覧料と実費主義<br />
　閲覧料の一括管理を行うことにより、閲覧料を資料作成件数に応じた傾斜配分が可能となります。　閲覧料は閲覧の都度、納付される。　納付額を四半期毎に集計して、システム維持費を控除した後に、新スキーム事例作成件数に応じて士協会あるいは作成者へ配分する。<br />
　閲覧料の積算は、システム維持費（閲覧１件あたり200～300円）と事例作成実費補填額（事例１件あたり、3000円程度？）を基礎として、次のようになると考えます。閲覧料は低額な方が好ましいという意見も存在しますが、作成者（調査担当者）と利用者の衡平を図るためには相当額が望ましいと考える。　同時に鑑定評価や価格調査の低廉額受注がこれ以上蔓延しないためにも、社会通念上からして妥当な額を授受すべきであろうと考える。</p>

<p>５．閲覧料見込額の試算（一般鑑定評価利用についてのみの概算額）<br />
・事業実績による平年度鑑定評価受託件数　　約20万件<br />
・１件あたりの事例件数　　５件　事例総計　5事例×20万件×歩掛率（0.5）＝50万件<br />
・公的評価を除く閲覧収入　　50万件×（閲覧料）2000円＝10億円<br />
・年間のシステム維持費等　　約5億円？<br />
　当該額にはアンケート郵送費、システム維持費、システム改良費そして調査研究等投資経費が含まれる。　残余の額は作成実費補填額として配布されるものである。</p>

<p>五．事例カード二枚目等と士協会アドバンテージ<br />
　二枚目は基本的に閲覧システムの管轄外とする。　二枚目の管理は士協会に委ねることとして、閲覧記録その他を閲覧システムに準じて管理保存する。　この際にアナログ管理も是とする規程であればよいと考える。　例えば、「デジタル管理を行うよう努める。」などといった書き方であり、公的評価の範疇とする相評及び固評に於ける二枚目の取扱は特例を認める。他にも次項に述べる将来構想が地域毎に実現してゆけば有効な士協会アドバンテージとなるであろう。　鑑定協会のみならず士協会にも新スキーム改善を契機とする将来構想実現に邁進して頂きたいと願うのである。</p>

<p>六．将来構想<br />
　閲覧料の一元管理は、システム維持費を捻出するだけに留まらず、鑑定評価と悉皆調査の将来構想として結びつけて考えるべきである。　つまり、将来構想を実現する投資を行う戦略構想でありたいと考えます。<br />
・地理情報を活用して、事例散布状況のメッシュ分析を開始する。<br />
・Web市場における売り希望情報をネット集計して、売却物件の市場滞留性調査を行う。<br />
・新スキームデータを活用して地価動向分析研究を開始する。<br />
・区分所有事例を手始めにヘドニックアプローチ等研究調査を開始する。<br />
・収益物件事例の利回り調査を制度化する。<br />
　等々の様々な鑑定評価の将来に資する調査研究費を捻出することが可能であるし、そのような料金体系を提示して理解を求めるべきと考える。</p>

<p>　今や、他者が作成した鮮度が劣る資料（いわゆる四次、五次データ）に過度に依存する旧来型の鑑定評価から決別すべき時なのである。　そして鮮度の新しい三次データ等を基礎として、自らが個々の資料の詳細を調査し、一次データ及び三次データさらには多くのWeb市場データ等を母集団とした地理情報的解析や時系列分析結果を背景とする、本来あるべき姿の鑑定評価に転換してゆく得難い機会としたいものである。</p>

<p>　鮮度の落ちた過去データの囲い込みにこだわっているあいだは、鑑定評価の未来はないし、エリアに密着し精通する地元鑑定士の優位性も発揮できないと知るべきであろうと考えるのだが、一向に気付いて頂けないのが残念なことである。</p>

<p>　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120202yuki.jpg"/><br />
　昨夜は等高線間隔が狭くて東海沖に寒冷前線があったから、今朝は雪だろうと思っていたら案の定、この冬最大の積雪（20cm？）になりました。</p>

<p>　今朝の朝日新聞は、大手銀行等の国債の有力な買い手が、いよいよ「急落シナリオ」を想定した日本国債の価格急落に備えた「危機管理計画」を作り始めたという記事を一面トップに掲載している。　千四百億兆円ともいわれる日本国民が保有する金融資産残高と国や地方自治体等の債務残高が近づきつつあることを考量すれば、国債急落シナリオも想定内のこととなりつつあるのであろう。　鑑定評価もまだまだ余力があるうちに将来展望を真剣に考えなければならない時期に至っているといえるのであろう。</p>]]>
    </content>
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    <title>薄化粧</title>
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    <published>2012-01-26T00:38:15Z</published>
    <updated>2012-01-27T01:20:44Z</updated>

    <summary>　雪国では除雪予算を使い果たしてしまうほどの豪雪に悩んでいると報じられている。我...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　雪国では除雪予算を使い果たしてしまうほどの豪雪に悩んでいると報じられている。我が鄙里では雪の少ない冬を過ごしている。　<a href="http://bouen.morishima.jp/002071/index.html">昨冬（2011.01.17）</a>も<a href="http://bouen.morishima.jp/001832/index.html">一昨冬（2010.01.01）</a>も除雪しなければ車を出せないほどの雪景色を眺めたが、この冬は今のところ薄化粧程度にとどまっている。　日毎に陽射しの暖かさを感じてはいるが、まだまだ冬が終わったわけではないし、梅の開花もいつもよりは遅れている。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　何ということもなく過ぎてゆく日々のなかに2012年も一ヶ月が終わろうとしている。<br />
鑑定業界にかかわることは日に日に少なくなっているのだし今さらの感も当然のことなのだが、なかで新スキーム問題だけは気懸かりである。年度内決着を目指す理由も垣間見えるのであるが、無理筋を通すことの是非も思わされる。どうせ無理筋ならばいっそのことひとっ飛びに懸案の一挙解決を目指せばよいのにと思えるが、そこまでの腰の据わりも見えてこない様子である。　執行部よ腰を据え腹をくくって当たれと、鄙からエールを送るのである。</p>

<p>　いずれ月が替われば、<a href="http://bouen.morishima.jp/001679/index.html">新スキーム（名）を捨てる時（2009.06.20）</a>に始まる一連の記事に相応の決着を付けてみようと考えているところである。 根幹にふれるような大事を考える時には「<a href="http://bouen.morishima.jp/000881/index.html">見えないものを</a>」と思うのである。自分たちの利害得失から考えるのではなく、これから業界へ来たるであろう人々のことを頭において考えてみたいし、自らの立場からだけではなくて社会目線世間目線から見てみたいのである。</p>

<p>　さて、茫猿以外には何の変哲も興味もない今朝の薄化粧である。 山茶花は終わり近く、開ききったロウバイにも雪が被っている。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120126yuki-2.jpg"/></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="120126yuki-1.jpg" src="http://bouen.morishima.jp/2012/01/26/blog-archive/img/120126yuki-1.jpg" width="450" height="333" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>　そして、蕾がふくらみ始めた梅。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="120126ume.jpg" src="http://bouen.morishima.jp/2012/01/26/blog-archive/img/120126ume.jpg" width="450" height="423" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>《閑話休題》<br />
　畏友<a href="http://www.tahara-kantei.com/column/column855.html">田原氏のホームページが満十周年</a>に達したとのことである。　十年間、延べ855本のコラムが掲載されてきたという。　氏のサイトの特徴は賃料及び利回り関連記事、そして事業用不動産に関わる記事の豊富さにある。　『鄙からの発信』などには及びもつかない専門性の高さを維持している。</p>

<p>　当該記事のなかで田原氏はこのようにも述懐している。<br />
<blockquote>　辛辣な不動産鑑定評価批判の記事を書いていることは、不動産鑑定業は情報産業の業種であり、情報の世界に生きているのが不動産鑑定士であることを、不動産鑑定士は理解していないのではなかろうかと実感するからである。<br />
　また、物事の基準と言うものは、作られた直後から陳腐化が始まり、次のより良い基準への動きに移るものである。　そして現行基準が実態に合わなくなると改正される事になるのである。</blockquote></p>

<p>　田原氏の申されるとおりであろうと茫猿も考える。　不動産鑑定評価は優れて情報産業であるし、であるからこそ業界全体として情報の質と量を高めてゆかなければならないのであり、そのことこそが生命線であろうと茫猿は考えている。　さらに情報の質と量のみならず、情報を集積するために協働し共有するツールを強固にしてゆく作業も欠かせないものであると考えている。　悉皆調査や地理情報やReaNetにこだわり続ける所以でもある。　しばらく氏にお会いすることなく無沙汰を続けているのだが、彼のサイトが十年目を迎えたことをお祝いし、二十年目を迎えることを祈念し、次の上京機会にでも一献酌み交わしたいなどと考えているところである。</p>]]>
    </content>
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    <title>公共サービス改革の話</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2012://1.2317</id>

    <published>2012-01-23T23:20:41Z</published>
    <updated>2012-01-24T04:56:31Z</updated>

    <summary>　鑑定業界ではあまり語られることのないことであるが、「公共サービス改革：官民競争...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　鑑定業界ではあまり語られることのないことであるが、「公共サービス改革：官民競争入札等推進」の行方が気に懸かるのである。　<a href="http://www5.cao.go.jp/koukyo/hourei/hourei.html#a">公共サービス改革法</a>に基づき「公共サービス改革基本方針」を改定し、事業仕分け等で更なる民間参入促進を指摘されたものなど計30事業を同法基づく入札の対象に追加されている。　平成18年以来、行政刷新の様々な取組と連携を図りながら公共サービス改革が進められており、毎年のように閣議決定で新たな取り組みが追加されている。　平成23年7月15日にも<a href="http://www5.cao.go.jp/koukyo/kihon/pdf/110715kihon.pdf">今年度の基本方針</a>が閣議決定されている。<br />
</p>]]>
        <![CDATA[<p>　公共サービス改革の対象としては、以下の業務が市場化テスト等対象として取り上げられているのであるが、鑑定業界と関連するであろうと考えられるのは、（１）統計調査関連業務である。他にも（４）行政情報ネットワークシステム関連業務が関連対象として浮上する可能性もあるだろう。<br />
（１）統計調査関連業務<br />
（２）公物管理等業務<br />
（３）施設管理・運営業務及び研修関連業務<br />
（４）行政情報ネットワークシステム関連業務</p>

<p>　統計調査関連業務等として基本方針に具体的に記載されているのは、内閣府：消費動向調査、金融庁：公認会計士試験事業、総務省：科学技術研究調査等、法務省：登記関連業務、財務省：民間給与実態統計調査、厚生労働省：社会福祉施設等調査及び介護サービス施設・事業所調査、農林水産省：生鮮食料品価格・販売動向調査等、経済産業省：企業活動基本調査、国土交通省：建設関連業等の動態調査等、測量士・測量士補試験事業、環境省：環境省所管の統計調査　等々、実に様々な事業が市場化テスト対象として列挙されている。</p>

<p>　これらの市場化テスト対象に、近い将来、土地取引動向調査関連事業などが含まれることが有り得るのか否か、注目していなければならないと思われる。　同時に、その対応準備も怠ってはならないことであろう。　思い起こせば、新スキームの端緒はこれら一連の規制改革に始まっているのである。</p>

<p>　とはいっても、今の業界では取引事例の開示範囲がどこまで拡げられるのか、負担がどのように増すのかだけが関心事であり、根底を覆すことになる恐れなど何ほども感じていない様子である。　鑑定評価に採用する取引事例をどのように確保するかという狭い視点から依然として抜け出せない鑑定業界に未来があるとは、とても思えないのである。</p>

<p>・Webから市場売出情報を得て、成約情報とリンクさせて市場滞留状況を調査する。<br />
・様々な手法を駆使して、成約結果の不明な取引情報のフォローアップを図る。<br />
・地理的散布状況の分析、時系列的推移動向の分析。<br />
・地理情報ツールを高度化して属性情報の濃度を高める。<br />
・個別情報の背景を掘り下げる調査手法の確立。<br />
・数値比準表の精度を高めて比準価格の存在感を高める。　等々</p>

<p>　将来のために着手しなければならないことが山ほど在るのに、士協会内外で閲覧を如何にして制約し、既得権を守るかに汲々としている状況、あるいは非正規利用のあぶり出しに汲々としている状況は、末期的症状を呈しているとも云えるのであろう。</p>

<p>　<a href="https://www.fudousan-kanteishi.or.jp//japanese/VisionHP/Vision201105.pdf">2011.06.01 Vision</a>は、その末尾で「産業としての確立に向けて」と題して、次のように述べているののだが。《言うは易く行うは難しと、嘯くのは容易いことだが》</p>

<blockquote>　現在、我が国では、あらゆる分野において、構造改革を迫られている。このような状況において、近年、弁護士、公認会計士等のいわゆる専門資格者の在り様についてもさまざまな変革の取り組みが行われており、資格付与の仕組みやその養成の在り方はもとより、それぞれの専門分野における既存の規制の見直しや事業領域の拡充にまで及んでいる。

<p>　鑑定業は、数ある専門資格者の事業分野でも特異な側面を有している。それは、公的土地評価を中心にした官公需の存在であり、鑑定評価制度創設以来、結果として官公需に依存した事業拡充が一定の成果を収めたが故に、いまだに官公需頼みの事業体質から脱却できない状態にある。</p>

<p>　しかしながら、「Ⅰ．現状認識」で分析したように、個人を始め、様々な民間の経済主体から、不動産に関わる機会の増加や不動産を有効・適正に利活用することの必要性の高まりに伴い、不動産にかかる多様な情報サービスの提供を期待されている。</p>

<p>　これに真摯に取り組むことこそ、専門資格者として資格を付与された鑑定士の使命ではないだろうか。この使命を果たすための取り組みは、鑑定士にとっては、社会に根ざした持続的な鑑定評価制度を確立することにほかならず、それは、鑑定業が産業として確立するプロセスであり、その担い手である鑑定士の専門家としての地位を確立する道であるといえる。</blockquote><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>両国界隈にて</title>
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    <published>2012-01-20T22:45:29Z</published>
    <updated>2012-01-21T04:18:16Z</updated>

    <summary>　01/17は理事会開催日そして賀詞交換会、01/19は新スキーム改善小委開催日...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　01/17は理事会開催日そして賀詞交換会、01/19は新スキーム改善小委開催日ということで、東京-岐阜間往復の連続はきついので三日間在京しました。　間の日01/18は東京フリーデイとしたのです。　前夜というより日付が変わるまで白金台、品川、神田とはしご酒を過ごした翌朝、一日をどう過ごそうかと新聞を眺めていましたら、大相撲は横綱白鵬と新大関稀勢の里が結びの一番に組まれています。</p>

<p>　そこで先ずは両国へ行き当日入場券を確保し、半日を両国界隈の散策と決めました。　赤羽の定宿を出てから京浜東北線・秋葉原を経由して両国駅へ、国技館では二階A2席を難なく確保、行き違う相撲取り若衆の鬢付け油の甘い匂いに鼻をくすぐられながら向かう先を探していましたら、国技館の隣は江戸東京博物館です。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　<a href="http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/">江戸東京博物館</a>の企画展は平清盛展と掲示されていますから、平家納経を拝観するのも良しと考えたのです。　ところが01/18は月一回のシルバーデーということで65歳以上は無料入場日なのです。　一度はラッキーと思いましたが幸不幸は紙一重、二千万東京都は有数の高齢者社会でもありますから、館内は押し寄せる先輩高齢者でたいへんな混雑状態です。</p>

<p>　目当ての平家納経は展示物に近寄ることも叶わない人だかりで早々に諦めて、常設展示の江戸ジオラマを観てから昼食をと考えましたが、館内食堂も空席待ち状態でした。<br />
<a href="http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/permanent/index.html">写真は両国橋ジオラマです。</a><br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120121jiolama.jpg"/></p>

<p>　江戸東京博物館を出てからしばらく両国相撲部屋界隈を歩いたあと、昼食は国技館向かいの親方衆もよく立ち寄るというステーキハウスですませ、<a href="http://www.visit-sumida.jp/spot/SpotDetail/tabid/60/pdid/349/catid/26/Default.aspx">旧安田庭園</a>を覗いてから国技館へ入場しますと関取衆の場所入りに出会えました。写真は前日の取り組みで横綱に初白星を挙げた関脇鶴龍関の場所入りです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120121kakuryu.jpg"/></p>

<p>　目当てにした結びの一番は、横綱の強さを見せつけただけのあっけなさでしたが、場所の雰囲気を二十年ぶりに味わい、はね太鼓に送られて国技館を出るのも心地良いものでした。ほろ酔い気分のままに隅田川へ出て川風に吹かれていますと、水上バスは場所中限定の臨時便が浅草まで運航されています。　よし、浅草へ出てから地下鉄で銀座へ向かえと、船客となったのです。　この短い船旅が随分と拾いものでして、川面からスカイツリーを堪能できたのです。　夜空におぼろに浮かぶスカイツリーは美しい見物でした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120121skytree.jpg"/></p>

<p>　銀座八丁目金春通りの顔馴染み・藤田にて夕食そして新橋の馴染みバー・アントンでこの日は終わりです。上京機会も残り少なくなるなか、佳い一日を過ごさせてもらいました幸せに感謝します。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120121chiket.jpg"/></p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>お年玉・ピンバッジ</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2012://1.2315</id>

    <published>2012-01-20T18:02:21Z</published>
    <updated>2012-01-27T02:03:12Z</updated>

    <summary>　とても嬉しいお年玉をいただきました。　鑑定協会賀詞交換会の席上で、小江戸のＩ氏...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="只管打座の日々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="線路ハ何処迄モ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="鉄道" label="鉄道" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　とても嬉しいお年玉をいただきました。　鑑定協会賀詞交換会の席上で、小江戸のＩ氏が私に近寄ってきて、「差し上げます」と申されるのである。<br />
　手渡された品を拝見すると、<a href="http://www.hakone-tozan.co.jp/">箱根登山鉄道・開業90周年記念</a>ピンバッジセットである。茫猿が鉄道ファンであることをご存じだったとみえて、この正月、箱根に遊んだ折りに買い求め、その日手渡し頂いたのである。<br />
　茫猿如きをお気に掛けて頂いたこと、わざわざ持参頂いたこと、とても嬉しいことである。　有り難く受け取らせていただいたお年玉なのである。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　記念ピンバッジは我が鉄道グッズ保管庫の棚に鎮座している。<br />
　　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120121hakone.jpg"/></p>

<p>　茫猿が箱根登山鉄道の乗客となる機会が無かったわけではないが、その時の混雑状況に腰が引けて<a href="http://bouen.morishima.jp/001118/index.html">大雄山鉄道へ行き先変更</a>したので、箱根登山鉄道は未踏破なのである。　Ｉ氏のお年玉を機会に、近いうちに箱根を訪ねなければと思うのである。</p>

<p>　</p>]]>
    </content>
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    <title>Rea Netの現状と展望</title>
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    <published>2012-01-20T05:55:57Z</published>
    <updated>2012-01-20T06:22:43Z</updated>

    <summary>　2011年度を総括するにはまだ早いが、年度末が近くなれば鑑定協会の各委員会等に...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ＮＳＤＩ:地理空間情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ＲＥＡ－ＮＥＴ構築" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　2011年度を総括するにはまだ早いが、年度末が近くなれば鑑定協会の各委員会等においては次年度を見据えた事業総括と事業計画案つくりが開始される。　組織とはそういうものだし、plan-do-check-actというPCDA事業管理サイクルからすれば当然のことでもある。　最近ではcheckに代えてstudy（評価）を用いることも多いと聞く。</p>

<p>　そこでRea Netについて、その現状と展望について考えてみようというわけである。　かねてから何度も記事にしているように新スキーム問題の根幹はネットワーク問題に帰結するものであるし、Client Influence Problem問題にしたところでその帰結は情報の開示と共有に収斂されるのである。　だから、鑑定協会に於けるネットワークの有り様について論じることは、それほど的外れのことではないのである。</p>]]>
        <![CDATA[<p>一、Rea Netの現状について<br />
　2011年度のRea Map活用推進事業等を概括する前に、Rea Netの現状について若干ふれておきたいと存じます。Rea Netは事例閲覧（Rea Jirei）、データ・情報交換（Rea Data）、電子会議（Rea Info）並びに地理情報（Rea Map）の四つの機能から構成されています。　さらにRea Netを十全に運用するための機能として、アクセス会員管理機能並びに閲覧料徴収機能が付属しています。<br />
　Rea Netは情報安全活用委員会が2008年度より運用を開始していますが、その普及は遅々として進んでいません。その最も大きな理由は、Rea Netの運用主体が士協会に委ねられていることにあります。　Rea Netの運用基本指針には以下のように定められています。</p>

<p>運用の原則（2008年5月20日制定、Rea Net運用指針より）<br />
第４条　ＲＥＡ－ＮＥＴは、士協会の内部的な会員相互間のオンラインネットワークの構築及び士協会事務局における閲覧事務のコンピュータ化を主眼として運用されるものとし、その運営維持管理については、士協会を一つの単位として士協会が自らの裁量により主体的に行うことを原則とし、本会はこれを支援する。</p>

<p>　この運用指針がRea Netの全国普及に際して大きな障害となっていることは否めない事実であります。同時にこの運用指針は士協会単位における自主的かつ自律的運用を求めるものであり、地域の実情に応じた機能的かつ弾力的な運用を意図するものであることも否めません。<br />
　なお、運営維持管理を士協会に委託することの実質的意味は維持管理費用を士協会の負担のもとに置くということ以上の意味はありませんが、Rea Jireiに関わる維持管理費と、Rea Data、Rea InfoそしてRea Mapの維持管理費を混同しているところに大きな問題があると云えます。</p>

<p>2011年10月に鑑定協会業務課が主導して構築し運用が開始された「電子掲示板（BBS）」が誕生した経緯も、それらRea Netの運用実態が背景に存在します。</p>

<p>　新スキーム改善第一事案において、Rea Jireiの増強改良を目指すことなく、新しい閲覧システムを構築しようと企画されていることの背景にも、この運用実態が反映しているものと思われます。　Rea Netの運用指針を現状のままに士協会の自主管理に委ねておくべきか、鑑定協会全体を統括するネットワークシステムとして再構築すべきかが問われている時機にあると思われます。</p>

<p>二、Rea Mapの現状及びMap Clientについて<br />
　地理情報活用検討チーム（NSDI-PT）が構築して、2010年度より東京、大阪など全国１４の都府県士協会にて試験施行が実施されたRea Mapは、現在も試行が継続中です。　この試行中のRea Map は以下の仕様です。<br />
ａ.背景の電子地図は地理院地図及びYahoo Map（変更可能）を使用している。<br />
ｂ.搭載データは地価公示、地価調査、相続税標準地、固定資産税標準宅地、並びに取引事例である。　公示、調査データについては国土数値情報を用いるものであり、その他の評価データ並びに事例データは参加士協会が提供するデータを、当該士協会会員に限定して閲覧に供している。<br />
ｃ． Rea MapはRea Netの機能の一部であり、Rea Jireiともリンクするものである。Rea Mapにて閲覧参照できるエリアは所属士協会所掌エリアに限定されている。</p>

<p>　2011年度はRea Mapの機能を向上させるものとして、事例資料等地理情報（緯度経度等）取得システムとしてのMap Clientの構築に着手し、2011.09よりRea Netにおいて全国開示を開始している。　Clientの意味はネット上の地図（Yahooもしくは地理院地図）を背景図として使うが、データはクライアントマシン上におきオフライン作業を行うという意味である。 <br />
　さらに、以上の工程で取得した事例地地理データや標準地地理データを読み込んで地図に表示するモジュールとしてMap ClientⅡを開発し、2011.10より全国開示したところです。Map ClientⅡでは、標準地のメモ価格を表示して、価格の均衡を検討するほかに、事例地の位置修正も可能である。</p>

<p>　Map Clientは開示したものの、一部エリアでの試行並びに限られた会員の利用に止まっており、地理情報（緯度経度情報）活用が全体の流れとはなっていない。それは情報安全活用委のアナウンス不足もあるが、関連機関の理解不足に帰するところが多いといえよう。　今後の鑑定評価にとって必要不可欠と考えられるツールを用意することがNSDI-PTの本旨であり、</p>

<p>三、Rea Net並びにRea Mapの今後の展開<br />
　以上の説明でお判りのように、鑑定協会においては会員全員が参加できる（参加している）ネットワークは未だに存在していないのである。　情報処理加工を基幹業務とする不動産鑑定評価業界において、会員全員がアクセス可能な（イントラ）ネットワークが存在していないというのは驚くべきことであるが、協会ではさほどの問題とは意識されていないのがお寒い実情である。<br />
　適切なコミュニケーションツール無くして、鑑定協会の求心力を高めようなどと願うのは絵空事と知るべきであろう。　その意味からはReaNet本来の機能充実と発揮が図られ得る体制整備が待たれるのである。</p>]]>
    </content>
</entry>

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    <title>新スキーム改善問題の現況</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002312/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2012://1.2312</id>

    <published>2012-01-20T04:52:53Z</published>
    <updated>2012-01-20T22:44:15Z</updated>

    <summary>　昨2012.01.17：第288回理事会にて年度内理事会の開催予定は終わり、鑑...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="茫猿の吠える日々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　昨2012.01.17：第288回理事会にて年度内理事会の開催予定は終わり、鑑定協会現行役員の任期は事実上終了したと感じておりました。　とはいうものの、第46回総会第13号議案その他により、現役員（理事）任期は公益社団法人設立登記を行った日から最初に開催する総会の終結時までは残任期間を残しています。</p>

<p>　公表されている役員会日程によれば、2012.06.19開催予定の総会（新公益社団法人）までに４月理事会と５月理事会の開催が予定されており、次期新公益法人事業計画並びに予算審議という課題が存在します。　それらのなかでも群を抜いて重要であろうと考えられる事項は「新スキーム改善問題」決着であろうと考えられます。　そこで新法人移行問題と合わせて新スキーム改善問題について考えてみたいのです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　昨年初めに新スキーム改善について問題が提起されて以来、何回もの小委員会（新スキーム改善特別委員会・企画小委員会）開催、並びに本委員会開催、そして数次の常務理事会報告、理事会報告、士協会会長会議報告（諮問）等の他にも全国各地でのブロック説明会などの経緯を経てきました。</p>

<p>　しかし、問題点が会員に正しく理解されているというにはまだまだ遠い状況にあると見えます。　新スキームの現状を整理すれば次のように云えると考えます。<br />
1.現行の資料管理状況は個人情報保護法ガイドラインに照らしてみて、十全の安全管理措置を充足しているとは言い難い状態にある。　しかも制度発足以来七年もの期間を無為に過ごしてきた。<br />
2.新スキーム関連資料を一般鑑定に利用する正統性が整理されているとは言い難い状況にある。<br />
3.新スキーム関連資料を鑑定協会会員が利活用するに際して、透明性が確保されているとは言い難い状況にある。</p>

<p>　以上の事柄については、『<a href="http://bouen.morishima.jp/000489/index.html">鄙からの発信』において何度も指摘してきた</a>ことですから、ここではこれ以上はふれません。　今茫猿が問題であろうと考えるのは、前記三項について危機感を煽るネガティブキャンペーンに偏より過ぎてはいないかということです。<br />
　執行部が危機感を表明するのであれば、まず最初にしなければならないことは、七年間も問題を放置してきたこと、あるいは問題の存在に気付かないふりをしてきたことについて、その責任の所在を明らかにしなければならないということです。</p>

<p>　問題点の存在について正しく説明されることなく新スキーム調査に協力することのみ要請され続けてきた挙げ句、突如として管理方法を改める、あるいは開示方法を改めると通告されても、多くの会員は戸惑うばかりであろうし、資料開示がもたらすかもしれない業務機会の変化について不安のみ感じるのもやむを得ないことと思われます。</p>

<p>　さらに、この問題については2011.06及び2011.11の二回に及ぶ士協会会長会議にて経過報告並びに説明が行われました。　この報告等は事実上、諮問と表現しても宜しかろうと考えます。　二回の会議席上では議論が錯綜し紛糾し、多くの士協会会長からの質問に対して納得し得る執行部答弁が行われたとは言い難い状況でした。　両会議は議論が並行し時間切れに終わったと記憶します。</p>

<p>　現時点においては、<br />
1.資料管理に関わる安全管理措置の徹底について、理解は深まったのであろうと認められます。<br />
2.しかし、資料を鑑定評価に利用することの正統性明示（十全の整理）については、何の光明も見出せないどころか、その至難さのみが明らかになったと云えます。<br />
この項に関しては「<a href="http://bouen.morishima.jp/002295/index.html">ディファクトスタンダード (2011年12月14日)</a>」をご覧下さい。<br />
3.長年のあいだ、資料を士協会が管理することにより得てきた地域密着・精通性というアドバンテージを失いかねない会員の不安は増幅こそすれ解消されていない。同時に協会執行部に対する根強い不信感とも云うべき求心性の欠落が見え隠れします。</p>

<p>　茫猿は新スキーム改善問題に一定の区切りを付けるとともに、新しいアドバンテージというか新しい地平線を示すことを望みます。この種の将来展望無くして、改善問題についての会員の理解は得られないと考えます。</p>

<p>一、透明性の向上<br />
　資料利活用の透明性向上は都市圏会員が地方圏資料の利用に便宜を図ることのみ言われますが、それだけではなくて透明性確保は地方圏士協会の内部においても透明性を図るものであるということを理解したいと思います。ただし、固評利用等に伴う透明性向上は極めて微妙な問題を孕むものであり、協会執行部が指摘することではなくて、士協会の自治に委ねられる問題であろうと考えます。士協会内部に於ける閲覧料徴収問題も同様であろうと考えます。</p>

<p>一、利便性向上<br />
　もっと重要なことは緯度経度情報等地理情報の活用により、資料作成における無用の手順をはぶき使い勝手のよい資料作成に資するものであること。<br />
　同時に資料の散布状況や価格帯推移を手軽に分析することが可能になり、それは面的な価格均衡分析や時系列的価格動向分析に大いに寄与するものであり、それらを随時行い得る地域在住鑑定士のアドバンテージを増強させるものであることであり、優れて士協会の自律性に委ねられるべきものであろうと考えます。　なお緯度経度情報を活用することから「いわゆる事例二枚目：位置図地形図」情報の取扱が話題となろうが、この問題は優れて士協会マターであり、前項と同様に士協会自治に委ねられるべきものであると考える。</p>

<p>一、存在感の強化向上<br />
　その種の日常的評価（分析）結果を地域社会に還元することによって、エリアに於ける鑑定士の存在感を増してゆくことが可能になる。　このことは士協会の自立ならびに発信力向上が不可欠であろうと考えられます。</p>

<p>一、地域密着の優位性<br />
　鑑定評価は本質的に地域密着性の高い業務である。　質的にも量的にもより地域性の高い資料並びにデータを保有し更新し発信し続けることは、その結果として地域からの信頼感を高めることにつながると確信できるのである。　その一つの具体例としては、資料の位置図・地形図などというアナログ資料はこの際廃止し、緯度経度情報に一元化すべきである。　同時に資料の背後に潜んでいる地域密着情報の深度を深め精度を高めてゆくことが地域に於ける鑑定士の存在感を高めると確信するのである。</p>

<p>　これらについて、2011ビジョンは既に幾つかの施策を提案しているものであるが、それにとらわれることなく士協会が地域性と独自性を発揮してゆくことが期待されるし、そうあらねばならないと考えます。　そういった際に各士協会が何を関連業界団体に提示できるかが問われているのであろうと考えます。</p>

<p>　従来からの業務延長線上でものを考えるのではなく、新しい発想が求められているのであり、その具体例が<a href="http://bouen.morishima.jp/002067/index.html">DI調査</a>であり、<a href="http://bouen.morishima.jp/001873/index.html">市民講座</a>であり、<a href="http://bouen.morishima.jp/002310/index.html">利回り調査</a>であろうと考えますし、他にも様々な試みが有り得るのだろうと考えます。　<br />
　それらの活動が直ちに好影響を業界にもたらすとは考えられませんが、二年三年と継続することにより望外の効果が得られるものと確信します。</p>

<p>一、開示の方向性<br />
　資料利活用の透明性向上だけでなく、須く開示してゆくのだという方向性に舵をとれば見えてくるものも多かろうと考えます。　適正な価格形成指標として鑑定評価が存在し、評価結果は<a href="http://bouen.morishima.jp/002106/index.html">開示が所与であるという方向性</a>を見定めることにより、資料利用の正統性も自ずと確立されてくるのであろうと考えるのです。</p>

<p>　今は法的制約下にあり守秘対象であるが、取引情報とか取引資料などというものは全面開示が相当であるという方向に鑑定業界が舵をきれば、自ずと状況は変わってくるのであり、そこでは個々の情報の掘り下げ度が問われるし、集合体としての分析能力が問われることとなる。　鑑定士が資料収集屋から脱却して、資料分析者として世間にその真価を問う状況が見えてくると考えるのである。</p>

<p>　新スキーム改善問題処理について協会執行部に望みたいのは、年度末任期切れに近い理事会に於ける機関決定を急ぐことなどではなくて、次年度の新公益法人理事会構成メンバーに予定されている全国士協会会長会議を有機的にかつ柔軟に活用することにより、多くの会員の理解と求心力を高めて頂きたいと考えます。</p>

<p>　01/17理事会において緒方会長は三月に臨時理事会を開催して新スキーム改善一次案の承認を求めると云った意向を漏らされましたが、見切り発車的な行動は避けてほしいものです。<br />
　もう一言、構築を予定する管理閲覧システムについて述べれば、現行のRea Netと構築予定システムとのあいだに大きな差異は存在しません。　Rea Netの拡大充実では図れない何が存在するのか、いまだに明らかにはされていませんが、この既存システムの適否を忌憚無く示すことも、問題解決の橋頭堡になろうと考えるのです。</p>]]>
    </content>
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    <title>第288回理事会報告</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002314/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2012://1.2314</id>

    <published>2012-01-19T23:17:55Z</published>
    <updated>2012-01-20T01:14:36Z</updated>

    <summary>　2012年1月17日　第288回理事会が東京都港区白金台・八芳園にて開催されま...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　2012年1月17日　第288回理事会が東京都港区白金台・八芳園にて開催されました。本記事はその報告です。<br />
「理事会議題」<br />
（1） 公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会関連規程の制定について<br />
（2） 公益社団法人化が平成24年4月2日以降となった場合の対応について<br />
（3）「鑑定評価監視委員会規程」の一部改正について<br />
「報告事項」<br />
（1） 委員会報告<br />
（2） その他<br />
</p>]]>
        <![CDATA[<p>議題（1）公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会関連規程の制定について<br />
　公益認定申請との関連から、役員旅費規程並びに研究論文審査会規程の部分修正そのた事項について審議、原案のとおり了とされる。<br />
　<br />
議題（2）公益社団法人化が平成24年4月2日以降となった場合の対応について<br />
　多数の公益認定申請が行われている関係から、認可が平成24年4月2日以降にずれ込む可能性もあることから、その際に於ける予算取扱並びに会費に関する経過措置を審議、原案のとおり了とされる。</p>

<p>議題（3）「鑑定評価監視委員会規程」の一部改正について<br />
　鑑定評価監視委員会規程の部分改正について審議、原案のとおり了とされる。</p>

<p>報告案件　各委員会審議経過の報告が行われた。詳細は協会サイト：理事会並びに委員会報告を参照されたい。　一部事項についての森島理事の質問並びに執行部答弁の経緯は以下のとおりです。</p>

<p>「事業実績報告書の開示について」<br />
　<a href="http://tochi.mlit.go.jp/kantei/daijin_kensaku.htm">事業実績報告書の開示問題</a>について、質問致します。前理事会におけるM理事からの質問に対する執行部のご回答として、顧問弁護士との協議並びに然るべき公表方法について所管庁へ申し入れるとのご見解をいただいております。　顧問弁護士との協議結果並びに所管庁への申し入れ結果について、経緯の報告を求めます。特に然るべき公表方法とは具体的に、如何なる公表方法を提案されたのかお示し下さい。</p>

<p>　事業実績報告の開示については、大臣登録業者については既に平成22年分がWeb開示されているところですが、2012.04よりは知事登録業者についても開示が予定されています。　小規模事業者が多い知事登録業者の事業実績報告をWEB開示するに際して、具体の実績額まで公表するのは行き過ぎではないのか、また少額の実績しか有しない事業者については、極めて不利な状況となり、健全な競争原理を阻害するのではないかと考えられるところです。『<a href="http://bouen.morishima.jp/002299/index.html">関連記事はこちら</a>』</p>

<p>《執行部回答》<br />
　質問主旨に即して、善処方を鋭意検討中です。所管庁への申し入れについても検討中です。</p>

<p>「鑑定協会BBSについて」<br />
　昨年11月より鑑定協会BBS（電子掲示板）の運用が開始されているところですが、このBBSの技術的改善方並びに理事会フォーラムの運用方法の質問致します。<br />
　特に理事会フォーラムについては、理事会の活性化並びに情報及び問題意識の共有化に関して、大きな効果が期待できるものと考えます。執行部の前向きの是正措置を望むものです。　この件に関しては、本来的にRea Netのうち、 Rea Infoの活用が然るべきと考えますが、諸般の事情やネットワークについての誤解からRea Netが正しく機能していない実情を考量すれば、次善の策として協会BBSの有効活用が待たれるものです。</p>

<p>《執行部回答》<br />
　質問の主旨に留意して、改善方を検討します。</p>

<p>「国等の契約制度の諸問題について」<br />
　国等の契約制度の諸問題について、2012/1/12 更新の鑑定協会サイトにおける業務推進員会報告において、下記の報告が為されていますが、該当文書の開示を求めます。<br />
同時に、類似案件において、今後も協会会長名による意見書等申し入れを是とするのか否かについてのご見解を求めます。</p>

<p>《執行部回答》<br />
　同文書は<a href="http://www.rea-osaka.or.jp/top_info/data/240112.pdf">大阪士協会サイトに開示済み</a>です。　残余の件については、個別事案ごとに対応します。</p>

<p>《茫猿補足》<br />
　鑑定協会会長、近畿会会長、大阪士協会会長の三者連名文書には、以下の事項について意見表明がなされている。<br />
１．競争入札について<br />
２．不動産鑑定士の選任数について<br />
３．不動産鑑定評価の妥当性検証について<br />
　いずれも重要な事項であり、特に競争入札についての鑑定協会会長名による意見公表は影響するところが大きいと考えるものである。この意見を機会ある毎に倦むことなく表明し続けてゆくことも大事なことであろうと考える。</p>

<p>「新スキーム改善第一次案の取扱について」<br />
　この件については稿を改めます。</p>]]>
    </content>
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    <title>地理空間情報と鑑定評価</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002311/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2012://1.2311</id>

    <published>2012-01-18T18:50:51Z</published>
    <updated>2012-01-25T02:54:11Z</updated>

    <summary>　（社）日本不動産鑑定協会：情報安全活用委員会は、2008年7月22日より地理空...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ＮＳＤＩ:地理空間情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　（社）日本不動産鑑定協会：情報安全活用委員会は、2008年7月22日より地理空間情報活用検討小委員会（略称：NSDI-PT）を設けて、地理空間情報の活用について検討を重ねてまいりました。　その事業成果物として、2009年3月11日にはRea Mapβ版をRea Netに公開致しました。　Rea Mapはその後に数次の改訂を経て、現在幾つかの士協会にご利用頂いております。　NSDI-PTはさらにRea Mapの効用を高めるための2010年度事業として、取引事例に地理座標値を取得させるツールとしてのMap Clientの開発に着手し、2011年9月にMap Client_v.1.0及びMap ClientⅡを作成して、Rea Netに開示したところです。<br />
（本稿は、NSDI-PTのこの三年間の歩み並びに地理情報活用の今後について述べるものであり、鑑定のひろばNo.177（2012.01号）に投稿したものの転載です。）</p>]]>
        <![CDATA[<p>一、地理空間情報とは<br />
　地理空間情報とは、地理空間情報活用推進基本法（2007年8月29日施行）第二条によれば、１．空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報（当該情報に係る時点に関する情報を含む。）並びに、２．前号の情報に関連付けられた情報を指すとあり、さらに同法にいう「地理情報システム」とは、地理空間情報の地理的な把握又は分析を可能とするため、電磁的方式により記録された地理空間情報を、電子計算機を使用して電子地図（電磁的方式により記録された地図をいう。）上で一体的に処理する情報システムをいうとある。</p>

<p>　地理空間情報活用推進基本法の所管は「国土交通省国土政策局国土情報課」であり、注目すべきなのは第18条2項である。　同条には「国は、その保有する基盤地図情報等を原則としてインターネットを利用して無償で提供するものとする。」と規定されている。<br />
※地理空間情報活用推進基本法　http://www.ron.gr.jp/law/law/tiri_joh.htm<br />
※電子国土ポータルサイト　http://portal.cyberjapan.jp/index.html</p>

<p>　不動産鑑定評価が所在地番をはじめ施設距離、都計規制など、大半が地理に係わる情報を取り扱い、データを収集し、分析し、解析し、評価額という結論に至る業務である以上、地理（地図）を離れては存立し得ないことはいうまでもない。　一般の鑑定評価においても地図は重要であるが、地価公示、地価調査、相続税評価、固定資産税評価など集合的一括評価において各評価対象標準地等の均衡を図る上で、地理情報は欠かせないのである。また取引事例情報や賃貸事例情報の分布や散布状況を確認する上でも地理情報は欠かせないものである。</p>

<p>　鑑定評価制度創設以来、過去四十数年の間は地図に関してアナログ的情報しか得られないことから、鑑定士は国土地理院地図や市区町村管内図・都計図や市販地図を利用し、キルビメーターや三角スケールを使用して仕事せざるを得なかったのである。<br />
近年はデジタルマップが様々な媒体で入手可能になり、利用ツールやソフトも多くなってきたものの、基本的地理情報や利用ソフトはまだまだ高価であり、何よりも行政が把握する地理情報が非開示であることから、その進捗状況は遅々たるものといってよかった。　そこに「地理空間情報活用推進基本法」が出現したのである。<br />
鑑定評価に限らず、不動産に関わる者にとって年来の課題がGISの活用であった。その活用にこそ不動産鑑定評価の将来がかかっていると言っても過言ではなかろう。鑑定協会は同法の施行を機に、この機会を逃してはならないと考えて、地理空間情報活用検討事業（NSDI-PT）を創設したのである。</p>

<p>二、NSDI-PTの事業目標<br />
（１）社会への情報還元<br />
　NSDI-PTの事業目標は、国民の財産である不動産情報「不動産取引価格情報提供制度・年間一次データ：約200万件、取引価格を付与して回収した三次データ約60万件」を基礎とすることにより、国民にとって有益かつ利便性の高い地理情報提供を行う端緒とすることにある。　誤解を招かないように申し添えるが、当然のことながらこの情報提供は生データの提供を意図するものでは毛頭なく、国民が関心を有するであろう分析加工データを地理情報として提供することにある。<br />
（２）提供情報の種類、その内容<br />
　そのためには、鑑定士がどのような情報を提供できるかということ以上に、国民・社会がどのような情報を求めているかを調査することが重要と考える。鑑定士側がどれほど貴重と考えても、社会にニーズがなく、関心がなければ、それは無意味な情報発信にすぎない。<br />
（３）鑑定士の受益<br />
　事業を推進してゆくためには鑑定士のモチベーション喚起も必須であると考える。それには、この事業の副産物（社会的認知、事業利益、市場のリアルタイム情報等）、あるいは一次・三次情報の加工課程で得られる成果というものが鑑定評価に役立つということであろう。<br />
（４）ビジネスモデルの創設と維持管理<br />
　社会に情報発信し、しかも双方向性（社会からも市場情報を得る）を維持するということは、受発信、メンテナンス、関心の喚起を含めて、大きなエネルギーが必要である。</p>

<p>三、Rea Map 構築事業<br />
　Rea Mapとは、鑑定協会：NSDI-PT（地理空間情報活用検討小委員会）にて構築中の地理情報ネットワークです。　Rea Netのなかに設けられるシステムの一つであり、ネットワーク地図を活用して、地価公示、地価調査等の公的評価標準地等、並びに取引情報所在地を地図上に表示し、その詳細が閲覧・印刷できるシステムです。特に実験参加士協会の意見を踏まえて追加したCSVファイル掲載機能は、Rea Mapの応用範囲を拡大充実するものと考えられます。</p>

<p>　2011年度は、実証実験に参加された全国13の士協会においてデジタル地図上での事例閲覧を実施中です。またその後に参加を希望される士協会には順次接続を開始しています。</p>

<p>　取引事例の現地調査と地図システムの融合とは、具体的にいかなるものなのか。事例地現場で、携帯電話から事例地の緯度経度情報と事例地写真をサーバに送ると、サーバ地図上に事例地点がプロットされ、写真が保存される。この作業は事務所内のインターネットにつながるスタンドアローンＰＣからも可能である。<br />
　並行して、法務局で入手した公図をスキャニングしてPDF等イメージとしてサーバに送れば、取引事例の位置・地形情報が完成する。あとは様式に従って印刷や閲覧を行えばすむことである。この際に重要なのは既存のアナログ形式の書式や様式にこだわらないということであり、デジタル化、GIS化を指向する以上、その書式・様式もデジタル化に対応するものでなければならない。</p>

<p>　さらに、サーバにおける基本図（一万分の一白図、二千五百分の一都計白図）に重ね合わせてゆくレイヤーを、徐々に充実させてゆくべきである。　地価公示・地価調査・固評相評標準地点位置図、都市計画用途地域図、都市計画街路図、小学校学区図、鉄道路線図、バス路線図、その他様々な情報図面をレイヤーとして保持することにより、取引事例の属性情報として必要な諸施設への距離条件等数値要因や、事例地の都市計画規制等数量化可能情報を瞬時に獲得することが可能となる。</p>

<p>　そのことにより、地価公示等作業における取引事例作成に費やす鑑定士の労力を軽減できると同時に、属性データのバラツキや誤りが無くなる。これは以後の統計解析的分析に役立つものと考える。<br />
　また、一次データや、三次データ地点を地図上に表示することにより、取引件数が集中するエリアを視覚的に把握することが可能になる。不動産情報サービスを社会に提供すれば、市民からのアクセス情報の集中するエリアこそが、市場における注目エリアであるといえる。</p>

<p>　一般の鑑定評価においても評価作業に着手する前に、このシステムにアクセスして事例情報をビジュアルに取得し、概括的評価額を試算できる。これは無償もしくは廉価な市民サービスにも結びつくものと考える。<br />
　2010年度はRea Map の試験施行が東京、大阪など全国１４の都府県士協会にて実施され、現在も継続中であります。また今年度は試験施行区域の拡大も実施中です。　この試験中のRea Map は以下の仕様です。<br />
ａ.背景の電子地図は地理院地図及びYahoo Map（変更可能）を使用している。<br />
ｂ.搭載データは地価公示、地価調査、相続税標準地、固定資産税標準宅地、並びに取引事例である。　公示、調査データについては国土数値情報を用いるものであり、その他の評価データ並びに事例データは参加士協会が提供するデータを、当該士協会会員に限定して閲覧に供している。</p>

<p>（注）Rea MapはRea Netの機能の一部であり、Rea Jireiともリンクするものである。Rea Mapにて閲覧参照できるエリアは所属士協会所掌エリアに限定される。</p>

<p>（注）電子地図上に公示地や事例地を表示する上で必須とされる情報は緯度経度情報（地理情報）である。地価公示と地価調査については、国交省が提供する国土数値情報が用意されているが、他のデータには公開されている地理情報はない。したがってデジタル地図のASP機能等を用いて緯度経度情報を取得する等（ジオコーディング）、事前に地理情報を準備しておく必要がある。</p>

<p>四、Map Client 構築事業<br />
　Rea Map における事例資料閲覧機能はNSDI-PTの本筋ではない。過去データをRea Mapにて閲覧できることはそれなりの意味があるとはいえ、閲覧機能はNSDI-PTの副産物に過ぎないのである。　取引事例調査を含む鑑定評価の全工程に地理情報システムを広汎かつ縦横に機能させることが目標であり、特に事例調査の負担を軽減すると同時に調査結果の均質性を確保することに意味がある。</p>

<p>　この事例資料等地理情報取得システムを Map Client と仮称する。　Clientの意味はネット上の地図（Yahooもしくは地理院地図）を背景図として使うが、データはクライアントマシン上におきオフライン作業を行うという意味である。 Map Client はベータ版の構築を2010年度事業として終えており、2011年度はモジュールをRea Netで会員に開示するとともに、一部士協会では利用試験を行っている。<br />
（注）NSDI-PTではMap Client の構築に際しても、Simple is Best を心懸け、必要以上の作り込みを行わないことを構築仕様条件としている。</p>

<p>１．Map Client の概要　<br />
　Map Clientはオフライン処理を原則とし、Yahoo地図からは所要のデータを受け取るのみであり、Rea NetあるいはRea Mapサーバへのデータ送信は行わない。<br />
　調査対象とする事例元データは、各会員が自己のPCに保存済みの事例調査地点基本データ（XMLファイル、CSVファイル）をMap Client に取り込んで利用する。データのフォーマットはJirei10.Txtである。　この作業は各会員の利用するスタンドアローンPC内における処理であるからセキュリテイに関わる新たな問題は生じない。</p>

<p>２．緯度経度情報取得工程<br />
　ここで見落とされがちなことは、取引事例地に関わる緯度経度情報を調査のどの段階で取得するのが良いのかという点である。現在までのRea Map（地図システム）による事例閲覧はいわゆる五次データについて、ジオコーディングを行って緯度経度情報を取得しデジタルマップ上に表示するという工程を経ているのが通例である。　当然のことながら住居表示が施行されていないエリアでは正確な位置が表示されないし、住居表示施行地域でも若干のズレは避けられない状態にある。</p>

<p>　Map Clientはこの地理情報取得作業を、いわゆる三次データ調査段階（新スキーム事例調査）で行おうと提案するものである。　三次データ調査工程のなかで緯度経度情報を取得し正確な地理位置を確定することにより、施設距離データも自動取得できるし、三次データの閲覧（データ利活用）に際しても効果的なのである。また自明のことであるが、公示等事例カード作成における位置図も簡単に作成できるという効果もある。何よりも三次データの利活用に寄与する効果が高いという点に着目したいのである。</p>

<p>３．Map Client の地理情報機能<br />
　事例元データを取り込むと、Yahooジオコーデイング機能によりネット接続するYahoo地図からおおよその場所を検索して表示する。（位置表示される地図縮尺は1/3000もしくは1/8000。1/1500まで拡大可能。）<br />
　続いて調査担当者が、地形図等資料により具体的な場所を1/1500図面にて特定し確定することにより、当該場所の緯度経度情報を取得し事例ファイルとして保存する。位置の確定保存作業はドラッグ＆ドロップにて行う。</p>

<p>４．各種施設距離情報の取得<br />
　並行してYahoo－API（ルーテイング機能）を利用することにより、事例属性データとして所要の施設名称並びに道路距離情報を取得する。（Yahoo Mapとネット接続するためにiNet環境にあることが条件である）<br />
　取得する属性データは最寄り駅、最寄り小学校、最寄り商業施設、その他特定施設または地点への道路距離情報である。　各種施設については、予め設定した条件に基づく自動取得（あとで変更可）、あるいは施設名を入力して道路距離情報を取得保存するものである。　駅等施設のルート検索条件は、市区町村単位で事前に設定しておくものである。　</p>

<p>５．Map ClientⅡの機能<br />
　Map ClientⅡは以上の工程で取得した事例地地理データや標準地地理データを読み込んで地図に表示するモジュールです。 Map ClientⅡでは、標準地のメモ価格を表示して、価格の均衡を検討するほかに、事例地の位置修正も可能である。 </p>

<p>６．その他の事項<br />
（１）取引事例調査とのリンク<br />
　前四の３項で取得し、会員PCに保存されるファイル内のデータ項目は、事例番号、所在地等の基本的事項の他に施設名称と距離情報、並びに緯度経度情報である。　緯度経度情報はCopy & Pasteして新スキーム調査結果として保存確定するが、各種施設距離情報保存データについてはそれを用いて（当面は印刷して）新スキーム調査の補完資料とできる。<br />
　<br />
（２）地図の印刷<br />
　地図の印刷は、（ａ）複数事例地の位置図印刷及び、（ｂ）単体事例地について所定の書式（公示事例・二枚目）にて印刷（PDF化）の、二方法を用意している。　<br />
　位置図の他に求められる地形図については、ドキュメント管理ソフト（フリーウエアもしくは廉価なものが望ましい）を利用して、地形図のスキャニング、切り取りコピーという行程を経て、前記PDFファイル（公示事例・二枚目）に貼り付けることで提出データを完成させている。</p>

<p>（３）固評標宅等の地理情報取得<br />
　固評標宅等について緯度経度情報を簡易安価に取得できる方法が見あたらない現状では、JIREI10フォーマットに準じたデータフォーマットを用いて、前四の３機能を利用して地理情報を取得するのが、もっとも簡易であろうと考えられる。</p>

<p>（４）各種分科会等における価格検討<br />
　公示をはじめ固評等における価格検討業務にMap ClientⅡを利用できるものである。会議場がiNet環境にあり、プロジェクターが利用できれば、Map ClientⅡ に価格検討に必要なデータを取り込み電子地図上に表示して、会議資料として活用できる。<br />
公示・調査について、見込み価格や変動率をデジタル地図上に表示し価格検討や均衡比較を行うツールとしての利用は、試験施行士協会を中心にして既に実施されつつある。</p>

<p>五、筆者追記<br />
　デジタル化を進めて行こうとする時に、常に障害として存在するものがある。　それは従来からのアナログ型書式や作業手順などにこだわり、デジタル型への転換を認めようとしない考え方です。<br />
　例えば、Rea MapやMap Client を使うことの当面の最大の眼目は、<br />
１．地価公示事例カード二枚目に象徴される、紙と鋏と糊的処理を無くすこと。<br />
２．デジタルデータはデジタルのまま利用し、間違っても印刷などさせない。<br />
　という点にあります。《印刷は、漏洩や改竄などの発生原因に為りやすい。》</p>

<p>　Map Client で緯度経度情報を取得すれば、紙であれPDFであれ従来型の位置図はもう不要となるのである。　緯度経度情報を用いるからこそ、多数の事例データや評価地点データを時空を超えてビジュアルに一覧一括処理できるのです。　また、デジタル処理の進捗は多数の数値データ取り扱いを容易にします。　鑑定業界が管理する大量の事例資料等データに緯度経度情報を付加したデジタルデータとして利活用することにより、新しい地価動向分析が可能となるであろうし、新しい情報発信と社会貢献を視野に入れることができるであろうと考えるものである。　NSDI-PTは、Rea Map とMap Clientがそれらにとって有効なツールとして活用されることを期待するものである。</p>]]>
    </content>
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    <title>利回り調査報告</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2012://1.2310</id>

    <published>2012-01-13T11:00:48Z</published>
    <updated>2012-01-16T09:46:51Z</updated>

    <summary>　士協会事務局より標題の冊子が送付されてきた。　正しくは「東海四県下における利回...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　士協会事務局より標題の冊子が送付されてきた。　正しくは「東海四県下における利回り調査報告」（平成23年12月）《中部不動産鑑定士協会連合会：利回り調査特別委員会刊》である。全70数頁に及ぶ基礎資料とグラフ満載の労作である。<br />
　この種の調査結果について揚げ足取りをするのは簡単である。いわく標本数が少ない、いわく調査内容の実証性にやや難点、いわく分析手法が未熟等々、言揚げするのは簡単であろうが、いずれもコロンブスの卵であり、誰も着手できなかったことを仕上げ得たことに最大の意味があると考える。　願わくば、この調査が平成24年以降も継続されて、基礎資料をさらに積み上げ、分析手法を精緻に練り上げてゆかれることを期待するものである。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　かねてから田原拓治氏が「<a href="http://www.tahara-kantei.com/column/column848.html">鑑定評価における利回り判定</a>」について、氏のサイトにて度々の疑義を表明しておられるが、田原氏の指摘にも応えうる一つの方法論となるものであろうと考えるものである。　重ねて「持続こそが力」と申し上げるのである。　また新スキーム調査から得られる一つの有力な実証分析データであると評価すると同時に、関係各位の地道な努力に大いなる敬意を表すものである。</p>

<p>　以下は冊子よりの抜粋引用である。詳細についての報告書は中部会事務局にて閲覧もしくは頒布が可能であろうと思われるから、興味を有する方は<a href="http://www.chubukanteirengo.com/">中部会事務局</a>へ問い合わせられたい。</p>

<blockquote>Ⅰ．貸家利回りの調査概要

<p>1．調査の経緯</p>

<p>　平成20年11月21日に岐阜で行われた第26回不動産鑑定シンポジウムで発表した「取引事例等の総利回り調査」は、不動産鑑定士が収集した収益事例を活用し、還元利回りの査定根拠資料の作成を試みたものであり、その調査結果は中部圏以外からも着目され、－定の成果を収めることができた。<br />
　そこで、中部不動産鑑定士協会連合会ではこのシンポジウムの成果を継続的なものにできないかということで四県より有志が集い、「利回り調査特別委員会」を設置し、本調査を行うこととなった。</blockquote><br />
<blockquote>2．調査の目的</p>

<p>　短期的には利回り事例の収集や分析活動を通じて、中部圏独自のデータを各県の会員に提供し、評価精度の向上に資する情報の提供を目指し、中長期的には、利回り格差の比準表の作成や研修会などを通じて、広く社会提言をするような活動を行うことを目的とする。</blockquote><br />
<blockquote>3．調査の対象範囲</p>

<p>　①取引年次<br />
　平成18年下期～平成22年度上期（県ごとに収集開始時期は異なる）<br />
　②所在地<br />
　　岐阜、静岡、愛知、三重に所在する事例<br />
　③類型<br />
　　事例データのうち、「貸家建付地」または「建付地」のうち共同住宅や事務所、店舗などの、複合不動産でかつ収益物件として取引されたと思われる取引事例及び共同住宅の取引事例　</blockquote></p>

<p>　話題は転じるが、岐阜県不動産市況ＤＩ調査も既に三回を越え、近く第四回：2011年度下期調査結果も<a href="http://www.kantei-gifu.or.jp/enquete.html">士協会サイト</a>にて開示される予定であると伺っている。</p>]]>
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    <title>蝋梅</title>
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    <published>2012-01-09T23:47:12Z</published>
    <updated>2012-01-10T08:57:29Z</updated>

    <summary>　蝋梅はロウバイと読みます。　蝋のような質感と透明性のある花です。以前からほしか...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　蝋梅は<a href="http://www.hana300.com/roubai.html">ロウバイ</a>と読みます。　蝋のような質感と透明性のある花です。以前からほしかった花ですが、昨年手に入れましたところ、今年早くも花を咲かせました。</p>

<p>　正月も瞬く間に過ぎゆき、早や十日です。暮れから正月にかけて畑仕事を休んで読書のほかは高校サッカーや駅伝を観て過ごしました。昨夜は黒澤明監督・志村喬主演の「<a href="http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/ikiru.htm">生きる</a>」をBSで観ていました。半世紀以上も前、終戦直後の映画ですから、時代背景が今とは全く異なりますが、「死期を悟ることから始まる生きること」には時代がどう変遷しようと変わりはないと観ました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　ロウバイ（蝋梅）です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120110roubai-a.jpg"/><br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120110roubai3.jpg"/></p>

<p>　水仙も花の数を増やしています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120110suisen.jpg"/></p>

<p>　藪のなかの一重の山茶花。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120110yabutubaki.jpg"/></p>

<p>　万年青の朱い実。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/121010omoto.jpg"/></p>

<p>　切り株の傍らに群生する万両。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120110manryou.jpg"/></p>

<p>　水仙を切り花にして父母の遺影に供えました。　もう何処にもいない両親ですが、私が生きて手向けを続けている限り、私のなかに彼等は生きていると、水仙の花のなかに面影を偲びました。　母が祖母の遺影を祀っていたのも仏壇を守っていたのも、似たような思いだったかと偲びます。</p>

<p>「生きる」には、往年の名脇役が勢揃いしていて見飽きません。　志村　喬、小田切みき、金子信雄、浦辺粂子、菅井きん、丹阿弥谷津子、田中春男、千秋　実、左　ト全、藤原釜足、中村伸郎、木村　功、加東大介、宮口精二、そして怪優：伊藤雄之助。<br />
　モノクロの画面が、モノクロだからこそ多くを語っていると観ました。水墨画に似たりとも云えましょうか。</p>

<blockquote>　昨夜、こんなe.Mailが届きました。
『・・・ありがとう　　礼が遅くなって申し訳ない
　今までは自覚症状も見かけの症状もなかったから元気にしてたが、さすがに髪の毛がしっかり抜けていくと、病を思い知らされている...　
　明日から、後しばらくの仕事が始まるから沈んではいられないが』　</blockquote>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>春風献上</title>
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    <published>2012-01-01T06:35:13Z</published>
    <updated>2012-01-02T23:27:29Z</updated>

    <summary>　2012年の祝詞にかえて、今年の賀状をお届けします。 Webではお届けできます...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="止揚学園の人々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="年賀" label="年賀" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="止揚学園" label="止揚学園" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　2012年の祝詞にかえて、今年の賀状をお届けします。<br />
Webではお届けできますが、リアルでは宛名書きが捗っていなくて発送未了です。<br />
松がとれるまでには、発送したいと考えているのですが、どうなることやら。<br />
雑煮を食してから、お千代保稲荷に参って、止揚学園の募金活動に協力して声を上げてきます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　2012年賀状です。　日付が最初から2012.01.04になっているのも愛敬です。<br />
　　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/2012gajoh2.jpg"/></p>

<p>　例年よりは暖かい元旦ですが、大晦日の昨夜から仮眠を取りながら、今年も止揚学園職員の皆さんは募金活動に頑張っていました。<br />
　　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/120101shiyoh-inari.jpg"/></p>

<p>　時間だけはあるのだから、せめて賀状宛先は手書きにしようと今日まで手許においていたのだが、なにせ生来の悪筆に加えて筆無精、とうとう先ほど宛先も印刷して発送しました。先行きが思いやられる辰年すべり出しです。（2012.01.02追記）</p>]]>
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    <title>JAREA 2011&apos; #3</title>
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    <published>2011-12-29T18:44:32Z</published>
    <updated>2011-12-30T02:49:50Z</updated>

    <summary>　JAREA 2011&apos; #1では、不動産鑑定評価に対する社会の信頼回復のために...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ＲＥＡ－ＮＥＴ構築" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　JAREA 2011' #1では、不動産鑑定評価に対する社会の信頼回復のために、内輪の論理ではなく、自らに辛く厳しい改革をと述べました。　JAREA 2011' #2では、情報開示を旨とする次世代のための改革をと述べました。</p>

<p>　JAREA 2011' #3では、情報の共有と開示に不可欠なツールであるネットワークについて述べてみたいと思います。<br />
</p>]]>
        <![CDATA[<p>　現在の鑑定協会は幾つかのWebシステムを稼働させている上に、新スキーム関連で構築が立案されている取引事例閲覧管理システムについても、既存のRea Net との整合性が話題になっている。　これらのことを考える上で、鑑定協会が構築し運用している既存Webシステムについて、その一覧を示してみよう。</p>

<p>《システム名称》　　「機能」　（運用委託業者等）<br />
《地価公示Net Work  》「地価公示関連と新スキーム関連成果納品」　（<a href="http://www.tis.co.jp/">TIS</a>）<br />
《 Rea Net 》「会員情報伝達共有、事例閲覧」　（<a href="http://its-solutions.jp/index.html">Itsソリューションズ</a>）<br />
《 Rea Map 》「地理情報システム・ReaNetとリンク」　（<a href="http://skk-pro.jp/">システム科学</a>）<br />
《協会BBS》「会員連絡伝達・会議用BBS」　（デジタルコンバージェンス？）<br />
《 Jarea決済システム》「Online決済システム」　（<a href="http://www.epsilon.jp/">イプシロン</a>）　<br />
《 会員DB 》「会員データベース」　　（<a href="http://www.gsolnet.com/index.html">ジーソル？</a>） <br />
《 協会HP他 》「協会公式サイト、資料一覧システム他」　（<a href="http://www.sagency.co.jp/">ソフトエージェンシー</a>）<br />
《事例閲覧管理システム》「取引事例利活用管理」（未定）　<br />
　他にもあるのかもしれないが、茫猿が知る関係先は以上である。尚、システム名称や委託業者名等は必ずしも正確とは限らない。茫猿がヒアリングして知り得たものである。</p>

<p>　それぞれが機能が異なる必要なシステムではあろうと思いますが、全体が統括されていないように見受けられるし、管理組織も縦割りである。だから会員は幾つかのIDとパスワードを管理しなければならない。さらに本来的にアクセス可能であるべき全てのシステムにアクセスできるという状況でもない。　鑑定協会が事実上管理運営しながらも士協会へ提供するシステムと称して、いびつな状態のままに放置されているシステムも存在する。</p>

<p>　決済システムや会員管理システムは、事例閲覧料徴収を考えれば共通化が必要であろう。また連合会移行を考量すれば会員録管理についての一元化、会員の情報共有システムの一元化も必要であろう。　総じて鑑定評価を支援するという目標のもとでのシステムの体系化が必要であろうと考える。　</p>

<p>　とまあ記しながら茫猿は思うのである。もうどうでもよいことではなかろうか、少なくとも茫猿風情が言揚げするには及ばないことなのではなかろうかと思うのである。役に立つのか立たないのか、いや邪魔になるのかもしれない。でも茫猿の信条としては、思うことは気付いたことは言っておく、そう考えて今年も過ごしてきたが、もうよいではないかと思うのである。　鑑定評価に多少の関わりが残るらしい来年はどうするかと考えないでもないが、来年のことは来年の風任せでよかろうと思う。　今年はこれまでにする。</p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>JAREA 2011&apos; #2</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2305</id>

    <published>2011-12-28T18:12:53Z</published>
    <updated>2011-12-29T22:56:07Z</updated>

    <summary>　今、不動産鑑定協会並びに不動産鑑定士が直面している大きな問題は「社会の信頼性低...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　今、不動産鑑定協会並びに不動産鑑定士が直面している大きな問題は「社会の信頼性低下」にあるのだろうと考えますが、その大きな原因は依頼者プレッシャー問題や新スキーム改善問題を先送りしてきたことにあるのだろうと考えられます。</p>

<p>　依頼者プレッシャー問題に関して云えば、依頼者から鑑定評価報酬を得ながら立つ位置を中立に堅持して鑑定評価書を発行するという不動産鑑定評価制度の根幹に、問題の根はあります。　依頼者が様々な示唆、教唆、依頼者の意向に有利なデータ提供などなど、多くの働きかけを鑑定主体に行うであろうことは容易に想像できることです。　しかしながら、この解決策は遅々として進まず、以前として鑑定士の倫理頼りに終始しています。</p>

<p>　新スキーム問題に関して云えば、新スキームの試行が開始されてから既に七年余が経過しましたが、当初から指摘されてきた資料管理の安全性確保、資料利活用の透明性確保という二つの課題は、今年も先送りされました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>一．Client Influence Problem（依頼者プレッシャー問題）<br />
　依頼者プレッシャー問題は、著しく適切さを欠く鑑定評価が露見するたびに話題になり、懲戒処分等が課せられてきましたが、一罰百戒にて事は落着し鑑定士にその倫理高揚を促すのみでした。　根源的な解決策が講じられることなく、鑑定士の高い倫理観に期待するのみとも云えましょう。　</p>

<p>　鑑定士の倫理観を高揚するという考え方を否定するものではありません。　しかし、倫理意識に依存するという　いわば性善説的な思考方法だけではなく　人が陥り易い落とし穴を如何にして回避させようかという考え方が求められていると考えるのです。</p>

<p>　2011.08.26付 国交省土・建局長発 国土鑑第14号文書に応えるものである「鑑定評価業務の適正な実施の確保について」と題する鑑定協会長名文書が、国交省宛に既に発出されたものと思われます。　同文書は1.依頼者プレッシャー等を調査するための鑑定評価等監視委員会の設置、2.実務指針の見直し、3.依頼者プレッシャー通報制度の構築について述べています。</p>

<p>　これで対策は十全かと云えば大きな疑問が残るのである。今回の懲戒処分対象となったような、いわゆる不当鑑定と称される類の事件は稀であり従来から対策が講じられてきたものである。　ここに云う依頼者プレッシャーとは「<a href="http://bouen.morishima.jp/001969/index.html">Client Influence Problem</a>」と総称するものであり、鑑定評価が依頼者と鑑定士とのあいだ以外に情報が非公開（守秘義務）となることから生じがちな問題なのであり、通報制度とか倫理向上では根絶が困難な問題なのである。　だいいちに<a href="http://bouen.morishima.jp/002240/index.html">通報そのものが鑑定士の倫理観に依存する自主申告制度</a>なのである。『<a href="http://bouen.morishima.jp/002239/index.html">関連資料：第285理事会配布</a>』</p>

<p>　Client Influence Problem（依頼者プレッシャー問題）を、どのように考えるかが問われているのであり、偶発的な不当鑑定に対処するという観点に立つのか、制度の根底に潜む信頼性に関わるリスクなのであり情報開示が必要という観点に立つのかで、その対応策は大きく異なるものとなる。　</p>

<p>二．新スキーム改善問題と危機管理<br />
　新スキーム改善問題は、安全管理確保や利活用の透明性確保といった課題が、地方圏士協会を中心とする反対で頓挫し年を越したものである。先頃送られてきた2012.01.17理事会開催通知にも関連議題は上程されていないから、先行きはいまだ不透明である。</p>

<p>　両者はその根底に共通する課題を抱えているというのはこのようなことである。<br />
不動産鑑定協会にはリスクマネージメントの視座が欠けているのではと危惧するのである。　リスクマネージメント（危機管理）なるものは、危機が生じた時の凌ぎ方ではないのであり、危機を（事故を）起こさせないためというよりも、引き寄せないための日常管理なのである。</p>

<p>　そこに倫理頼りでは何も生み出さないだけでなく、ただの思考停止に過ぎない。　事故による危機はいつか必ず発生すると予見した上で、その発生時の対処方法を予め用意しておくだけでなく、発生させないための日常管理（施策）を実施し続けることにある。</p>

<p>　鑑定評価書の存在意義について熊倉副会長は「鑑定評価の成果は、依頼者にとって参考資料であり、利用者には第三者証明の有力資料です。地価公示は将来の地価動向を示唆する機能を求められています。」と述べ、新藤副会長は「鑑定評価書は、依頼者だけではなく、その背後にある一般市民・一般投資家・会社株主等々への公表又は開示を前提とした公益的性格が一層顕著なものになっています。」と述べられている。<br />
　このお二方の論旨を課題解決の背骨とし、より普遍的かつ確固たるものへと昇華して頂きたいと願うのです。「であればこそ、どうする。」という視点を求めます。</p>

<p>　そして解決のための視座は、自らの利害得失ではなく（現在の会員）、次世代そして未だ見ぬ世代にとってより良き制度とはなにかという視座でなければならない。　自らには辛い解決策であっても次世代のためにより良き施策が求められると考えるのです。</p>

<p>　<a href="http://bouen.morishima.jp/post.ｈｔｍｌ">『鄙からの発信』の提案</a></p>]]>
    </content>
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    <title>JAREA 2011&apos; #1</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002304/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2304</id>

    <published>2011-12-27T17:58:34Z</published>
    <updated>2011-12-27T22:38:12Z</updated>

    <summary>　24歳の時に不動産鑑定業界に入ってから67歳の今年まで44年間在籍してきた茫猿...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　24歳の時に不動産鑑定業界に入ってから67歳の今年まで44年間在籍してきた茫猿は、毀誉褒貶と云いながら毀と貶のみ多き月日を過ごしてきました。　でもこの業界の隅に棲息することで自らの"たつき"（生計の費え）を得、妻子を養ってきました。　その棲息末期の年になるであろう2011年は、図らずも鑑定協会役員の末席に連なることとなり、ささやかながらも幾ばくかの役割は果たせたかなと思っています。　些かの感慨を記事にして、2011年を締めくくってみます。　勿論、不遜であろうことは承知の上のこと、どうか老爺の繰り言よと 御寛恕くだされたく。<br />
　《JAREA 2011' #1：2011年 Japanese Association of Real Estate Appraisal ・その１》</p>]]>
        <![CDATA[<p>　2011年は鑑定協会にとって役員改選の年であり、同時に1965年10月1日より47年続いてきた現社団法人最後の年でもあった。　予定どおり推移すれば来る2012年4月には新公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会へ移行することとなる。</p>

<p>　そこで、この歴史的一年が終わるに際して、旧体制2011年から新体制2012年にまたがって鑑定協会をリードしてゆくことが定まっている正副会長六氏の2011年就任当初に掲げられた抱負を改めて読み直すことにより、今年の鑑定業界を振り返る手懸かりとしてみたい。　当然のことながら、2011年6月に就任以来、半年を経過するのみであり、その事績について評することを目的とするものではない。しかし、いまだ半年ではあるが既に六ヶ月とも言えるのである。</p>

<p>　別の表現をすれば、正副会長六氏は理事、あるいは常務理事、副会長等々の鑑定協会役員として、長年にわたり鑑定協会運営に携わり、ご尽力いただいた方々である。その多年の経験と事績を踏まえた上で述べられた抱負は、とても重いものがあると考えるのである。</p>

<p>　六氏はその表現に若干の差異はあるものの、いずれの方も「専門家としての社会的な信頼を確保すべく」、「問題が起これば協会と鑑定評価制度は存続の危機に」、「その期待に応えてこそ職業専門家として尊敬され、信頼される」、「会員が誇りを持って参画できる協会」、「鑑定評価制度に対する信頼性の一層の向上」、「国民の権利・利益に貢献することが我々の責務」と、社会から信頼を勝ち得ることを目標とされています。</p>

<p>　今ほど不動産鑑定士制度への社会からの信頼が話題になった年は、かつてなかったように記憶する。　鑑定士制度が国家試験資格である以上、社会から信頼感を得ると云うことは、すなわち制度的に社会との契約なのであろうと考えられます。そして制度の根底にある社会との契約が揺らいだからこそ話題になったのであり、低下した信頼の回復が急務であるという認識に他ならないと考えます。</p>

<p>　そのことは即ち、依頼者プレッシャー問題（12.20付けにて懲戒処分が公告された、かんぽの宿等関連の不適切鑑定評価問題に代表される）、来年に先送りされた新スキーム改善問題（取引価格情報提供制度に関わる事例資料利活用のあり方）などを、鑑定士側の目線で改善あるいは改良してゆこうという甘い姿勢が問われているのであり、社会の視線に耐えうる、自らに辛い改革こそが求められているのだと気付かない鑑定士及び鑑定協会が糺されていると考えます。</p>

<p>　内輪の論理に終始すれば社会の理解を得られることは叶わず、ましてや社会の信頼を得ることなど夢物語であろうと考えるのです。　茫猿の言い様は厳しすぎるとお考えかもしれません。　実際にも、それらの問題についての茫猿の提案は会員の多くから理解が得られません。　最近になって少しは聞こえるようになった言葉に「茫猿の提案は、結局の目標なのかもしれないし、そうあればとも思われる。　しかし、如何にも時期尚早、とても会員の理解は得られない。」という表現がございます。</p>

<p>　こういった、私は理解できるが他の会員は理解できないだろうという発言こそが、今の協会の姿を現しているのです。「理想論だけれども現実は？」と、言い換えても宜しいでしょう。　理想論云々はともかくとして、在るべき姿、あるいは希求すべき姿を放棄して現実彌縫策に終始すれば、何も変わらないし問題の先送りに過ぎないと云うことが、何故に理解されないのであろうかと思います。</p>

<p>　津波対策におけるハード重視ソフト軽視、原発事故対策問題における過酷事故を想定外とする経済性偏重などなど、ことの軽重はともかくとして類例は数え切れないほどに存在するにもかかわらず、一向に抜本的施策を講じようとしない姿勢には、詠嘆のみが残ります。捲土重来の機会などがそうそう何度も与えられるものではないことも、歴史が教えてくれています。</p>

<p>　先頃、公告された懲戒処分に関わる記述にも「専任不動産鑑定士として、その指導が不適切且つ不十分」とか「従業員への責任転嫁」などという文言が現れていますが、顧みてそれらは限られた一部の不心得者だけのことかと問われましょう。　懲戒処分の公告で一件落着とするのではなく、それが始まりなのであり再び斯様な事故を起こさせないようにする為にこそ、協会指導者として十分な説明や指導を果たしたか、責任役員として責任転嫁をしていないのかと問われているのだと申せば厳しすぎましょうか。</p>

<p>《以下に転載する各氏の抱負は、鑑定のひろばNo.175より抜粋引用するものである。》</p>

<p>『会長　緒方瑞穂 氏』<br />
　鑑定業界は制度創設以来ほぼ50年を経て見直すべき課題に直面しています。公益社団法人への移行は、今年の総会で圧倒的多数により賛同議決されました。10年以上検討してきた組織改編もこれで一段落です。今後は、専門家としての社会的な信頼を確保すべく将来ビジョンを踏まえて、業界の新たな展開を目指します。<br />
　また、信頼の確保とそれに伴う適正な報酬の維持を実現したいと考えています。志と覚悟を持って困難に向かう所存です。会員各位のお力添えをお願い申し上げます。</p>

<p>『副会長　小川隆文 氏』（東日本）<br />
　副会長として、3期日となりました。これまで地価公示、契約、競売等に取り組んできました。　今期は、新スキームで収集した取引事例の安全管理と利用の透明性、取引価格の指標たるべく地価公示制度の改革、報酬のダンピング問題に取り組みます。<br />
　特に、新スキームで収集した取引事例は鑑定評価の基本的なインフラですが、一般鑑定で利用することについては整理されておらず、基礎が不安定な状態のままで問題が起これば協会と鑑定評価制度は存続の危機に立たされます。この間題を整理するには、今が最初で最後の機会です。</p>

<p>『副会長　熊倉隆治 氏』（東京）<br />
　国民経済に根差した持続的な不動産鑑定評価制度の創造が私の活動理念です。<br />
鑑定評価の成果は、依頼者にとって参考資料であり、利用者には第三者証明の有力資料です。地価公示は将来の地価動向を示唆する機能を求められています。<br />
　不動産の調査・分析によってこのような役割を発揮できる不動産鑑定士に対し、国民は不動産に係る良き相談パートナーたることを期待しています。その期待に応えてこそ職業専門家として尊敬され、信頼されると思います。その実現に向けて協会活動に取組みます。</p>

<p>『副会長　玉那覇兼雄 氏』（西日本）<br />
　鑑定業界は今、大きな転換期を迎えようとしております。このような時期に、副会長に就任するにあたり、責任の重さを痛感しております。<br />
　九州選出の理事として3期6年、公的土地評価委員長として2期4年間を務めて参りましたが、反省することばかりで正直申しまして未だ達成感はありません。これからの2年間は心機一転し、悔いの残らぬよう職責を果たし、緒方新会長を支えつつ、会員が誇りを持って参画できる協会づくりに邁進していきたいと思います。有言実行を旨とし、会員の声に耳を傾けます。</p>

<p>『副会長　新藤延昭 氏』（会長指名）<br />
　鑑定評価制度が発足して半世紀、いま業界は、大きく変貌しつつあります。鑑定評価書は、依頼者だけではなく、その背後にある一般市民・一般投資家・会社株主等々への公表又は開示を前提とした公益的性格が一層顕著なものになっています。<br />
　このような社会の変化に対応した最大の喫緊事は、鑑定評価制度に対する信頼性の一層の向上が求められていることだと思います。鑑定評価業務の適正化について当協会の適切かつ円滑な事業の遂行に努力を傾注したいと思います。<br />
　皆様方の一層のご指導・ご支援を賜りますようお願い致します。</p>

<p>『副会長　伊藤正弘 氏』（会長指名）<br />
　　業務推進委貝会委員長を二期、北陸不動産鑑定士協会連合会会長を四期勤め、今臥図らずも副会長の指名を受けました。さて、今回の総会は、会員の70％を超える出席者数の中、特別議決案件を含む全案件が90％を超える賛成票によって議決され、内外に協会の団結力を示したとともに、帰属意識が覚醒された方々も多いのではと思います。社会の多様なニーズとして現れる国民の権利・利益に貢献することが我々の責務であります。それを果たすために協会は、覚悟を示された緒方会長の下に一致団結した会員の強い意志に従い、迷わず、簸るまず、課題に取り組まなければならないと考えます。<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>鴨、青鷺、川鵜</title>
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    <published>2011-12-27T10:01:20Z</published>
    <updated>2011-12-27T10:54:33Z</updated>

    <summary>　先日はデジカメ、ズーム、手ぶれの野鳥撮影を記事にしましたが、今日はEOS-D3...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="濃尾点描" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="写楽" label="写楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　<a href="http://bouen.morishima.jp/002302/index.html">先日</a>はデジカメ、ズーム、手ぶれの野鳥撮影を記事にしましたが、今日はEOS-D30、300mm望遠、三脚付きで撮影してみました。　とても記事にできるような撮影結果ではありません、ピントがぶれ、切れ味も何も無い絵ですが、不動は得意だが動は不得手な茫猿の習作その１ということで掲載してみます。</p>

<p>　それにしても、冬の野鳥撮影は一に我慢、二にも我慢と思い知りました。本格的に始めるならば三脚の立派なモノ、1000mm程度の望遠、それにレリーズ、ひたすら待つための暖房用テントなどが必需品なのだとも思いました。　でも、そこまでのめりこむつもりはありませんから、野鳥撮影はこれっきりかもしれません。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　撮影場所はその昔、長良川洗堰から揖斐川へ増水を分流していた岐阜県安八郡：大榑川（オグレガワ）流域です。今日は鴛鴦は見かけませんでした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111227kamo2.jpg"/></p>

<p>　こういう撮り方は好きなのです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111227kamo.jpg"/></p>

<p>　川のなかの杭に川鵜と青鷺が休んでいました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111227aosagi.jpg"/></p>

<p>　青鷺が飛び立つ一瞬を捉え損なった絵です。手持ちで撮ってますからブレてます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111227aosagi2.jpg"/></p>

<p>　いずれにしても世間の（もと）同業者方は、何かと気を遣うことの多い地価公示の〆切が近くなって暮れも正月もない毎日なのだろうと思えば、ひとり寒空に野鳥を追いかけていられる我が身は幸せなのだろうか、それとも為すこともない不幸なのだろうかと独り言つのである。　正月近くなれば、母は帰ってくるかこないか判りもしない孫たちのために、いつもの正月支度を整えていたと思い出す。　父母なく彼等が帰り来るあても全く無くなった今や、何の支度も無用な茫猿の年越しなのである。</p>

<p>　そんな今日この頃に気づいたことがある。　今年になってから以前は週に一二度は開いていた幾つかのサイトを開かなくなったことである。時事評論関連の幾つかのサイトをBook Marksに登録して開いていたのだが、BookMarksはそのままだが一向に開かなくなった。何故だろうかと考えてみた。</p>

<p>　退隠して世間の様子に関心がなくなったせいか？　どうもそうではない、新聞は読んでいるしTVニュースも見ている。　どうやら3.11震災と事故がもたらした結果のようだ。　未曾有かつ想像を超える出来事に出会ったせいのようだ。お為ごかしの評論が、底割れを見せたことに気づいたせいかもしれない。　3.11以前に、災害対策の有り様をどのように論じてきたのか、原発の利害得失をどう論じてきたのか、全てはそこから始まると考えているせいのようである。</p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>雪中花三題</title>
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    <published>2011-12-27T00:39:14Z</published>
    <updated>2011-12-27T05:01:02Z</updated>

    <summary>　半ば溶けた雪のなかに花を探してみました。...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="句" label="句" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　半ば溶けた雪のなかに花を探してみました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　雪水仙、雪の重みで多くの花が手折れていました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111227suisen.jpg"/></p>

<p>　雪つばき、雪中の山茶花。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111227yukitubaki.jpg"/></p>

<p>　雪の白さに花の黄色が映える残菊。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111227kiku.jpg"/></p>

<p>　残の色　　雪が洗いて　　照りはゆる　　（茫猿）</p>]]>
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    <title>暮れの一日、奈良</title>
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    <published>2011-12-26T08:08:42Z</published>
    <updated>2011-12-28T06:28:11Z</updated>

    <summary>　学生時代以来だから、もうすぐ半世紀の付き合いになる友人達が忘年会に誘ってくれた...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="只管打座の日々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="線路ハ何処迄モ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="写楽" label="写楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="鉄道" label="鉄道" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　学生時代以来だから、もうすぐ半世紀の付き合いになる友人達が忘年会に誘ってくれた日、夕刻までの時間潰しに奈良を訪ねました。　2010年の奈良は平城遷都1300年祭で賑わったようですが、今年は祭も終わりましたし、祭関連で整備も行き届いた奈良が見頃であろうと考えたのです。　目的地は奈良国立博物館、興福寺国宝館そして東大寺ミュージアムです。　暮れとはいえX'mas三連休中のこと、そこそこに観光客は居ましたが、国博は静かなもの、誤算は興福寺国宝館でしたが、詳しくは後ほどに。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　先ずは奈良国立博物館です。　2011.07.20に旧館が<a href="http://www.narahaku.go.jp/guide/02.html">なら仏像館</a>として整備されていました。　旧館は建築としても見飽きない荘重さをもっています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226kokuhaku.jpg"/></p>

<p>　外装も目を奪われますが、正面玄関ホールも見事です。（今は、正面からの出入りは閉ざされています。）　この旧館は1894年完成といいますから、明治初期の日本人の心意気が建物から漂ってきます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226hahl.jpg"/></p>

<p>　仏像館を入ると直ぐに、この多聞天像にお会いできます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226tamonten.jpg"/><br />
　※掲載する写真は全て、許可を得て腕章を巻いた上で撮影しています。<br />
　※もちろんのこと、フラッシュ撮影は禁止です。</p>

<p>　驚いたのが、この釈迦像です。<a href="http://www.narahaku.go.jp/collection/d-658-0-1.html">全裸のお釈迦様</a>なんて初めての対面です。実際には衣服をまとって祀られていたらしいのですが、それにしても全裸像展示とは。　写真ではよく見えませんが、腹部には輪宝（りんぽう）を、股間には蓮華形を付けておられます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226syakalazou.jpg"/></p>

<p>　すぐ隣には着衣のお釈迦様が並んでいました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226shyaka.jpg"/></p>

<p>　こちらは石彫仏。　<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226sekibutu.jpg"/></p>

<p>　圧倒されたのが、古代中国・商（殷）時代、今から三千年以上も前の時代の青銅器コレクションです。　よくぞまあ集めることができたものよと、しばし感慨にふけりました。　日本の浮世絵や絵画工芸の名品が幕末から明治初期に掛けて、その多くが海外に流出したのですが、（同様にして）中国からも多くの名品や貴重品が流出した一つの証でもあるのだと拝観しました。写真は祭祀器である商時代の青銅器です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226kanae.jpg"/></p>

<p>　国立博物館を出て、本来の目的地のひとつである<a href="http://www.kohfukuji.com/about/construction/kokuhokan.html">興福寺国宝館（2010年リニューアル）</a>へ向かいました。　こちらも静かは閑かですが、国立博物館よりも人が多く入館していました。　国宝館は食堂（じきどう）跡地に建築された収蔵館ですが、近年は<a href="http://www.kohfukuji.com/property/cultural/001.html">阿修羅像</a>が話題になっています。　ゆっくりと一巡してから阿修羅像の前に立ちますと、後ろからバス２台分の観光客が押しかけて来たのです。　お目当ては<a href="http://www.kohfukuji.com/property/cultural/001.html">阿修羅像</a>とみえて、像の前はたちまちに声高、黒山の人だかりです。　それまでの静寂な雰囲気などはどこへやら、歳末買い出しの市場みたいになりました。</p>

<p>　「これや！これがアシュラや！」、「どこや？　どれがアシュラや？」<br />
　いい加減にしろよと、早々に立ち去らざるをえない茫猿でした。　国宝館の前では十数人ほどの団体を前にしてガイドさんが指示しています。「皆さんのお目当てはアシュラさんでしょうが、アシュラさんは館内一巡の最後に展示してございますから、お見逃しの無いように。」　多分、先の団体さんも、こんな案内を受けての入館だったことでしょう。　興福寺境内は夏毛から冬毛に変わりきらない鹿が歩いていました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226shika.jpg"/></p>

<p>　奇しくも興福寺国宝館の入場券図柄は阿修羅像で、奈良国立博物館入場券図柄は旧館正面でした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221nala001.jpg"/></p>

<p>　興福寺国宝館を退散してから、この秋に開館したばかりの<a href="http://culturecenter.todaiji.or.jp/">東大寺ミュージアム</a>へと思ったのですが、国博ぶつぞう館にて、時間を随分と費やしたものですから、既に昼時分を大きく廻っています。　そこで<a href="http://www.yume-kaze.com/">東大寺門前の夢風ひろば</a>に入り、忘年会までのつなぎに軽食をと考えたのですが、ここで思わぬ拾い物をしました。　それが「<a href="http://www.rikichi.jp/ho_top.html">シルクロードの終着駅</a>」なのです。NゲージとHOゲージに別れたジオラマ・ビュッフェです。　茫猿はHOサイドに入り軽い食事もそこそこにジオラマを楽しんだことです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226jiolama.jpg"/></p>

<p>　ジオラマに別れを告げれば、もう冬日は暮れかかっています。　一番訪ねたかった東大寺ミュージアム、それに加えて夢風ひろばにも吉野葛・黒川本家という是非訪ねたいお店もございますが、それらは年越しの楽しみに取っておくことにして、当夜の忘年会場へ向かいました。　奈良で入手した『鄙からの発信』定番・蓋は「鹿と桜」です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226futa-nala.jpg"/></p>

<p>　その夜は、友人たちと河豚の名店「<a href="http://hibanaya.jp/">ひばなや</a>」さんで久しぶりに河豚を堪能しました。こちらのテッサも、チリもそして雑炊も言うこと無いのですが、なかでも「ブツカワ（ミカワとも称する）」は、他店では味わえない品です。　痛む親知らずを押して誘ってくれたN君をはじめ、彼等の厚情に感謝し変わらぬ健康を祈ります。</p>

<p>　心地良く食い呑み語らった翌朝は、かねてから気になっていたタケノコの「<a href="http://sanbanya.jp/index.html">三番屋</a>」さんを洛西向日町に訪ね、開店を店の表で待って「<a href="http://sanbanya.jp/shouhin/shouhin.html">竹の子山椒煮</a>」を手に入れました。　竹の子山椒煮というのは数年前に某処で出会ったものの、その佃煮の名前も入手方法も判らずにいたのですが、図らずも忘年会の席で友のひとりに教えてもらって出掛けたという訳でして、雪がチラチラするなかを待った甲斐もあろうというものです。<br />
　一期一会とは申しますが、年を越せば数え七十もまぢかくなり、後幾たび美味しいものを美味しく味わえるだろうかと思えば、雪のなか待つことくらい何のそのという気分なのです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226sanbanya.jpg"/></p>

<p>　午前中に一時運休した後も、おくれがちの新幹線に竹の子山椒煮を抱えて乗り、鄙の茅屋に戻れば雪かきをしなければままならないほどの、この冬初めての積雪でした。　でも今夜は、竹の子山椒煮で燗酒と御飯が頂ける幸せが待っています。　三番屋さんのPOPには美味求心とありましたが、茫猿の心境は美味救心でもあり、究真でもあるのです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111226hatuyuki.jpg"/></p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
</entry>

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    <title>今日の伊吹山</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2302</id>

    <published>2011-12-23T02:53:59Z</published>
    <updated>2011-12-23T05:06:38Z</updated>

    <summary>　今日の伊吹山は、この冬一番に輝いている。　でも伊吹山が白く輝いて見えるというこ...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　今日の伊吹山は、この冬一番に輝いている。　でも伊吹山が白く輝いて見えるということは、日本海から琵琶湖を越えて山にかかる雲が北西方からの風で吹き払われているということでもある。<br />
　だから、茫猿の住まいするあたりでは、陽射しはあるものの風は強く、寒さも厳しいのである。山白くして寒風厳しというわけである。　この寒風にさらされてこそ我が家の切り干し大根もきれいに干し上がるというものではあるのだが。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　山白く、風厳しく。いつもの我が家付近よりやや南方、揖斐川今尾橋付近にて。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111223ibuki-2.jpg"/></p>

<p>　近くの大榑川には、鴨などが渡ってきている。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111223kamo.jpg"/></p>

<p>　鴨のなかにはオシドリも混じっているようだ。近いうちに望遠レンズ持参でウオッチングしてみよう。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111223oshidori.jpg"/><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>富士登山電車</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2300</id>

    <published>2011-12-22T01:55:43Z</published>
    <updated>2011-12-22T21:43:30Z</updated>

    <summary>　2011.12.21 理事会開催日の翌日は富士吉田市にいました。　十月に熊本・...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
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    <category term="蓋" label="蓋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="駅" label="駅" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　2011.12.21 理事会開催日の翌日は富士吉田市にいました。　十月に<a href="http://bouen.morishima.jp/002267/index.html">熊本・三角線・Ａ列車</a>に乗車した時、このＡ列車のデザインを担当した水戸岡鋭治氏が富士急行の富士登山電車のデザインも担当していると知り、富士登山電車の乗客になってみたいと考えたのです。</p>

<p>　08:30 新宿駅発中央線あずさ７号乗車、09:38大月駅着、09:45大月駅発富士登山電車乗車、10:37富士山駅着（旧富士吉田駅・11.07.01改称）という旅程を辿ったのです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　初冬の甲斐路富士紀行は、天候にも恵まれてとても佳い旅でした。　晴れて風なく穏やかな陽射しのなかで富士山を思う存分楽しむことができました。　中央線大月駅で連絡する富士急行大月駅フォームには富士登山電車（写真右）とフジサン特急が待っているのです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221ootuki.jpg"/></p>

<p>　茫猿が乗車した富士登山電車です。　（<a href="http://www.fujikyu-railway.jp/forms/info/info.aspx?info_id=14738">詳しくは富士急サイトへ</a>）　<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221tozandensya.jpg"/></p>

<p>　Ａ列車とは違い車内バーはありませんが、車内はオシャレ感が溢れています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221densya2.jpg"/></p>

<p>　車窓の右に左に富士山を眺めながら、大月駅から河口湖駅までの26.6ｋｍ。標高差約500mを登る電車です。　大月駅を出てまもなく田之倉駅を過ぎるあたりではリニア実験線もくぐります。　車輌連結部に暖簾がかかっているのも風情あり、なかには銭湯みたいだなどと言う方もあるとか。乗務アテンダントも美形な上に優しく親切です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221densya3.jpg"/></p>

<p>　彼女に、「終点の河口湖まで行くのと、富士吉田で下車するのと、どちらがお勧め？」と尋ねましたところ、「河口湖は、いわゆる観光地ですが、富士吉田は浅間神社や吉田うどんがお勧めです。」　この彼女のアドバイスと笑顔に送られて、スイッチバック富士山駅で下車したのです。　写真は駅舎正面に鳥居が設けられている富士山駅です。（スイッチバック：電車はここで方向を転換して、河口湖駅へ向かいます。）<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221fujisaneki.jpg"/></p>

<p>　富士浅間神社北口本宮へ向かう金鳥居（カナドリイ）から眺める富士山です。　時間の関係から逆光になっています。 この金鳥居から先が浅間神社表参道で、御師の宿坊が続く町並みです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221kanadorii.jpg"/></p>

<p>　御師宿坊の町並みでは、正面にずっと富士を眺めながら浅間神社に向かいます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221fujisan.jpg"/></p>

<p>　富士山駅を出てから金鳥居をくぐれば、富士山に向かって真っ直ぐの緩い坂道を辿ります。　それが富士山講・御師宿坊の町並みです。　参道沿いのあちらこちらに御師宿坊があります。それぞれに構えは一様ではありませんが、御師という表札に注連縄だけは皆一様です。<a href="http://www.fujigoko-net.jp/pc/index.php?option=com_content&view=article&id=291&Itemid=162">（富士講についてはこちら）</a><br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221onshi.jpg"/></p>

<p>　陽射しが西へ傾くにしたがって、富士山は輝きを増してゆきます。もう暫く眺めていることができれば、赤富士を眺めることができたのかもしれません。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221fujisan2.jpg"/></p>

<p>　富士浅間神社、北口本宮。とても壮麗な造りです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221jinja.jpg"/></p>

<p>　浅間神社参拝のあとは、吉田うどんです。「<a href="http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=2002">吉田うどんマップ</a>」には61店舗が掲載されていますが、そのなかで偶々行き会った「<a href="http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=2200">麺許皆伝</a>」さんへ伺いました。　いただいたのは竹輪天麩羅うどんです。かき揚げをいただきたかったのですが、かき揚げが売り切れということで選びました。　でもカウンターの相客にお尋ねしましたら、肉うどんが定番のようです。　吉田うどんの特徴は、一．麺がとても硬いこと（名古屋の煮込みうどんの硬さと遜色ありません）、二．麺ツユが醤油と味噌の合わせであること。（この味噌汁にも似た醤油・味噌合わせツユは意外にいけます。）、三．具材に茹でキャベツを用いていること。歯ごたえもあって相性の良い新しい出会いです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221udon.jpg"/></p>

<p>　農林水産省『郷土料理１００選』に選ばれたという「吉田うどん」を賞味した後は、富士の湧水で仕込んだ天然醸造味噌屋・丸甲醸造に立ち寄り地味噌や「ほうとう」などを買い求め、河口湖へ向かおうか、もう一軒うどん屋さんに寄るかと思案しましたが、初冬の陽射しは早くも西日です。　そこで甲府から身延線経由で東海道新幹線新富士駅へと考えて、大月駅経由甲府駅へ向かったのですが、身延線は途中に崩落事故が発生し、代行バス運転中であり、特急は総て運休中でした。</p>

<p>　下手をするとこの日のうちに帰宅できなくなることから、甲府からは15:24発松本行あずさ19号（16:26松本着）、松本駅ではSuica利用の関係から構外に出られず、構内の立ち食い蕎麦で我慢して、16:53発しなの20号にて名古屋への帰途につきました。　名古屋へ着いたのは19:01、名古屋駅ではSUICAの域外乗り越し処理を済ませて新幹線岐阜羽島駅に到着したのは19:35のことでした。</p>

<p>　茫猿はこのところ東京都内で近郊線や地下鉄利用が多いことからSuicaを利用しているのですが、都内並びに近郊、JR他社でも幹線駅ならば相互利用が可能なのですが、東日本管内でも松本駅はSuicaを取り扱っていませんから、手続きが面倒になるのです。　ちなみに中央線大月駅及び富士急大月駅ではSuica利用になんの問題もありませんでした。写真は、富士登山電車の座席整理券です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221huji001.jpg"/></p>

<p>　そして『鄙からの発信』定番、富士吉田市の蓋です。マンホール蓋は中央に富士山マークが見えます。　上水道制水弁蓋はカラフルです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221futa-yosida.jpg"/><br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221futa-yossida2.jpg"/></p>

<p>　富士山駅六階屋上の展望デッキからは裾野を長く引く御山が一望できます。<a href="http://bouen.morishima.jp/002279/index.html">十一月には機上から眺めた富士</a>を、今年も終わりに近くなって間近に心ゆくまで眺めることができて、幸せな一年の幕引きができました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111221a-yama.jpg"/></p>

<p>　美形のアテンダントに撮っていただいた貴重な一枚なのですが、前夜の深酒と寝不足が祟って老醜をさらすお見苦しい絵ですから、モノクロに補正しました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111222jigazou.jpg"/></p>

<p></p>

<p>　</p>

<p></p>

<p>　</p>]]>
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    <title>新スキーム改善他（於・理事懇談会）</title>
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    <published>2011-12-21T22:45:56Z</published>
    <updated>2011-12-22T00:20:24Z</updated>

    <summary>　前号記事にて紹介したとおり、理事昼食会並びに理事会終了後の夕食会にて、理事有志...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <category term="ＲＥＡ－ＮＥＴ構築" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>　前号記事にて紹介したとおり、理事昼食会並びに理事会終了後の夕食会にて、理事有志による懇談・意見交換が行われました。　そこで話題となった幾つかの事柄について記事にしておきます。</p>

<p>　話題は、「事業実績報告のWeb公開について」、「依頼者プレッシャー問題について」、「鑑定報酬について異常とも云える低廉化について並びに見積もり競争入札の横行について」、「新スキーム改善の方向について」などです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>一．事業実績報告のWeb公開について<br />
　不動産鑑定業者の事業実績報告については、<a href="http://bouen.morishima.jp/002271/index.html#more">既報</a>のとおり<a href="http://tochi.mlit.go.jp/kantei/daijin_kensaku.htm">大臣登録業者については既にWeb公開</a>されていますが、次年度からは知事登録業者についてもWeb公開が予定されています。　これら事業実績（受託評価件数、受託報酬額、在籍資格者数）のWeb公開が進められるてゆくことは、事業規模による鑑定業者の序列化並びに選別につながらないかと懸念されます。</p>

<p>　執行部並びに協会事務局は、このWeb公開問題について主務官庁からどのようなアナウンスを受けていたのか、またどうのような意見具申を行ったのかが話題になりました。理事会に於ける執行部答弁は以下の通りです。　「本日の理事質問を受けるまで開示の実態は承知していませんでした。また、主務管庁からの示唆は受けておりません。」</p>

<p>　唖然とするほどの情報収集能力の欠如であり、問題認識の低さが問われます。　本来的に開示を前提としての事業実績報告徴収ではありますが、従来は窓口開示でしたが、それがWeb開示となれば、その影響力は格段の違いがあります。　然るに、なんの事前通告も無しに窓口開示からWeb開示に変更され、その開示方法についても何の意見具申もしていないと云うことについては、その責任が問われて然るべきと考えられますが、執行部の問題認識はとても低いようです。</p>

<p>　穿ちすぎた見方かもしれませんが、執行部を構成する役員の多くは大臣登録業者であり、既に開示されてしまっているから、今さら何をかいわんやということでしょう。　知事登録業者であっっても、域内では実績量上位に位置する方々ばかりでしょうから、Web開示の影響は今後の事業活動にとってプラスに作用するとお考えなのかもしれません。　つまり実績量上位業者にとってのWeb開示は、所管庁による後押し広報と云えるものでしょうが、下位業者にとっては、業務受託の上位寡占化が進むかもしれない悪夢でしょう。　零細業者が多い知事登録業者の開示方法は再検討が必要であり、かつ所管庁に対して然るべき申し入れが為されるべきでしょう。</p>

<p>　そうでなくとも、鑑定報酬の競争入札等が横行し依頼者プレッシャー問題も認められ、報酬額のみが競争にさらされ、鑑定評価の質的な競争が等閑になっているという憂うべき実情があるのです。　執行部の問題意識の低さは、改めて問い直されなければなりません。</p>

<p>二．依頼者プレッシャー問題について<br />
　「依頼者プレッシャー」という文言が協会公文書に数多く記載されること自体を嘆くという意見がございました。　依頼者からの報酬を得て業務を遂行する専門職業家として、依頼者の依頼目的その他を忖度することは業制度発足以来、常に付きまとっていることです。　しかし、そのような依頼者の意向に左右されることなく自らの業務を適正的確に行うのは当然すぎるほど当然のことである。　いまさらに依頼者プレッシャーなどという文言が横行することを恥ずかしく思う。</p>

<p>　この問題の本質は、広義に云えば社会性や公益性が高い鑑定評価について、質的なコンペティションの場が、未だに設けられていないし設けようとする努力も払われていないことにある。　レビュー制度などの確立が急務であろう。</p>

<p>三．鑑定報酬の低廉化並びに見積り競争入札の横行について<br />
　近畿会では、鑑定評価の委託発注に関連して行われようとしている「競争入札の中止申し入れ文書」を関係機関に提出すると伺いました。　この文書には関係士協会会長、地域会会長並びに鑑定協会会長も連署する方向で検討中と伺いました。　同時に低廉入札は独禁法に規定する不当廉価取引行為であるとする申し入れも検討中と伺っています。</p>

<p>四．新スキーム改善の方向について<br />
　大枠として、第一次改善案の方向性に異論はないが、長年の慣行を改めるに性急過ぎはしないか。　地元会員の理解を深めるためには今暫くの時間がほしい。特に直接新スキーム業務を遂行する地価公示評価員の理解を深めるためには、地価公示分科会等における丁寧な事情説明が求められる。</p>

<p>　また、全国二十余の士協会ではRea Netによる事例資料等閲覧が実施されており、特段の問題も事故もなく現在に至っている。　このRea Net（Rea Jirei）による閲覧開示利用に何か問題があるのか、問題があるとすれば改善を図ればよいのであり、新システムを構築しなければならない理由が理解できないという意見を多く伺いました。</p>

<p>　このRea Net利用の継続を否定し新システムを構築する理由については、茫猿も未だに判然としませんし、その妥当な理由について説明を受けていません。　「Rea Net」には問題があるとか、所管庁の理解が得がたいなどという理由にもならない説明しか受けていません。　今に至っても、Rea Netを構築予定の新システムの方向へ改善すればこと足りるとも考えていますし、Rea Mapとの連繋を考えればRea Netの改良を検討してもよかろうと考えます。　また両者の併存も有り得るのではとも考えます。　いずれかの機会に、この問題を糺してみたいと考えています。</p>

<p>《付記》　茫猿はRea Net構築に深く関与し、構築後はRea Map構築等に関与しています。　ですから「構築関与者としてRea Netに必要以上に拘る」と見られかねない発言は控えてきました。　でも現にRea Netを利用されている士協会関係者からの疑問には適切にお応えしなければならないと考えています。　こうも言われたのです「あなたは、Rea Net構築提唱者であり、問題点があるとすれば一番良く理解しているはずだ。そのあなたが、なぜRea Netを捨てるのか、聞かせてほしい。」　茫猿はこの質問にお答えすることができませんでした。</p>]]>
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    <title>理事懇談会＆理事会報告</title>
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    <published>2011-12-21T19:55:30Z</published>
    <updated>2011-12-22T00:16:42Z</updated>

    <summary>　12/20、臨時理事会が開催されました。　議題は次のとおりです。 （1）懲戒処...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　12/20、臨時理事会が開催されました。　議題は次のとおりです。<br />
（1）懲戒処分の承認について<br />
　 ① 「三重県伊勢市」の件について<br />
　 ②  いわゆる「かんぽの宿」の件について<br />
　両議案については、提案理由説明が懲戒委員長から為された後、慎重審議の上で定款10条に規定される、戒告または1年以内の会員権の停止処分が、承認されました。</p>

<p>　処分内容等については、近日中に公告される予定ですから、ことの性質上、本記事にて開示することは致しません。 ②項　いわゆる「かんぽの宿」に関する件につきましては、ことが話題になってから二年近くを経て、一つの結論に達したわけですが、これで一件落着というわけではありません。　この事件の背景にある「依頼者プレッシャー」問題について、その発生を防止するために、鑑定協会は今後も弛まない努力を続けなければなりません。<br />
</p>]]>
        <![CDATA[<p>　さて、当日の臨時理事会の前に、理事有志による理事昼食会（懇談会）が開催されました。理事昼食会は以下の主旨により開かれたものです。開催趣意書はこのようなものです。</p>

<blockquote>　常日頃、理事会の無力化是正が問われていますが、一向に改善の兆しが見えません。我々2011年度理事の任期は残すところ三ヶ月となり、今後開催予定の理事会も二回だけとなりました。　今や何を言っても行っても無駄なことだというご意見もあろうと存じます。

<p>　ですが、残任期は僅かといえども、一つのスタイルを提案し次期以降に引き継がれる芽を生むとすれば、昼食会や懇談会を試行する意味はあろうと考えます。<br />
なお、理事会終了後の有志懇談会は以前から断続的に開催されていますが、有志という限定的なものであること、交通手段との関係から参加者が限定されること、さらにアルコールが入るのが通例であり、建設的懇談の場としてはともすれば不適切となりがちでした。</p>

<p>　理事昼食会は執行部に対して野党的指向をするものではございません。<br />
ともすれば、情報が行き届かず、執行部説明を伺うだけに為りがちな理事会の有り様を些かでも改善できればと願うものです。</p>

<p>　直面する様々な課題について、理事が情報を共有し理解を深め、その施策や是正策について建設的な意見が表明できる機会になればと考えます。<br />
同時に、理事の出身母体である地域会へも正確な情報提示が可能でありたいと考えます。　斯様な主旨にご理解を賜るようお願い申し上げます。</blockquote></p>

<p>　理事昼食会は試行初回とはいえ、十名余の理事が集まり、二時間余にわたって昼食を摂りながら、当日の議題や当面している新スキーム改善問題さらには鑑定業界が直面している様々な問題について意見交換を致しました。　有意義な催しだったと思われますし、年を越した１月理事会前にも開催して、次年度以降の理事会に引き継がれてゆけば宜しかろうと考えられます。</p>

<p>　特に次年度以降は新公益法人移行が予定されており、現在の常務理事会は業務執行理事会へと改められ、現在の理事会は全国の士協会会長が理事に就任する理事会へと替わります。　この新理事会は開催数が年四回に減少することが予定されており（現行は年六回開催）、今以上に報告案件説明等に終始して議論を交わす時間が少なくなり、理事会のさらなる形骸化が懸念されてもいます。<br />
　そのような懸念を払拭する一つの方法として、理事昼食会等による理事相互間の意見交換、問題認識の共有等が図られれば良かろうと考えられます。</p>

<p>　幸いというか、現理事のうち少なからぬ方々は士協会会長であり、４月以降も理事として残られますから、このような理事懇談会手法が引き継がれてゆくことが期待されます。　昼食会出席の方からは、このような意見をいただいております。</p>

<blockquote>『１２月２０日の理事会前の昼食会、いろいろと意見が聞けて有意義でした。
理事会終了後の懇親会も有意義でした。
やはり直接顔を見ながら話すことは大切だと思いました。』（H.Y氏）</blockquote>

<p>　12/20早朝　朝日に輝く伊吹山です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111220ibuki-asa.jpg"/><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>しぐれの季節</title>
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    <published>2011-12-19T04:28:14Z</published>
    <updated>2011-12-19T09:11:39Z</updated>

    <summary>　この季節、我が陋屋のあたりでは、伊吹山から吹きおろす風が強くなります。伊吹颪（...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="句" label="句" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="草深包丁" label="草深包丁" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　この季節、我が陋屋のあたりでは、伊吹山から吹きおろす風が強くなります。伊吹颪（オロシ）という北西方からの強風です。　楓も公孫樹もあっというまに枯れ葉を吹き散らされてしまいますし、畑仕事には寒む風が身に沁みます。　晴れていても、急に雲が低くなり時に霙（みぞれ）混じりのしぐれ雨が通り過ぎます。</p>

<p>　こんな季節になると、生前の母はいつも切り干し大根を作っていました。畑で栽培した大根を細切りにして、笊の上に並べて寒風にサラシ干しするのです。　数日するとカラカラに乾いた切り干し大根が出来上がります。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　生前の母はいつもこんな風に言っていました。　切り干し大根なんかスーパーで買えば安いものだが、それでも自分で作ったものは、きれいだし甘味が違う。なんと言ったとて、天日干しに優るものはない。　一昨年の秋までは、そう言いながら大根を刻み、干していました。</p>

<p>　この秋、私が作った大根は結構良い出来でしたが、冬まぢかになって「ス」が入るようになりました。収穫してみても漬物を漬けるわけでなし、どうしようかと迷っていましたが、ふと母の切り干し大根を思いだし、母の作業をなぞりながら切り干し大根を作ってみました。<br />
　一週間ほど干しておいたら、まずまずの出来になりましたから、今日は二度目の作業を行いました。一度目より二度目で、作業には手慣れましたから、最初のものよりはさらに美しく甘くできそうです。　写真の右下は三杯のザルが干し上がってできた一回目の完成品です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111219kiriboshi.jpg"/></p>

<p>　切り干し大根を干した後は、柚子を収穫して柚子ねりを作りました。　これは昨年に続く二度目の作業ですから、柚子の香り豊かに甘酸っぱくほろ苦い柚子ねりが出来上がりました。　しばらくはトーストに塗ったり、柚子湯を楽しんだり出来そうです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111219yuzuneri.jpg"/></p>

<p>　大根を抜いたあとの畑は青色と云ったら葱や玉葱苗以外は冬枯れ状態ですが、これからは菊の株分け植え替えや春の作付けのために耕耘作業などが待っています。　果樹の剪定もありますし、この秋に切り倒した木や切りおろしした枝が山積みになっていますから焼却するなどの処分もしなければなりません。</p>

<p>　昨年、母が亡くなったあとの台所に残されていた切り干し大根を捨てるにしのびなく、帆立貝柱と焚き合わせてみましたら結構な味にできあがり、まだ達者だった父とふたりで母の手作りを味わったことを思い出します。　その父もいなくなって一年、この冬に作った切り干し大根は誰と味わおうかと考えている茫猿です。</p>

<p>　　　だいこ（大根）干し　　しぐれを避ける　　冬ひなた　（茫猿）<br />
　　　だいこ（大根）干し　　母の手しのぶ　　暮れまぢか　（茫猿）<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>止揚学園へお歳暮</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002296/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2296</id>

    <published>2011-12-16T05:03:17Z</published>
    <updated>2011-12-16T07:19:11Z</updated>

    <summary>　歳末は贈答の季節でもある。以前に比べれば格段に少なくはなったものの、鄙の侘び住...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="止揚学園" label="止揚学園" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　歳末は贈答の季節でもある。以前に比べれば格段に少なくはなったものの、鄙の侘び住まいにだって一つ二つは歳末の御挨拶が届けられてくる。　届いたら届いたで放ってはおけないから、礼状は書かねばならないし、返礼も考えなければならない。　でも、茫猿は義理欠き、見栄欠き、恥かきの三カキを旨とする生き方に、ぼちぼち徹しようと決めたから、礼状は書くものの返礼は義理欠きを決め込んでいる。</p>

<p>　世間からお歳暮が届けば、否応なく茫猿が届けなければならないお歳暮のことが、浮かんでくるのである。　何度も記事にしていることであるが、<a href="http://www.biwa.ne.jp/~ikuru/">滋賀県能登川の止揚学園</a>へ届けるクリスマスプレゼントのことである。　ふと思い立ったが吉日と、昨日お届けに伺った。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　いつものように岐阜市西野町の<a href="http://uotoyo.net/">魚豊</a>さんへ伺うと、折良く寒鰤があった。　氷見水揚げではなく佐渡水揚げではあるが、その分だけ値段も少しお安くて10kgブリとはいえ手頃である。　実は今週の金曜日からは年末年始相場に変わるから、今日はぎりぎりセーフです。明日からは倍近い相場になるから、ちょうど良い日に見えましたと魚豊の大将に教えられました。　例年のことだが、「そういう訳なら、私も協力します。儲けは要りません。」と、魚豊さんには今年もお世話になりました。</p>

<p>　早速買い求めて、止揚学園までお届けに伺ったのであるが、ぼちぼち顔を見せられる頃かと思っていましたと歓迎されました。いつに変わらず明るい元気な学園の皆様でした。写真のようにブリを丸ごとお届けするのは、学園では魚全部を使って頂けるし丸ごとの方が喜ばれるからです。頭の先から尻尾までアラも中落ちも全部いただきますと言われます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111216kanburi.jpg"/></p>

<p>　茫猿よりも一回り年配の福井達雨先生は、寄附などの礼状書きで忙しくてお疲れのご様子でしたが、今日はブリ刺し、明日はブリ大根やなと喜んで頂きました。少しでもお疲れ癒しになれば、お届けした甲斐もあろうというものです。</p>

<p>　ちょうど、おやつの時間に差し掛かり、一緒にお茶とお菓子をいただき、光子先生や面条先生やスタッフの皆さん、園生の皆さんと過ごす楽しい時間をいただきました。　園生のかつみさんなどは、私のことをしっかり憶えていてくれて、「このサカナはどこで釣ってきたの？」などと尋ねてもくれました。　お茶が終わると、間近にせまったクリスマス会の劇の稽古も見せてもらいました。　今年の演目は「笠地蔵」だそうです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111216keiko.jpg"/></p>

<p>　鑑定協会関連の委員会日程が重なってクリスマス会には出席できませんが、一足早くクリスマスの雰囲気を味わうこともできて、楽しいお歳暮配達でした。</p>

<p>《先頃届いた、冊子止揚の巻頭言を引用転載します。》</p>

<blockquote>『ためにではなく共に』（福井達雨）
　この頃、支援学校、支援学級という言葉をよく聞くようになった。障害をもった子どもたちの学校や学級のことである。

<p>　この支援という言葉になんとなく違和感を持ってしまう。今、「支援」という言葉は、障害をもった子どもたちを支え、助けるという意味で使われているが、知能に重い障害をもった仲間たちと六十年を共に歩み、この仲間たちを支援するよりも、支援を受けた事の方が多かったことを思う。</p>

<p>　知能に重い障害をもった仲間たちと心を合わせ、共に歩む時、この仲間たちと私たちがどのように支え合い、助け合っていくかが大切なことである。その歩みを「ためにではなく、共に」と云うのである。</p>

<p>　この仲間たちの<u>ため</u>に支援をするのではなく、この仲間たちと助け、支え合い共に歩むことこそ、人間として皆が信頼を持ち、心を合わせられる重要な源なのである。<br />
　支援より、もっと大切なのは<u>共に</u>である。</blockquote></p>

<p>【茫猿の述懐】<br />
　この手の話は秘やかにするものであり、これみよがしに披露するものではないというご批判があろうことは重々承知しています。　ですが、茫猿はこのように考えます。<br />
　茫猿の学園への支援などはささやかなことです。仰々しく記事にすることではございません。　でも世間には多くの似たような施設が存在し、それらの幾つかは皆さんの訪問を心待ちにしています。　福井先生が言われる「支援より、もっと大切なのは共にである。」というのは、そういうことなのです。</p>

<p>　支援金を振り込んだり、支援物資を送ったりすることもとても大事ですが、ともすれば世間から隔離されがちな学園のような施設をお訪ねして、一緒にお茶をいただき遊戯ををして、少しでもお仲間づきあいをすることもとても大切なのです。<br />
　園生の皆さんも喜んで歓迎してくれますが、何よりも訪れた側が明るい元気を頂けます。共に生きることを垣間知ることができて幸せになれます。　ですから茫猿はこの記事を読まれる方にとって、何かのきっかけになれば良いなと思っているのです。</p>

<p>　このことについては、福井先生がいつかの日に、このように言われたことを思い出します。<br />
<blockquote>　「止揚学園も創立四十周年を迎えて、建物も在園生も歳を重ねました。そして十年、二十年と長く支援して頂いている幾つかのボランテイアグループの方々も高齢化しました。</p>

<p>　二十年余も学園を支援して頂いているある方が古稀(70歳)を迎えられました。<br />
その方が私(福井先生)に言うのです。『私も歳をとりましたから、学園にお邪魔しても保母さん達のお手伝いが昔のようにできず、ご迷惑となるだけだから、もう訪問することを止めたいと思います』</p>

<p>　ボランテイアとは何かをしてあげる。資金援助をする。そういったことだけでは無いのです。　五十歳を越える在園生も少なくなく、両親は更に高齢化しお亡くなりになっている在園生も多くいます。帰る家は止揚学園しかない彼等にとっては、訪問者が多いことがとても助けになります。<br />
 来訪者とにぎやかに食事をし、ゲームをし歌を唄う、そんな明るい日々が重度の知能障害や身体機能の障害をもつ彼等にはとても大事なことなのです。　だから、顔なじみとなっている支援者が月に一度でも訪ねてきてくれることが、とても大事なのです。</p>

<p>　何もなさらなくてもよいのです。学園に来てニコニコと笑いかけながら座っていて下さるだけで、在園生は心和み穏やかに明るい毎日が送れます。　もう歳だからなどと言わないで、足元が不自由ならお迎えにゆきますから、いつまでも学園を訪ねて下さい。私(福井)は彼女にそうお願いしました。</p>

<p>　皆さんもボランテイアなのだから止揚学園に来て何かお手伝いをしなければとか、資金や品物を届けなければと考えなくていいのです。ただ来て下さるだけでよいのです。一緒にお茶を飲み歌を唄うだけでよいのです。それも、いいえそれこそが立派なボランテイアです。</blockquote><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>ディファクトスタンダード</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2295</id>

    <published>2011-12-14T09:48:38Z</published>
    <updated>2011-12-14T22:58:01Z</updated>

    <summary> 　昨日12.13にシステム改善委・企画小委が開催されました。 新スキーム改善問...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="茫猿の吠える日々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="蕎麦" label="蕎麦" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p> 　昨日12.13にシステム改善委・企画小委が開催されました。 新スキーム改善問題は今年一年間の紆余曲折を経て、一応の成案に到達したと考えられます。　勿論のことですが、今後も年度末に向けて幾つかの機関承認手続きが必要であり、総体的には端緒についたばかりと云うのが実際の処です。　ですが年初から先月までの経過を踏まえてみれば、幾つかの懸案事項については茫猿が目途とするディファクトスタンダード（事実上の標準）におおよそ近づいたと思われます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　ここで云う「ディファクトスタンダード」とは何であるかについて、現段階で多くを語ることは避けたいと考えますが、その背景というか意味するところは、<a href="http://bouen.morishima.jp/002183/index.html">新スキームの行方-2 (2011年6月30日) </a>、<a href="http://bouen.morishima.jp/002261/index.html">新スキーム改善問題の現状 (2011年10月21日)</a> 記事などを参照して下さい。 デイファクトスタンダードという表現は、<a href="http://bouen.morishima.jp/002175/index.html">新スキームの行方 (2011年6月23日)</a> 、<a href="http://bouen.morishima.jp/001675/index.html">第４５回総会 (2009年6月18日) </a> 記事に既出です。</p>

<p><br />
　現時点で詳細について語ることは控えなければならない「ディファクトスタンダード」ですが、既に開示済みのシステム構築イメージ図（11.12.12改訂）が採用される見込であり、このイメージ図の実現をもって「ディファクトスタンダード」と茫猿は考えています。　このイメージ図を基礎とする基本構想が協会会員に受け入れられるまでには幾つかの越えなければならない課題が存在しますし、実際のシステム構築に際しても、その構築諸費用捻出並びに基本設計や仕様書作成など課題は山積しています。</p>

<p>　<a href="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111214image.pdf">【イメージ図ファイルを開く】</a></p>

<p>　しかし添付イメージ図の左側・既往稼働システムから、固評、相評をはじめ一般鑑定利用を目的とする右側の構築予定システムへのデータ移管が円滑に稼働してゆくことこそが「ディファクトスタンダード」なのであると茫猿は考えるのです。　同時に、ここまで粘り強く改善委員会を指揮した後藤委員長のご尽力に深甚の敬意を表したいと考えます。</p>

<p>　なお、<a href="http://bouen.morishima.jp/002257/index.html">この違和感を如何にするか (2011年10月12日)</a> 記事に述べている、「士協会事務局端末による閲覧」について、茫猿は「関係法令との適合性検証」を前提とするよう提案しています。</p>

<p>　思い起こせば、今日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入り本懐を遂げた日です。　七年も前に新スキーム問題に関与させていただいて以来、折にふれ提唱してきたことが概ね実現に近づいたかと思えば、感慨深いものがあります。　まだまだ、年度末に掛けて上京しなければならない日も多いのですが、今度ばかりは韜晦することなどは避けて、単刀直入、歯に衣着せることなく論じてゆこうと思い定めています。それこそが今の茫猿に課せられた役目であろうと、増上慢は承知の上で考えています。</p>

<p>　些末事項と考える方も多いのでしょうが、「新スキーム」という呼称を、名は体を表す本来の名称を使用するべく再び提唱したいとも考えています。　例えば不動産センサスが飛躍しすぎと云うのであるのなら、取引価格情報提供制度との関係を明らかにすることやWeb情報の積極的活用なども含めた「Market Data Research：MDR」などは如何だろうかと考えるのです。（まあ"悉皆調査"でも構わないのですが。）</p>

<p>　ところで、昨夜もこれらの問題で関係先取材をしましたが、取材先と訪れたのが「<a href="http://www.kibati-kai.net/02kamei/kameiten/matsuya/index.html">木鉢会・神田まつや</a>」です。　東京都の歴史的建造物に指定されている、まつやの店構えや設えは、池波正太郎氏や藤沢周平氏が書いている江戸下町の蕎麦屋とは斯くの如きかと思わせる雰囲気のお店です。　そば味噌、雲丹、天麩羅などで銚子を何本空けたのか覚えがありません。　仕上げは当然のことながら「盛り蕎麦」でした。　木鉢会28店舗のうち既に1/3は訪問済みとなりましたが、残るお店も頑張って踏破してゆきたいと願っています。</p>

<p>　取材先と待ち合わせるあいだの時間潰しに訪れた八重洲ブックセンターでは藤沢周平氏の新刊本「<a href="http://jippi-bunko.com/lineup09/55063-3.html">初つばめ</a>」に出会いました。当然、即購入です。　その八重洲ブックセンター７階から眺めた工事が進む<a href="http://www.kajima.co.jp/news/digest/mar_2007/site/index-j.htm">東京駅八重洲口</a>です。グランルーフ工事が進んでいますが、来夏には東京湾から皇居方面に向けて涼しい海風のとおりが良くなることでしょう。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111213yaesu1.jpg"/></p>

<p>　ディファクトスタンダードを論じる以上は、やはりこれだけは述べておかねばなるまいと思われる。<br />
　新スキームで収集した事例を一般鑑定で使用することの整理に際して、斯界では、パートナーシップ型への移行等を未だ声高に求める会員がいる。なかには鑑定法や地価公示法の改正までを云う会員すら後を断たない状況である。</p>

<p>　だけど考えてみてもほしいのである。国民の資産に等しいデータを一業界の業益のために継続的利用を認めることなど、有り得ないことに考えを巡らしてほしいのである。業界が望み得るのは、不動産鑑定評価の社会的使命に鑑みた方策であり、地価公示施行以来数十年続く経緯に則った事実上の解決（ディファクトスタンダード）が望み得る最善であることに思いを致してほしいのである。　不動産鑑定士並びに鑑定協会がなし得るのは、そのディファクトスタンダードを持続的に改善し社会の認知を高めることで、より強固なものに変えてゆくことにある。　茫猿が述べるディファクトスタンダードというのは、そういうことなのである。</p>

<p>　もう一点、今回の改善に際して鑑定協会と士協会との関連について付け加えるとすれば、関係法令その他との適合性検証が欠かせないことである。　業界に求められているコンプライアンスとは、那辺にありやと考えるのである。　今年も残すところあと二週間、適切かつ的確な協会コンセンサスに至って、佳き正月を迎えたいものである。</p>

<p>　</p>]]>
    </content>
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    <title>Data管理の茶番劇</title>
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    <published>2011-12-10T07:55:00Z</published>
    <updated>2011-12-11T08:09:39Z</updated>

    <summary>　鑑定協会はData管理に関して2011.11.30付けで、概略以下の要旨を記載...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="茫猿の吠える日々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="句" label="句" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　鑑定協会はData管理に関して2011.11.30付けで、概略以下の要旨を記載する誓約書を少なからぬ会員から徴収したとのことである。　どうでもよいと云えばどうでもよいことではあるが、見逃すにはあまりにも重要な齟齬を認めるから、茫猿はあえて記事にする。<br />
<blockquote>　「事例資料の取り扱いにつきましては、守秘義務及び個人情報保護法、その他鑑定評価業務の実施における遵守事項に則って慎重かつ厳重に資料の管理を行っていくとともに適正に取り扱い、提供された当該事例資料は※※の鑑定評価以外に使用しないことを誓約いたします。」</blockquote></p>]]>
        <![CDATA[<p>　何が茶番なのかと云えば、『守秘義務及び個人情報保護法、その他鑑定評価業務の実施における遵守事項に則って慎重かつ厳重に資料の管理を行って・・云々』なる文言が茶番なのである。　</p>

<p>　もう少し説明しましょうか、個人情報保護法を謳う以上、当然のこととして個人情報保護法ガイドラインが前提でなければならない。　即ち、十全の安全管理措置が実施されていなければならず、それはトレーサビリテイ（追跡蓋然性）を充足するか否かに尽きるのである。　しかし、仄聞する限りにおいて、トレーサビリテイを充足している管理が行われているとはとても認められないのである。</p>

<p>　可能な限り具体的に云えば、トレーサビリテイ可能なつまり十全のLog管理を行っているであろうデータ提供は（多分？）稀なのであるというよりも、鑑定協会としてそのような安全管理環境を整備し得ていない状況下で、オンラインであれオフラインであれDataの一括提供が前提の誓約書徴収なのである。</p>

<p>　茫猿は安全管理について大いに配慮することを否としているのではない。十全の注意を払うべきなのは自明である。　しかし「個人情報保護法、・・・遵守事項に則って」と謳う以上は、同法に対応する相応の措置が施されているべきこともまた自明なのである。</p>

<p>　つまりData提供者と受領者が相対（あいたい）の関係になく、その過程並びに関係が頗る曖昧なのである。　遵守履行できそうもない事項を記述し、実質的に意味を持たない誓約書徴収などは百害あって一利も一理も認められないのであり（鑑定協会お得意の倫理に期待するというのであれば、それまでのこと。）、コンプライアンスの名に悖るのである。　さらに云えば、このような実態のない事大主義や形式主義の蔓延が斯界を損なっていると云えるのである。　鑑定協会執行部は鑑定士に自署押印文書を求めることの重みを理解できていないと云っても差し支えないであろう。　責任逃れにも等しい形式主義には違和感を感じる以前に、何も判っていないのではと云わざるを得ないのである。</p>

<p>　このような僅かな字句を論うに（あげつらうに）等しい記事でかつ、内部告発とも受け取られかねない記事は、多くの読者が忌避するところであろうと思います。　でも専門職業家であればこそ字句文言は大切にしたいと考えます。　同時に木に竹を継ぐような誓約書が対象としている行為は未だ進行中のことであろうと思いますから、実態に応じた適切な改訂を図るに遅きは無かろうと考えるのです。　頓挫したかにもみえる新スキーム改善問題の本質は、安全管理措置を十全に担保することにあるのだということを、執行部はお忘れになったようです。</p>

<p>　満開の菊はよいものですが、枯れ始めた残菊もおつなものです。<br />
　菊葉が紅葉し、香りも心なしか濃くなったように思われます。</p>

<p>　　菊刈れば　　残の香漂う　　冬陽（ふゆび）かな   （茫猿）</p>]]>
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    <title>冬の虹</title>
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    <published>2011-12-05T00:09:41Z</published>
    <updated>2011-12-07T08:14:59Z</updated>

    <summary>　先月末からしばらく更新をしていない。　記事を書いていないわけではないが、公開す...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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    <category term="写楽" label="写楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　先月末からしばらく更新をしていない。　記事を書いていないわけではないが、公開する気にならないのである。三日ほど前にも更新したものの数時間で削除した記事がある。何名かの読者のお目に留まったかもしれない。　記事をアップしてみたものの読み返してみて、切れ味のニブサがどうにも我慢ならなかったのである。　よくよく考えてみたのだが、「あまりのバカバカしさに書きたくもないこと」を書いている、ということに尽きると気づいた。だから削除したのである。　</p>]]>
        <![CDATA[<p>　だからどうだとか、何をどうしようと云うのでもない。　朝駆けのとおり雨が過ぎてみれば西空には橋が架かっているのである。　それだけのことである。　この虹、陽が高くなった数分後には消えていた。一瞬の光芒というが、時宜を得るか得ないかを考えさせてくれる虹である。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111205rbo.jpg"/></p>

<p>　禅問答では意味不明だろうから、<a href="http://bouen.morishima.jp/002276/index.html">11.11.02記事</a>より再掲しておきます。状況は何ら変わっていないというよりも、ますます混迷を深めていると見ています。<br />
<blockquote>　　茫猿は新スキーム問題は依頼者プレッシャー問題と根底を同じくすると考えている。両者に共通するのは、鑑定業界の情報に対する基本的な認識が時流に遅れていることであると考える。　レインズやウエブに増え続ける取引情報を云うまでもなく、情報の開示こそが時代が求めることであり、可能な限り情報は開示するという基本姿勢を共通認識とすることから出発しなければならないと考えるのである。　不動産鑑定評価が事例の独占や寡占性（囲い込み）の上に成り立った時代は過ぎ去ったのであり、情報の分析解明能力によって、市場にその存在価値（意義）を問う時代に既に至っているのだという認識こそが求められていると考えるのである。</blockquote><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>赤色が似合う秋</title>
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    <published>2011-11-26T09:29:38Z</published>
    <updated>2011-11-27T07:18:38Z</updated>

    <summary>　茅屋のあちらこちらで秋に似合う赤色がみかけられるようになった。 千両、万両、南...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　茅屋のあちらこちらで秋に似合う赤色がみかけられるようになった。<br />
千両、万両、南天、ふくらもち、皆赤い実をつけている。<br />
紅葉もいいものだけど、常緑の葉のなかに赤い実を見るのも悪くない。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　先ずはふくらもち<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111125hukula.jpg"/></p>

<p>　次は南天。ふくらもちも南天も、千両だって万両だって何もひとの目を楽しませようと赤い実を付けているのではないのだろう。鳥に目だつように赤い実を付けることによって、種を遠くへ運んでもらおうとしているのだろうから、ひとが楽しむのはついでのことなのである。　だから、鳥に啄まれないように網を掛けるなどというのは野暮なことなのだ。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111125nanten.jpg"/></p>

<p>　<a href="http://bouen.morishima.jp/002272/index.html">千両</a>、<a href="http://bouen.morishima.jp/002288/index.html">万両</a>は既に登場させたから、実ではないが山茶花の花。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111125sazanka.jpg"/></p>

<p>　白い小さな花だけれど、柊の花。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111125hiilagi.jpg"/></p>

<p>　こちらでは塀に這う蔦が赤くなった。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111125tuta.jpg"/></p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>取引価格と鑑定価格</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2290</id>

    <published>2011-11-24T21:12:30Z</published>
    <updated>2011-11-24T21:51:47Z</updated>

    <summary>　麗澤大学経済学部・教授並びにブリテイッシュコロンビア大学客員教授である清水千弘...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　麗澤大学経済学部・教授並びにブリテイッシュコロンビア大学客員教授である<a href="http://www.cs.reitaku-u.ac.jp/sm/shimizu/index.html">清水千弘氏</a>が「<a href="http://www.cs.reitaku-u.ac.jp/sm/shimizu/Essay/A/20111020Valustion.pdf">不動産取引価格と不動産鑑定価格</a>」と題する論考を公表されている。<br />
　1　不動産価格とは?<br />
　2　不動産取引価格と正常価格<br />
　　・不動産鑑定評価ニーズと専門家<br />
　　・市場価格と正常価格<br />
　　・公示地価との矛盾<br />
　　・市場価格と個別性への配慮<br />
　3　どのように不動産取引価格情報を整備すべきか?<br />
　　・規制改革と取引価格情報の開示<br />
　　・不動産取引価格情報は誰のものか?<br />
　4　不動産鑑定価格の歪み<br />
　　・鑑定誤差問題: Valuation Error Problem<br />
　　・平滑化問題: Smoothing Problem<br />
　　・依頼人干渉問題: Client Influence Problem<br />
　5　不動産鑑定を超えて</p>

<p>　鑑定業界に精通し、今も国土交通省土地・建設産業局土地市場課が所管する「<a href="http://bouen.morishima.jp/002271/index.html">不動産価格の動向指標の整備に関する研究会</a>」座長を務める清水氏は、以上からなる章たてで、鑑定業界が直面する課題について、的確かつ鋭い指摘をされているのである。　<a href="http://www.cs.reitaku-u.ac.jp/sm/shimizu/Essay/A/20111020Valustion.pdf">鑑定士たる者、必読の論考である。</a>　（同論考は、不動産鑑定12月号にも掲載されている。）</p>]]>
        
    </content>
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    <title>伊吹初冠雪</title>
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    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2288</id>

    <published>2011-11-22T03:23:39Z</published>
    <updated>2011-11-22T20:02:01Z</updated>

    <summary>　朝夕はめっきりと冷え込むようになりました。とはいえ日中の陽射しは暖かく、三陸や...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　朝夕はめっきりと冷え込むようになりました。とはいえ日中の陽射しは暖かく、三陸や北海道の冷え込みに較べれば物の数でもないでしょう。　昨日は鄙里も肌寒いしぐれ雨が一日降っていました。　今朝、山を見れば平地の時雨が山では雪となったようで伊吹が初冠雪していました。　<a href="http://bouen.morishima.jp/002053/index.html">昨年は12/10</a>ですから少し早いようですが、それ以前の記事を検索すると概ね11/20前後ですから、例年とそんなに差はないようです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111122ibuki.jpg"/></p>

<p>　伊吹山に雪が降れば、茅屋の楓も色づき始めてきます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111122momiji.jpg"/></p>

<p>　万両の実も赤くなってきましたから、鉢植えにして庭先においてみました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111122manryoh.jpg"/></p>

<p>　この時季、陽射しに映えるのは菊の黄色と、ツワブキの花です。　この新芽が食用になると聞きますが、茫猿はまだ食したことがありませんから、来春は試してみようと思っています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111122tuwabuki.jpg"/></p>

<p>　水漏れをするようになってから、長く放置してあった池の掃除をし漏水止め工事をしたので試験湛水をはじめています。　結果がよければ以前のように鯉でも飼おうかと考えているところです。　雨水を溜めても晴天が続けば干上がっていた池ですが、掃除をしてみると深みの水たまりには鮒などの小魚がたくさんいました。川から遡上したのか、それとも青鷺の足に付いてきた卵が孵化したのか、自然の営みの凄さに驚いています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111122syusui.jpg"/><br />
　<br />
　池の畔の楓が紅葉するのはまだまだ先のことのようです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111122ike.jpg"/></p>]]>
    </content>
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    <title>大谷祖廟</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002287/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2287</id>

    <published>2011-11-19T06:45:00Z</published>
    <updated>2011-11-19T07:16:03Z</updated>

    <summary>　大谷祖廟へ行ってきました。　大谷祖廟とは浄土真宗大谷派の祖である親鸞上人を祀る...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　大谷祖廟へ行ってきました。　<a href="http://higashihonganji.or.jp/worship/otani/">大谷祖廟</a>とは浄土真宗大谷派の祖である親鸞上人を祀る廟墓で、京都市東山円山町にあります。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　祖廟へは、一周忌を終えたことから両親の納骨に参りました。　肌寒い雨が降るなかであり朝一番の受付でもあることから他に納骨者はなくて、広い祖廟本堂にて我が両親だけの納骨法要を営んでいただきました。</p>

<p>　東山を背景に山門が雨に霞んで、とても静かな祖廟参道です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111119sandou.jpg"/></p>

<p>　祖廟本堂。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111119hondoh.jpg"/></p>

<p>　親鸞上人を祀る廟墓。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111119sobyou.jpg"/></p>

<p>　納骨法要を終えて参道を降ると、そこは八坂神社門前石段下です。　冷えた身体を暖かい珈琲で癒していますと、店内の壁に貼られている家内安全と記された祝い紙が目に入りました。 お店の改装祝いに親戚知人から贈られた祝い紙だそうです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111119iwaifuda.jpg"/><br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>第286回理事会レポ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002286/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2286</id>

    <published>2011-11-18T04:32:31Z</published>
    <updated>2011-11-18T05:06:00Z</updated>

    <summary>　2011.11.15開催の第285回理事会リポートを記事にします。　茫猿の理事...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　2011.11.15開催の第285回理事会リポートを記事にします。　茫猿の理事任期は残すところ僅かとなり、理事会も年明けに予定される一回のみとなりました。　理事会配付資料等はいずれ協会より鑑定のひろばなどで広報されるでしょうから、割愛します。<br />
　議案は「公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会関連規程の制定」についてであり、いずれも原案通り承認されました。　茫猿は報告案検討について三件の質問を致しましたので、その経緯を記事にします。</p>]]>
        <![CDATA[<p>一．本理事会の開催に関わる疑義について。</p>

<p>　同日の理事会開催通知はe.Mailにて2011-11-04 に発信されているが、これは協会定款第22条に定める「開催通知は会日の14日前までに発送しなければならない。」との定めに違反している。　予め開催予定が告知されているから、事務手続きは前後しても構わないとお考えであれば、それこそが理事会軽視に他ならないと考えます。<br />
　なお、同条には「緊急を要する場合には、会日5日前までにその通知を発することを妨げない。」とあるが、本理事会は定例理事会であり、緊急理事会には該当しないものと考えます。</p>

<p>《執行部回答》<br />
　理事会開催通知が定款の規定より三日遅れたのは事実であり、遺憾に存じます。</p>

<p>《茫猿の見解》<br />
　定款違反を認めたのは了とするが、議事冒頭に陳謝した上で、本理事会の開催を正規なものとするための理事会承認を求めるべきである。この手続きを踏まない議事は総て無効と解されても仕方ないことである。　総じて議事運営が杜撰と言わざるを得ない。　</p>

<p>二．執行部はReainfoを廃止して新たに鑑定協会BBS（掲示板）を設置したのであるが、総務委員会報告事項「BBS設置」に関連して、ネットワークのあり方について伺います。　ネットワークというものはIT（Information Technology）ではなくICT（Information and Communication Technology）であるという考え方が今や主流であると考えるが、執行部は如何にお考えか伺いたい。</p>

<p>　今回、構築設置されたBBSはよくできていると認められるが、以下の事項について早急に再検討されるべきものと考えます。<br />
１．BBSを役員会並びに委員会等会議におけるIT（会議連絡用ツール）として位置付けるものではなく、会員の情報共有手段（Information and Communication Technology）として広く活用すべきである。<br />
２．その観点からは、速やかにBBSのIDとPWを一般会員に配布すべきである。<br />
３．同様の趣旨から、理事会上程案件は速やかに会員へ伝達すべきものである。　鑑定協会運営の透明性と情報共有性確保の観点からは、上程議題並びに理事会報告案件は速やかに開示されるべきものであると考える。</p>

<p>《執行部回答》<br />
　全会員にIDとPWを配布するのは好ましいことと考えるが、未だiNet環境に無い会員も少なくないことから時期尚早と考えている。</p>

<p>三．Rea Netへの誤解について伺います。<br />
　鑑定協会BBSを構築するに際して、Rea Netについて総務財務委員会の見解が述べられているが、其処には幾つかの誤解が認められるので、伺います。</p>

<p>１．構築目的についての誤解。<br />
Rea Netは事例閲覧システム（Rea Jirei）を目的として構築されたものではなく、会員のICT（Information and Communication Technology）を目的として構築されたものである。然るに、いつのまにやら構築目的が矮小化並びにすり替えられて、事例閲覧システム（Rea Jirei）を目的として構築されたかのように誤解されている。　これは構築目的の適否ではなく、その運用に過誤が生じているからである。</p>

<p>２．維持費用と維持手続（証明書の更新）についての誤解。<br />
　維持費用が多額であるという誤解があるが、これは所要の維持費用についてRea Jireiとの混同があるものと考えられる。　Rea Info並びにRea Data 、Rea Mapのみの維持費用であれば少額である。<br />
　証明書の毎年更新は確かに煩瑣である。　証明書の更新は安全性確保から行われるものと認められるが、毎年更新する必要性は希薄であり、数年毎の更新あるいはPW変更を求めることで十分に安全性を担保できるものである。</p>

<p>３．同時にRea Netの普及を未だに阻害する主因は、Rea Netの管理を士協会に委託したことにある。　このことは事例閲覧システム（Rea Jirei）を目的とすることに変化したことにより、事例に対して当時から現在に至るまで続いている、「事例管理は士協会所管」という士協会主張に配慮して、Rea Netの管理までも士協会に委託したことによる結果でもある。</p>

<p>４．Rea Netの管理は鑑定協会が所掌するものでなければならず、協会は全会員にRea NetのIDとPWを速やかに配布すべきである。　Rea Netのうち、Rea Jireiに関わる部分も新スキーム改善問題の帰趨と関連するものではあるが、鑑定協会の費用負担と管理下に置くべきものである。<br />
　以上の各事項に関しては、「ＲＥＡ－ＮＥＴの運用に関する基本指針」について、早急な是正措置が図られなければならないと考えるものである。</p>

<p>《執行部回答》<br />
　回答無し、執行部は本質問を無視しました。　少なくない会員がiNet環境にないなどというエクスキューズを弄する執行部に茫猿は呆れ果てて、あえて再質問する意欲も失せました。</p>

<p>四．新スキーム改善問題に関連して伺います。<br />
　新スキーム改善問題の混迷は、「資料の収集・管理・閲覧・利用に関する規程：第４条」並びに「不動産取引価格情報提供制度に係る情報の取扱基準：第４条」の速やかな改定並びに十全の運用が図られなければならないにもかかわらず、現在まで放置されたことに多くの原因があると考えます。　この数年間、改定を放置した執行部（正副会長並びに常務理事会）の不作為について、その責任の在処を問います。執行部は如何にお考えでしょうかお聞かせ下さい。</p>

<p>《執行部回答》<br />
　執行部回答特になし。　茫猿もあえて回答要求する意欲無し。</p>

<p>　７月、９月、１１月の都合三回の理事会に出席し、相応の質問も致しましたが、総じて茫猿の遠吠に終始したと振り返ります。　再質問を行い厳しく執行部を追求することも不可能ではありませんが、何よりも時間の壁に阻まれた感が否めません。</p>

<p>　理事会質疑を効果的に行うためには、理事の連繋が欠かせませんが、連繋を生み出すまでには至りませんでした。　理事会後の意見交換は図ったつもりですが、望むべくは理事会前の理事協議会が必要であろうと思われます。</p>

<p>　任期最後の一月理事会には、新スキーム関連議案が上程される可能性が高いのですが、理事会後に賀詞交換会が予定されており、ここでも時間の壁が障害となる見込が高いと予想されます。　どのような質疑を行うかを考えれば事前の理事協議会開催が必須であろうと思われますが、さてどうしますか、まだ時間が多少ありますから考えてみたいとも思っています。　ただ、最後くらいは静かに過ごしたいとも思っているのも本音でもあるのであす。</p>]]>
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    <title>山茶花の花開く</title>
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    <published>2011-11-12T23:24:35Z</published>
    <updated>2011-11-13T16:10:38Z</updated>

    <summary>　鄙の我が茅屋にも山茶花の花が開く季節がやってきた。　昨日は学生時代から今も交遊...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　鄙の我が茅屋にも山茶花の花が開く季節がやってきた。　昨日は学生時代から今も交遊が続く旧き友が遠路遥々と茫猿の無聊を慰めに訪れてきてくれた。　小春日和を思わせる陽射しのなかで炉を囲んで呑みかつ語らったことである。　今やともに古稀目前、既にリタイアした者、事実上リタイアした者、リタイアのスケジュール消化に入った者と、多少の立場の違いはあるにせよ、おかれた状況に大差なく、幾日残されてるとも幾歳残されるとも計り知れない月日を、如何に過ごしてゆくかに話題が重なる数刻でした。</p>

<p>　日が陰り炉の火が恋しくなる頃に、「閑かだなあ」という詠嘆を残し彼らは我が畑の収穫物を積み込んで家路につきました。　隔てなく気兼ねない旧き友の有り難さが、秋の夜長に沁みいる昨夜でした。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　もう間もなく日がな一日訪れる人とてなく、林のなかに枯れ葉がこぼれゆく音のみ聞こえるような、静かに明け閑かに暮れゆく日々が待っている茫猿ですが、その実退屈で無聊をかこつ日々に耐えきれるだろうかと、無聊そのものを心細く不安に感じているのも紛れないことです。</p>

<p>　茫猿ひとりの目にとまるだけの山茶花　花の色は白。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111113shiro.jpg"/></p>

<p>　山茶花　花の色は赤。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111113aka.jpg"/></p>

<p>　何の手入れもしていない菊だから、花は小さいのですが、それでも目一杯咲いていてくれます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111113kiku.jpg"/></p>

<p>　来週11.15は年内最後の理事会開催日です。　開催通知が届かないなと思っていたところ、11.11深夜に開催通知が新しく設けられたBBS（会議連絡用ツール）にて伝達されてきました。　特に重要と思える議題も報告事項も上程されていないことから、理事会出席を見合わせることも考えますが、会議出席は理事の責務であろうと自覚もしていますから、二三の質問事項をまとめることができれば出席するかと思っています。　</p>]]>
    </content>
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    <title>膝笑う旅-鶴岡・鳥海山編</title>
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    <published>2011-11-11T01:07:03Z</published>
    <updated>2011-11-17T04:07:33Z</updated>

    <summary>　11/07夕刻前に鶴岡駅前のホテルに投宿、前日の石段登り今日の自転車漕ぎに疲れ...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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    <category term="蓋" label="蓋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　11/07夕刻前に鶴岡駅前のホテルに投宿、前日の石段登り今日の自転車漕ぎに疲れたから少しだけ仮眠をとって、夕食を摂りに町へ出る。　夕食のあては特にないしホテルの案内もイマイチだから、持参していたAir Macで検索した寿司屋が数軒、観光地図に場所を落とし、夜の鶴岡市内を現地踏査と洒落込んでみたのです。</p>

<p>　現地踏査に踏み出してはみたものの、人通りが少なく案内表示板も見あたらない夜の町ではなかなか目的地に行き着けません。　どこまで行けばよいのかと、二度ほど道に迷い多少の不安も抱えながら歩くこと三十分も過ぎた頃でしょうか、藤沢文学ゆかりの内川・大泉橋に辿り着きました。　やれやれ、やっと今夜の食事にありつけると安堵したことです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　話は少し戻って、鶴岡駅前には稲藁をかつぐ親子像が建っています。由来は銘板が読めなくてわかりませんが米処らしい親子像です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108turuokaeki.jpg"/></p>

<p>　くたびれた足を引きづって探し当てた開運橋・長三郎では貝刺し盛り合わせと地魚握り八貫、そして地酒で空腹を満たしました。　貝刺しはホッキ貝、バイ貝、ニシ貝それにハタハタ刺身です。　地魚握りは名前の説明を受けましたものの記憶に残っていませんが、いずれも納得の美味しさでした。　しかし、そのあとがいけません。勘定を終えてホテルへ戻る途中、情けないことに足がつってしまい、二度も小休止をはさみながら、やっとの思いでホテル帰着、膝が笑う旅とはこのことよと独り苦笑する始末です。帰宅してからデジマップで計測しましたところ、どうやら片道2km以上は歩いたようです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108tyousaburo.jpg"/></p>

<p>　翌朝（11.08）藤沢文学の足跡を尋ねて市内散策に出発したのですが、電線地中化工事も施工されているのに、空き地も多い駅前通は閑散として何処もお定まりの地方都市状況です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108ekimaetori.jpg"/></p>

<p>　藤沢文学では五間川として登場する、市内を流れる内川は橋の欄干に変化を持たせたり、案内標識を立てたりと整備が進んでいます。写真は開運橋付近です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108kaiunhashi.jpg"/></p>

<p>　整備が進む大泉橋から三雪橋にかけてのあたりよりも、鶴園橋上流の方が五間川の雰囲気を偲ばせて好ましいと思えたことです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108gokengawa.jpg"/></p>

<p>　鶴岡城趾公園内の大宝館付近、壕に桜もみじが映えています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108taihoukan.jpg"/></p>

<p>　鶴岡でのお目当て「<a href="http://www.city.tsuruoka.lg.jp/fujisawa_shuhei_memorial_museum/">藤沢周平記念館</a>」ですが、開運橋を経て至ったにもかかわらず、とても不運なことに、この日だけの臨時休館日でした。　いつまた訪れることができるやらと思えば無念はとても無念ですが、<a href="http://www.tsuruokakanko.com/tsuruoka/fujisawa/annai.html">夜の五間川（内川）も昼の五間川も</a>歩けたのだからと、我が身を納得させたことです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108shyuheikan.jpg"/></p>

<p>　そこで、はっと閃いたのは鳥海山のことです。昨日は曇り空で対面が叶いませんでしたが、今日は晴れ間も見えているから、ワンチャンスあるのではと思い直して、鶴岡駅にとって返しふたたび酒田へ向かったのです。　羽越線余目駅あたりから、遮るもののない水田越しに鳥海山が見えてくるのです。　頂上は雲に覆われてはいますが、左右に長く裾引く山は、普通列車が停車する各駅毎に山容を堪能できました。周平館には袖にされましたが、鳥海山は微笑んでくれて救われたという思いです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108yama1.jpg"/></p>

<p>　酒田駅に到着したのは午後一時過ぎ、昼は昨日の田毎でいただこうとタクシーに乗って同店まで。　鴨汁特盛りせいろを注文したところ、残念なことに最後の一人前分の蕎麦しかありませんという始末。時分も過ぎていますし、作り置きのきかない手打ち蕎麦であればこそ、売り切れ御免も当たり前のことでしょう。　暖簾を降ろしていれば兎も角、最後の一杯に巡り会えたのですから不満を言うことはございません。　この日は天麩羅せいろ蕎麦を美味しくゆっくりと味わわせてもらいました。　このお店はとても気の利いたことに、酒のアテにはカラスミを出して頂けます。　終了告知に送られてお店をあとにしました、まさに一期一会の蕎麦でした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108kanbai.jpg"/></p>

<p>　酒田駅構内には除雪車が準備されていました。市内ではあちらこちらで雪囲いも始まっており、北国の冬はもう間近なのだと思わされます。　田毎を出た茫猿はもう歩き回る余裕もないことから、田毎近くの日和山公園と酒田港貨物駅を覗いたあとは喫茶店などで時間をつぶし、庄内空港発18:10の便にて羽田、品川経由で岐阜羽島駅に22:21無事帰着しました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108josetu.jpg"/></p>

<p>　膝笑う旅、最後は『鄙からの発信』定番、鶴岡の蓋です。絵柄は鶴に大宝館です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111108turu-futa.jpg"/></p>

<p>　11/04から11/08の五日間、佳き人々に出会い、佳き食事、佳き酒にも恵まれ、多少の不運はあったものの、それを補う幸せにも恵まれて、今年最後となるであろう旅を満喫できました。　新スキーム改善問題は先行きが見えませんし、Rea Net にも何やらあやしい雲行きが見られますが、ぼちぼち茫猿の理事任期も僅かとなりましたし、せめて地理情報関連だけはそれなりの成果を得ることができたようですから、これ以上の多くを望むこともなかろうと思っている霜月半ばの茫猿です。</p>]]>
    </content>
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    <title>膝笑う旅・酒田編</title>
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    <published>2011-11-10T16:16:23Z</published>
    <updated>2011-11-19T17:52:54Z</updated>

    <summary>　前夜（11.06）は雨のなか吹浦海岸沿いの鄙びた宿に入り、為すこともなく夕食と...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="線路ハ何処迄モ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="蓋" label="蓋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="蕎麦" label="蕎麦" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="鉄道" label="鉄道" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　前夜（11.06）は雨のなか吹浦海岸沿いの鄙びた宿に入り、為すこともなく夕食と風呂をいただいた茫猿は山寺千段の石段登りの疲れもあり、間もなく爆睡に落ちました。　早朝、雨は上がったものの曇り空の下、吹浦海岸の散歩に出たのです。<br />
　この宿（酒田旅館）は、吹浦海岸・湯の田温泉に二軒だけ残る宿の一つであり、日本海に落ちる夕陽が売り物なのですが、雲に遮られて夕陽は無し、残るお目当ては海岸沿いに走る羽越線だけです。　今風のバス・ウォシュレットトイレ付きに慣れた身には昔風の木造旅館は戸惑うことも多いのですが、でも窓の外に潮騒が聞こえてくる古びてはいるものの清潔な宿は意外に新鮮で心地良いものです。　夫婦で営んでいるらしい宿の主の応対も、気配りがきいていて快いものでした。　</p>]]>
        <![CDATA[<p>　日本海、宿、国道345号、そして鳥海山の山裾のあいだを走る羽越線一番列車。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107uetusen.jpg"/></p>

<p>　早朝の波静かな吹浦海岸。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107fukulasea.jpg"/></p>

<p>　この地方には「<a href="http://www.yamagatakanko.com/fuyumaturi/amahage.html">あまはげ</a>」という行事があるそうです。写真はその衣装です。<br />
男鹿半島には「なまはげ」があり、この地・吹浦女鹿地域には「あまはげ」が行われているのです。「あま」は多分おんなを意味するアマだろうと思われます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107amahage.jpg"/></p>

<p>　朝食もそこそこに宿のご主人に吹浦駅へ送ってもらい、今日の目的地酒田へ向かいます。途中の車窓から鳥海山が望めるはずですが雲に隠されてこの日も叶わず。　酒田では土門拳記念館が目標ですが、途中本間美術館なども訪ねながら向かいたいので観光自転車を借りることとしました。自転車の使用料も預かり金も無料でした。（この時点で土門拳記念館までの距離確認無し。）<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107byc.jpg"/></p>

<p>　先ず向かったのは酒田駅近くの<a href="http://www.homma-museum.or.jp/">本間美術館</a>。庭越しに1813年（文化10年）建築の本館を眺めます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107honma.jpg"/></p>

<p>　美術館を出て、鐙屋、本間旧邸を経て<a href="http://www.sakata-kankou.gr.jp/yumenokura/">山居倉庫</a>に立ち寄ります。山居倉庫のケヤキ並木は紅葉の盛りを過ぎていました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/11107sankyo.jpg"/></p>

<p>　山居倉庫のインフォーメーションで土門拳記念館までの道筋を尋ねましたところ、「自転車ですか！　出羽大橋も渡りますから自転車ではねェー？」というお答え。多分、茫猿の風体（年齢）などを見てのお返事だったのでしょうが、借り物の自転車を放り出すわけにもゆかず漕ぎ出したのですが、最初の難所は出羽大橋の登り坂道です。写真は出羽大橋から河口方面、酒田港を望む奥羽の大河最上川です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107mogamigawa.jpg"/></p>

<p>　飯森山公園に至る坂道を懸命にこいで到着した土門記念館です。　ここまでの道のりは約5km強。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107domonkan.jpg"/></p>

<p>　自転車漕ぎに耐えただけのことはございました。<a href="http://www.domonken-kinenkan.jp/">土門拳記念館</a>は予想以上の素晴らしさです。　月替わりの展示も今月は「<a href="http://www.domonken-kinenkan.jp/domonken_img/sakuhin/tsukbou.html">筑豊の子どもたち</a>」そして「<a href="http://www.domonken-kinenkan.jp/domonken_img/sakuhin/kojijunrei.html">古寺巡礼</a>」でしたが、他にも谷口吉生氏が設計する記念館のたたずまいや友情寄贈展示品など見るべき処は多いのです。　写真は彫刻家イサム・ノグチ氏寄贈の中庭と彫刻。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107domon2.jpg"/></p>

<p>　草月流華道家元・勅使河原宏氏寄贈のオブジェ。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107domon3.jpg"/></p>

<p>　主展示室、今月は古寺巡礼。（館内の撮影は管理者の許可を得てあります。）<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107domon4.jpg"/></p>

<p>　展示される写真に魅せられ、館内から池を眺めて心和ませ、池の対岸から記念館建物を見入り、至福のひとときを過ごすことができました。　記念館の展示は月ごとに替わりますから事前の確認が必要なのですが、仙台行きに併せて組んだ旅程だから展示品確認なしに訪れたにしては、観たいと願っていた写真に出会えてとても幸運なことでした。　写真は詩人草野心平氏の筆による「拳湖」の銘石。　<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107kenko.jpg"/></p>

<p>　土門拳記念館を出た頃には昼どきを随分と過ぎていましたが、足にむち打って自転車を走らせ辿り着いた蕎麦処は、日枝神社近くの田毎です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107tagoto.jpg"/></p>

<p>　いただいたのは、特盛り鴨汁せいろです。　地酒付きなのも当然のことです。　わずかに緑色をおびた蕎麦は申し分なし、特盛りの量も東京あたりの名店と比べれば倍近くあります。　難を一つだけ言えば、せいろ蕎麦なのに蕎麦ツユが付いてこないことです。蕎麦を鴨汁で食せと云うことでしょうが、蕎麦ツユがあれば二度旨いのにと思えました。　蕎麦を食べきってからセイロの簀の子を持ち上げてみましたら、簀の子の下には僅かな水しかありません。　蕎麦の水切りが巧みであり脱帽ということです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107tagoto-soba.jpg"/><br />
　蛙啼く　　田毎に映る　　月のよさ　（詠み人しらず）<br />
　※田毎　酒田市日吉町2-1-14　0234-23-7686　水曜定休</p>

<p>　酒田駅から土門拳記念館往復が約10km、あちこち足を延ばしていますから、実距離は12kmはゆうに超えていただろうと思います。　疲れた身体は蕎麦と酒で癒したので、今夜の宿を予約する鶴岡へ向かいました。酒田駅で見かけた特急いなほです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107inaho.jpg"/></p>

<p>　『鄙からの発信』の定番、蓋です。　絵柄は酒田・山居倉庫。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107futa-souko.jpg"/></p>

<p>　そして、日和山公園。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111107futa-hiyori.jpg"/></p>]]>
    </content>
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    <title>膝笑う旅-山寺編</title>
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    <published>2011-11-10T05:20:25Z</published>
    <updated>2011-11-10T07:56:30Z</updated>

    <summary>　11.04 仙台鑑定シンポジウム＆地理情報プレゼン、11.05 被災地視察の日...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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    <category term="蕎麦" label="蕎麦" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="駅" label="駅" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　11.04 仙台鑑定シンポジウム＆地理情報プレゼン、11.05 被災地視察の日程を終えた茫猿は、翌11.06早朝に仙台を発って仙山線の乗客となり山寺立石寺へ向かいました。　前夜来の雨模様が残るなかではございましたが、芭蕉の名句で名高い山寺を訪ねるにはふさわしい天候にも思えたことです。　また二泊二日のあいだに伺った様々なお話しを反芻するにも、とても佳い機会のように思えました。　早朝でしかも仙台へ向かう通勤通学客とは逆方向の道筋ですから乗客はまばらですし、もう晩秋の気配が色濃く漂う沿線風景も、今の茫猿にはとても似合っているように思える仙山線車中でした。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　仙台駅にて季節限定・芋煮そばを朝食にいただき仙山線フォームに入りますと、山寺へ向かう07:07発の前に06:37発作並行きがあります。　仙台駅で待ち時間を過ごすよりも、作並駅に下車するのも一興と考え、この途中駅までの列車に乗ったというわけです。　仙台駅の大時計は06:15を指しています。　<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106sendaieki.jpg"/></p>

<p>　季節限定の芋煮そばです。　全体の感じはケンチンそばに似ています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106imonisoba.jpg"/></p>

<p>　この日以後三日間に乗った新幹線を除く列車の全てに共通していることですが、車内がとてもスッキリしています。悪口にすればなにやらもの寂しい雰囲気です。　その原因は乗客数が少ないことだけではなく、中吊り広告が無いことにあります。　都会の電車では煩わしい中吊り広告ですが、何もないのも広告主が集まらない経済事情という背景も思わせて、いささか侘びしさを感じさせます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/11110syanai.jpg"/></p>

<p>　愛子と書いて、どう読めますか？　「<a href="http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=77">あやし</a>」と読めるのは仙山線通の方だけでしょう。<br />
「アヤシ」と聞くと奇妙な駅名ですが、「愛子」という表記を見れば和みます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106ayashi.jpg"/></p>

<p>　07:26 に到着した作並駅では、後続の山寺経由山形行き列車の待ち時間が30分ありました。無人駅ですから駅前に出ていますと、パラパラと通勤通学客を送り届ける自動車がやって来ます。　この写真はフォーム側の駅舎風景です。こけしが迎えてくれるのも陸奥らしくて好ましいものです。作並駅は<a href="http://www.sentabi.jp/0000/0028/index.php?f=000000280003">作並温泉</a>への乗降駅です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106sakunamieki.jpg"/></p>

<p>　とても意外なことに、この山間の作並駅が日本交流電化発祥の地でもありました。　鉄道ファンとしては、作並駅に降り立った甲斐があるというもので、思わぬご褒美をいただいた気分です。茫猿も歩けば旧跡に会うということでしょう。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106denkanoti.jpg"/></p>

<p>　08:14 山寺駅に到着しました。駅舎には立谷川を挟んで向かいの山寺を望む展望台が設けてあります。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106yamaderaeki.jpg"/></p>

<p>　<a href="http://www.yamaderakankou.com/origin/">立石寺</a>登山口から奥の院までの参道全ての石段数は千を超えるというが、とにかく行けるところまで行こうと、前夜の雨でところどころぬかるむ石段道を登り始めたのである。　この時はまだ、その後の旅程を何も考えてはいなかった。登山口から入って最初に立石寺根本中堂に参拝する。賽銭箱にはなぜか布袋様が鎮座している。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106hotei.jpg"/></p>

<p>　根本中堂から山門に至る参道沿いに、芭蕉と曽良の像が据えられている。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106basyoh.jpg"/></p>

<p>　石段を登り始めてしばらくすると、山裾から霧も登ってきましたから、眺望もききませんし折角の紅葉もおぼろげですが、何枚かのスナップを載せます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106yamaderakouyou3.jpg"/></p>

<p>　芭蕉が「閑かさや　岩にしみいる」と詠んだ岩肌は、どのあたりでしょうか。　あちらこちらの岩肌には磨崖仏が刻まれていますが、多くは風化して読みとれません。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106yamaderakouyou.jpg"/></p>

<p>　奥の院ほど近くでみとめた紅葉と黄葉です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106kouyou2.jpg"/></p>

<p>　あえぎながらも、一段登っては鑑定業界の安寧を祈り、一段登っては亡き父母を偲び、千余段を踏破して奥の院に到着しました。奥の院からも、眺望をうたう五大堂からも眼下の霧に遮られて何も見えませんが、でも負け惜しみなどではなく、閑かさと霧のあいまに覗く紅葉だけは堪能できました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106okunoin.jpg"/></p>

<p>　ふたたび仙山線の乗客となり山形駅に到着しました。別の乗降口をもつ新幹線に慣れていますと、在来線と並ぶ新幹線が物珍しく見えます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106yamagataeki.jpg"/></p>

<p>　山形駅前はしばらく前の岐阜駅前に似て懐かしい感じである。　駅前にて昼食をと三分ほど歩いてみつけた蕎麦屋さんが店構えも好ましい「さん七」。　注文したのは新蕎麦を使う「鴨汁と板そば」＆ビール。　本来なら人肌燗のお酒だが、山寺千余段の石段後遺症を考えて、ビールにて自重する。　蕎麦の香り、喉ごし、そして鴨汁の旨さ、語る術（すべ）無し。　添えられていた山葵菜も旨かった。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106sanshiti.jpg"/></p>

<p>　山形駅から新幹線にて終着新庄駅まで、新庄駅からは陸羽西線にて余目経由羽越線吹浦駅へ向かう。吹浦駅は「ふくら」と読む。　写真は新庄駅に停車する到着列車と東京行き列車。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106sinjoheki.jpg"/></p>

<p>　夕暮れ迫る吹浦駅は茫猿の他には降りる人もいない無人駅です。駅前の看板を頼りにタクシーを呼んで、今宵の宿へと向かいます。この日のもう一つのお目当てである日本海に沈む夕陽は、生憎の小雨模様で観ることは叶いませんでしたが、山寺の霧に浮かぶ紅葉、旨い蕎麦、作並駅の拾いものに加えて、さらに上を望むのは烏滸がましいというものでしょう。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111106hukulaeki.jpg"/></p>

<p></p>

<p></p>

<p>　</p>]]>
    </content>
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    <title>11.04仙台シンポジウム</title>
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    <published>2011-11-09T20:40:00Z</published>
    <updated>2011-11-11T07:05:56Z</updated>

    <summary>　11月4日早朝に家を発ち常滑の中部空港より仙台に向かいました。　仙台出張の目的...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ＮＳＤＩ:地理空間情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　11月4日早朝に家を発ち常滑の中部空港より仙台に向かいました。　仙台出張の目的は鑑定シンポジウム開催の機会に、地理情報・Map Clientのプレゼンを行うことにあり、並行して新スキーム改善問題等、鑑定協会が直面する様々な問題について各地域の実情取材もいたしました。　Map Clientプレゼンは、研修委員会並びに宮城士協会他のご支援を得まして多数の会員にお集まりいただき、所期の目的を果たすことができました。<br />
　ご支援並びにご協力いただきました関係各位にお礼申し上げます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　当日の会場にて、懇親会や二次会、三次会席上にて、また翌日の被災地視察途上において、地理情報システムについて、新スキーム改善問題について様々なお話しを伺うことができました。　いまさら申し上げることではございませんが、全国47都道府県の実情は一様ではなく、地域々々がおかれている状況にあわせた対応策やシステム構築が既に実施されており、全国一律のシステム構築を行おうとすれば検討しなければならない課題も多くあることを、改めて考えさせられました。</p>

<p>　幾つかの士協会では事例閲覧についても地理情報活用についても、市販パッケージソフトを利用したスタンドアローンシステムを開発済みであり、安全性担保も利便性向上もそれなりの成果を得ているとも伺いました。　いまさら全国一律システムへ転換することは、会員の理解を得ることが難しいだけでなく、直ぐには利便性向上にもつながらないというご意見もございました。</p>

<p>　新スキーム改善問題については、時機を失したのではという思いを深くすると同時に、業務が縮減する状況が深刻であり、地場事業者と全国展開を行う事業者の軋轢は予想以上に厳しいものがあります。　それが新スキーム改善問題にも大きな影を及ぼしていると思わされました。　地理座標値を利用すれば事例利活用の利便性が向上するとしても、それは士協会外会員の利便性に寄与するものであり、業務獲得競争をさらに深刻化させかねないという懸念も幾つかお聞きしました。</p>

<p>　仙台へ向かう機上からは富士山が望めました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111104fuji.jpg"/></p>

<p>　鑑定シンポジウム・パネルディスカッションにて。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111104paner.jpg"/></p>

<p>　御挨拶される小野寺東北会会長。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111104onodera.jpg"/></p>

<p>　仙台在住のＴ氏にご案内いただいた三次会では、プレスリーの雰囲気を満喫できました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111104puresury.jpg"/></p>

<p>　翌日は宮城県東松島地区並びに仙台市若林地区の被災状況を視察させていただきましたが、広域に地盤が沈下し未だに瓦礫や漁船が残されている無惨な状況を軽々に語ることはできません。　代わりに、自らの実家も被災された地元会員から伺ったお話をお伝えします。</p>

<blockquote>　状況を語れという機会が何度もありましたが、とても五分や十分では話せません。何かを語ろうとすれば、あとからあとから多くの思いが溢れてきます。未曾有の災害などと一言で片付けられるものではなく、何よりも言葉にすれば語りきれないことがあまりにも多くて、話すそばから嘘になってしまうような気持ちさえあります。

<p><br />
　地価が一部地域で上昇したといっても、売れ残り分譲地が売り切れたといっても、それは極々限られた一部の人たちに関わることです。　一年もして少し落ち着けば、過疎高齢化が進んでいた地域では状況の深刻化が今から予想されるものであり、復旧復興を担うべき人が地元に残っているのだろうかとさえ懸念されます。</p>

<p>　震災減価率についても、震災調整率についても、地元の思いと中央の考えとは微妙な相違や行き違いがあり、それを伝えきれないことを残念に思います。<br />
</blockquote>　</p>

<p>　ところで仙台二日目の夜のこと、被災地視察から仙台駅前に戻り、さて夕食をどうするかと考えていたら、九州会のＴ氏、Ｆ氏が一緒にどうですかとお声をかけていただいたのです。ところが三人共に夜の仙台は不案内、地元の方に教えを乞えば、私もご一緒しましょうなどと無用のお気を使わせることにもなりかねない。　地元の方々はお疲れのことであろうからと声をかけずに、メトロポリタンホテル・コンシェルジェを頼ることとしました。</p>

<p>　コンシェルジェに案内していただいた数軒のお店のなかで、三人の感性で２軒に絞り込み店の設え（しつらえ）を観てから判断することとしました。　青葉通りから小路を巡って探した最初の店は「今イチ、保留」の判断で一致、二軒目は三人共に<a href="http://www.inase-inase.com/index.html">設えが気に入りここに決定</a>、いなせ（鯔背）という店名も粋なものです。　オーダーは刺身盛り合わせから始まり、穴子の白焼き、塩銀杏など、それぞれが好みの品を二点づつ、飲み物は焼酎ということで小宴がはじまりました。　肴とした話題は様々でしたが、それは酒席でのこと、語るのは野暮というものです。<br />
　二時間余も飲み食い語りましたが、料理佳し、酒佳し、友佳し、心和むとても佳い時間を持てたことです。　お誘いいただいたＴ氏、Ｆ氏に感謝して、この稿を閉じます。</p>]]>
    </content>
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    <title>東博・法隆寺館</title>
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    <published>2011-11-02T18:35:22Z</published>
    <updated>2011-11-02T23:19:33Z</updated>

    <summary>　既述のとおり、11.01早朝に家を出て東京国立博物館に向かったのである。　いさ...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　既述のとおり、11.01早朝に家を出て<a href="http://www.tnm.jp/">東京国立博物館</a>に向かったのである。　いささかは荒れ場も予想される午後の会議を前に心静めておこうと思い立ったのであるが、其処で思わぬ拾いものをしたのである。　東博を訪れるのは初めてではなく、上京の折に心惹かれる展示があれば訪れていたのだが、今回も<a href="http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1404">法然と親鸞展</a>を目当てに訪れたのである。　真宗門徒として、しかもいまは寺総代を務める身であるからには一度は拝観しておこうと考えたのである。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　法然と親鸞展は結構なものでしたが、あえて記事には致しません。詳しくは<a href="http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1404">博物館公式サイト</a>に譲ります。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102honkan.jpg"/></p>

<p>　一時間ほどをかけて平成館の全展示を見終わったあと、まだ時間に余裕があるから本館に向かおうかと掲示板をふと見ましたら、庭園が秋の公開をされているとのこと。朝早くから移動しているので少し疲れた身体を休めようと本館北側の庭園に向かいましたところ、ワゴン車の珈琲販売店があります。　コーヒーと軽い食べ物を求めて池の端においてあるベンチに腰をおろしました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102wagon.jpg"/></p>

<p>　法然と親鸞展は全国の寺院から比較的年配のツアー客がやってきていますから、それなりの混雑もしていますし、話し声も耳障りですが、庭園には訪れる客もまばらであり、青空のしたで佳い時間を過ごせました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102niwa.jpg"/></p>

<p>　小半時も庭で泳ぐ鴨たちを眺めながら構内案内図を確かめていますと、<a href="http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=16">法隆寺宝物館</a>（1999年開館）が目に留まります。法隆寺は大好きなお寺ですから、この機会に観ておこうと足を運びました。　これが大正解で、この日の拾いものだったのです。先ず、その建物のたたずまいに心惹かれました。　本館のように偉容を誇るものではありませんが、正面前の水庭と水面に映る建物の影、たまたまとはいえ空の青さ、雲の白さ、柳の緑、それらが渾然一体となって、一つの作品を展示しています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102houryuujikan.jpg"/></p>

<p>　宝物館に入って振り返りますと。（画面右端に黒門が見えます、中央の青いドームは表慶館）<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102utiyori.jpg"/></p>

<p>　そして、展示室に入ったとたんに圧倒されます。ほの暗く照明を落とした室内に整然と展示される数十体の金銅仏が並ぶさまは見事なものです。　一つ一つの仏像は信仰の対象でもあったのですが、今は個々が美術品として、全体としても尊崇をそなえた美術展示となっているのです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102tenji.jpg"/></p>

<p>　博物館正門西よりの黒門（旧因州池田藩江戸屋敷表門）。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102omotemon.jpg"/></p>

<p>　最寄りJR鶯谷駅付近の陸橋から眺めたスカイツリー。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102skytree.jpg"/></p>

<p>　おまけは、家を出る時にカメラに残した朝陽。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111102asahi.jpg"/></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
</entry>

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    <title>新スキーム問題の現状</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002276/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2276</id>

    <published>2011-11-02T00:37:56Z</published>
    <updated>2011-11-02T23:16:09Z</updated>

    <summary>　新スキーム改善問題をテーマとする士協会会長会議は頓挫したと言ってもよかろう。少...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="センサス" label="センサス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　新スキーム改善問題をテーマとする士協会会長会議は頓挫したと言ってもよかろう。少なくとも大かたの士協会会長に理解が得られたとは認められない状況にある。　ただ広く意見を聴取する士協会会長会議と、会務執行について審議決定する理事会とでは構成比が異なるから、今月半ばに予定される理事会での審議状況はまた別のものとなる可能性も否めない状況にあると云える。</p>

<p>　そのような状況のなかで、各士協会の意向を茫猿なりに取りまとめてみようと考えます。個別にヒアリングしたわけではなく、この数ヶ月間に様々な場面で様々にお聞きした話を総合すれば、各方面の意向はこのようなものではないかと集約するものである。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　先ず会員全体数の40％を占める東京会であるが、目だった意見は聞かれない。　全国の事例資料が会員事務所端末からオンライン閲覧できれば結構なことであるが、士協会事務局まで出向けと言われるのであれば、現状と何ら変わることが無いのだから、特段の意見を言い立てる必要も無いのであろう。　わずかに懸念されるのは、地方圏の高額閲覧料に引きづられたり、オンラインネットワーク構築費や維持費の負担が高額になり、全国の趨勢からすれば低額な現行の閲覧料が引き上げられることである。　また無意味な喧噪が今以上に資料の閉鎖性を増す方向に導きかねないことも懸念されているようだ。</p>

<p>　既にオンライン閲覧を実施する東京会や大阪会などの都市圏域士協会にとって重要なのは、域内会員の非正規利用の蔓延であろうと考えられる。　分科会交換資料などが非正規に流通することは、閲覧収入の減少につながるし、資料利活用の安全性担保の上からも見逃せないことである。　その意味からは安全性担保と透明性確保は重要な課題であると考えられているようである。</p>

<p>　現にRea Net もしくは士協会独自のイントラネットを利用して、安全に資料の利活用を図っている士協会にすれば、現状を変更しなければならない積極的な理由は認められないと云える。　Rea Net 等による安全管理を施した利活用を既に実現しているのであるから、いまさらに新規の管理閲覧システムを構築しなければならない理由は認められないと言うのも頷けるものがある。　Rea Net に不備や不十分な点があれば、その点を改良すれば済むことであるというのも妥当性が認められるし、新規構築システムが高価なものと予想されるのであれば、不必要な負担には応じられないと云うのも理解できることである。</p>

<p>　資料作成後、即座に閲覧に供したいという新規システム構築理由に対しては、一部士協会では現在でも月一回以上のデータ更新を行っており、これ以上の更新速度は費用対効果の面からも合理性が乏しいと主張する。（五次データの更新は納品確定後であるが、三次データのデータ更新頻度は士協会会長などに委ねられている。）</p>

<p>　士協会構成員数が少なく、一県一分科会の小規模士協会にしてみれば、過去に問題を起こしたこともなく、現状のままで不都合な点も認められず、会員全体の共用に至る時間も特に不満はないのであり、費用負担も軽くない大仰なシステム導入に必然性は認められないと云うのも無理からぬことである。</p>

<p>　総じて、鑑定協会の一元管理の必要性に幾分かの理解は示しても、鑑定協会が一元管理することにより今以上の費用負担を求められかねないことに懸念を示すのであり、さらには一元管理の名のもとに、自らが自主的管理する資料を手の届かないところへ持ち去られる不安や不満を払拭できないというのが現況ではなかろうか。</p>

<p>　また、そもそも論として語られるのは、新スキーム改善問題が資料利活用の脆弱性を払拭するものであればともかくとして、この脆弱性を後回しにする改善には、その必然性も緊急性も認められないと云うのが大勢なのであろう。</p>

<p>　それでは、そのような各士協会の意向を承知しながら、なぜ鑑定協会執行部は改善を急ごうとするのであろうか。　この点に関しても会長はじめ執行部の意向を忖度する以外にないのであるが、推し量ってみればこのようになるのではなかろうか。</p>

<p>一つは、昨年末から今年初めにかけて、所管庁から現行制度の改善について何らかの示唆を受けたと思われる。　現行制度発足以来五年間、試行からすれば七年間ものあいだ、問題点の指摘を受けながらも無為に過ごしてきたこの問題について、放置できないと認識するに至った働きかけがあったと思わざるを得ないのである。</p>

<p>一つは、現行スキームの対外的管理責任者は鑑定協会会長である。ところが現実の管理は各士協会に委託されており、全国的に見れば多元的管理状況にある。　安全性担保を指摘された時には、全国士協会の管理状況すら正確に把握できていないのが実情である。　同時に万が一の事態が生じた時には、トレーサビリテイすら実施できない状況であるから、早急な一元管理（リアルタイムな閲覧記録管理）の実施を希求するのも当然のことであろう。（現行Rea Net においてもLog管理は実施されているのであり、その一旦は閲覧者自身が自己の閲覧記録をReaNet サービス利用履歴から確認できるのである。）</p>

<p>一つは、各士協会が管理する資料は各士協会のものではなく、歴史的経緯からして士協会管理に委ねられているにすぎず、一歩譲ってみても資料作成の経緯や費用並びに役務負担に報いるために便宜上預託されているに過ぎないものである。この点を鑑定協会内部として早急に整理する必要があると考えられたのではなかろうか。（異動通知書閲覧申請書を発行できなくなった五年前に、新スキーム問題は端を発している。）</p>

<p>もう一つ見過ごせないのは、五次データはともかくとして、三次データについてそのディスクローズ状況が全国一律ではなく、随分と差があることを協会内外から問題視する向きが増えていることも指摘しておかねばならないであろう。</p>

<p>　以上のように現況を整理してみれば、今必要なことはこれらの課題点を膝を交えて解きほぐすことではなかろうかと考える。　そう思えば、この半年間の喧噪も無駄なことではなく、課題点を洗い出すという観点からすれば意味あることのように思えてくる。<br />
　執行部がいかなる打開策を打ち出してくるのか、注目しておきたいのである。</p>

<p>　茫猿は新スキーム問題は依頼者プレッシャー問題と根底を同じくすると考えている。両者に共通するのは、鑑定業界の情報に対する基本的な認識が時流に遅れていることであると考える。　レインズやウエブに増え続ける取引情報を云うまでもなく、情報の開示こそが時代が求めることであり、可能な限り情報は開示するという基本姿勢を共通認識とすることから出発しなければならないと考えるのである。　不動産鑑定評価が事例の独占や寡占性（囲い込み）の上に成り立った時代は過ぎ去ったのであり、情報の分析解明能力によって、市場にその存在価値（意義）を問う時代に既に至っているのだという認識こそが求められていると考えるのである。</p>

<p>　<a href="http://bouen.morishima.jp/002187/index.html">不動産センサス制度創設提案　－１－</a><br />
　<a href="http://bouen.morishima.jp/002189/index.html">不動産センサス制度創設提案　－２－</a><br />
　<a href="http://bouen.morishima.jp/001979/index.html">Rea Review　制度創設提案</a><br />
　<a href="http://bouen.morishima.jp/001988/index.html">Rea Review　Ｑ＆Ａ</a></p>

<p>　<a href="http://bouen.morishima.jp/002271/index.html">不動産価格・動向指標の整備</a><br />
　<a href="http://bouen.morishima.jp/000493/index.html">千載に悔いを残すな (2004年9月9日)  </a></p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>相続税評価大震災調整率</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002275/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2275</id>

    <published>2011-11-01T20:56:15Z</published>
    <updated>2011-11-01T21:07:02Z</updated>

    <summary>　東日本大震災により相当な被害を受けた地域として財務大臣の指定する地域（指定地域...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　東日本大震災により相当な被害を受けた地域として財務大臣の指定する地域（指定地域）内にある土地等（特定土地等）の評価についての「調整率表」が公表されました。　調整率は、平成22年分又は平成23年分における各都道府県の「<a href="http://www.rosenka.nta.go.jp/chousei/ipan_frm.htm">財産評価基準書目次</a>」（注）から見ることができます。<br />
　「指定地域」とは、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県の全域、並びに、埼玉県加須市（旧北川辺町及び旧大利根町の区域に限ります。）、埼玉県久喜市、新潟県十日町市、新潟県中魚沼郡津南町及び長野県下水内郡栄村をいいます。<br />
（注）「財産評価基準書目次」については、上記の平成22年分又は平成23年分を選択してから、見たい都道府県をクリックする。</p>

<p>　調整率とは、「震災の発生直後の価額」について、相続税等の申告の便宜及び課税の公平等の観点から、震災による地価下落を反映させた「調整率」を指定地域内の一定の地域ごとに定め、平成23年分の路線価及び評価倍率にこの「調整率」を乗じて計算することができるものである。<br />
なお、震災後（平成23年３月11日以後）、平成23年中に相続等又は贈与により取得した特定土地等の価額についても、同様に平成23年分の路線価及び評価倍率に「調整率」を乗じて計算することができることとしている。<br />
(注) <a href="http://www.rosenka.nta.go.jp/chousei/how_chsf.htm">調整率について、詳しくはこちらから。</a></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>士協会会長会議：2011.11.01</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002274/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2274</id>

    <published>2011-11-01T18:48:13Z</published>
    <updated>2011-11-01T21:16:07Z</updated>

    <summary>　士協会会長会議のうち、分科会Ａ（新スキーム改善）に陪席してきました。　茫猿はい...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　士協会会長会議のうち、分科会Ａ（新スキーム改善）に陪席してきました。　茫猿はいま困惑しています。　新スキーム改善問題について全国47都道府県士協会会長の理解があまりにも隔絶していることに困惑しています。　時間をかけて整理した上で記事にすべきであろうとも考えますが、『鄙からの発信』には速報性も必要であろうし読者の関心も低くはなかろうと考えますことから、あえて速やかな報告を致します。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　2011.11.01開催の士協会会長会議は三つの分科会と全体会議が設けられましたが、茫猿が陪席しましたのは分科会Ａと、全体会議の内、分科会Ａに関連する報告部分だけですから、他の分科会については配付資料のPDF添付のみとします。　会議に際しては実に多くの資料が配布されましたが、本来であれば、これら資料は速やかに会員に配布されるべきものと考えますが、過去の例からしても公開されることはないことから今回も開示配布されることはなかろうと予想します。　この件は理事会資料にしてからが会員には配布されませんことから、速やかな改善が求められます。</p>

<p><a href="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/kaigi111101.pdf">【会議配布資料の内、分科会Ａ配布資料を開く】</a></p>

<p>　余談になりますが、資料配付に関して、鑑定協会はRea Net という伝達配布手段を有していますが、このネットワークが生かされていないと云うのが実態です。　この件に関して、改めて確認しましたら、鑑定協会は平成20年5月20日施行の「ＲＥＡ－ＮＥＴの運用に関する基本指針」を定めていますが、この指針自体が誤っているといわざるを得ません。</p>

<p>　指針はその３条（目的）で以下のように定めています。<br />
<blockquote>第３条　ＲＥＡ－ＮＥＴは、新スキーム情報及びこれから派生して生じる情報（取扱基準第2条に定義された一次データ、二次データ、三次データ、四次データ、五次データ）等、会員が利用する多様な情報の全般について、会員間の共同利用の枠組みを堅持するため、本会及び士協会の会員の認証情報を一元管理するとともに、本会、士協会等（士協会及び士協会が構成する地域連合会をいう。以下同じ）及び会員の情報安全管理措置の基盤を構築し、会員の鑑定評価等業務及び地価公示・地価調査に係る鑑定評価業務等における情報の十全な安全活用に資することを目的とする。</blockquote><br />
　Rea Net が新スキーム情報等の共同利用のために存在するかのような記述は誤っていると考えます。　この件に関しては稿を改めて論じたいと考えますが、とりあえずは、<a href="http://bouen.morishima.jp/001438/index.html">この過去記事</a>を参照して下さい。</p>

<p>　さて、本題の士協会会長会議における新スキーム改善問題に関わる質疑内容ですが、結論から云えば、理解を得るところまではとても至りませんでした。士協会と鑑定協会の亀裂の大きさを見せつけるだけに終始したように見受けました。　改善問題の本質について討議されることは少なく、改善が士協会の資料管理現状へ如何なる影響を与えるかに終始したと受けとめました。</p>

<p>一つ、多額の経費を要する新システム構築の必要性は何処にあるのか疑問である。現在のRea Net：Rea Jirei で十分ではないのか？ なぜに新たなシステムを構築するのか？<br />
（執行部回答）安全性担保にとって、必要である。</p>

<p>一つ、士協会外部会員の閲覧は現況を維持して士協会事務局閲覧に限定すべきである。<br />
（執行部回答）士協会事務局等閲覧を予定しており、その実施は各士協会の選択に委ねています。</p>

<p>一つ、資料閲覧料は士協会財政にとって重要な収入である。この改変は認められない。<br />
（執行部回答）現行の閲覧料体系を変更する意図はない。意図はないが閲覧料積算は実費主義に拠られたい。</p>

<p>一つ、多くの会員の理解を得られないままに、スケジュールありきの改善は容認できない。<br />
（執行部回答）一次改善案は大枠を示すものであり、本日の会議結果並びにさらなる審議を経て理事会に上程したい。</p>

<p>一つ、報告一次案について出席士協会会長の賛否を採られたい。<br />
（執行部回答）士協会会長会議は採決の場ではない。</p>

<p>一つ、改めて全国士協会にアンケートを取られたい。<br />
（執行部回答）持ち帰って検討します。</p>

<p>一つ、2011.06.20に報告された資料では、「パートナーシップ型への漸次移行」、「一般鑑定で使用」が記述されていたが、提示された一次改善案には記述されていない。<br />
（執行部回答）新スキームが内包している脆弱性に鑑みたときに、先ずは鑑定協会の自主的改善措置を実施したい。安全管理の徹底と透明性の確保を自主的に実現したいと考えるものです。</p>

<p>一つ、公示事例を一般鑑定利用するについて所管庁の理解は得られているように理解するが、地価調査事例について一元管理することは所管庁の理解は得られているのか。<br />
（執行部回答）新スキーム由来事例について一元管理を目指すものです。</p>

<p>　以上他の質疑を経て、分科会並びに全体会議は時間切れとなり、改善委員会でさらなる検討を行うという議長提案にて議事は終了しました。</p>]]>
    </content>
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    <title>法然と親鸞展</title>
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    <published>2011-10-31T18:57:45Z</published>
    <updated>2011-10-31T19:07:42Z</updated>

    <summary>　かねてから峠と予想していた11月が始まる。　本日午後は新スキーム改善問題につい...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="鑑定協会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　かねてから<a href="http://bouen.morishima.jp/002215/index.html">峠と予想していた11月</a>が始まる。　本日午後は新スキーム改善問題について前半の山場である全国士協会会長会議が開催され、会議陪席に招聘されているので上京する。　問題の本質を理解していない蒟蒻問答をやり過ごすために心落ち着かせようと、早朝に家を出て、午前中に上野国立博物館で開催されている「<a href="http://www.honen-shinran.com/">法然と親鸞展</a>」を観にゆこうと決めている。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　新スキーム改善問題には語られていない、語ることを憚られる<a href="http://bouen.morishima.jp/002183/index.html">本質的問題</a>が隠されているのであるが、今日の会議でそのことについて質問が出ることをいささか危惧している。　危惧したところでどうにかなるものではなく、執行部にしても回答のしようもなかろうが、それでもどのように回答するのかと懸念している。　さぁー、皆で考えてみようと言っても、多くは吾関せずであろう。　自戒も込めていえば、全ての混迷は自らの<a href="http://bouen.morishima.jp/000407/index.html">無関心、無気力、無理解</a>が招いたことなのだと、いまさら言っても始まらないことなのだが。</p>

<p>　今日の士会長会議にしてからが、もうどうでもよいことに思えてくる。言うべきことは言ってきたし、『鄙からの発信』にも書いてきた。　そのうえで現役の諸君が如何なる選択をしようと、それは彼らの意志であり責任なのである。　もうしばらくは関わってはいるが、年寄りの冷や水などは程々にしておこうと思っているのです。</p>

<p>　庭先の岩蓮華が花を咲かせました。　昨年までは気にも留めなかった岩蓮華だから、まして花など見ようともしなかった。　小さな花だけど、よくよく見れば美しく整った可憐な花である。<br />
　　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111101iwarengehana.jpg"/></p>

<p>　全体ではこんな感じである。これで草丈は30cmほどである。<br />
　　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111101iwarenge1.jpg"/></p>]]>
    </content>
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    <title>鄙からの提案</title>
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    <published>2011-10-31T14:11:27Z</published>
    <updated>2011-11-19T07:03:34Z</updated>

    <summary>　『鄙からの発信』にWebページ「鄙からの提案」を設けました。...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="茫猿の吠える日々" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　『鄙からの発信』にWebページ「<a href="http://bouen.morishima.jp/post.ｈｔｍｌ">鄙からの提案</a>」を設けました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>愛に殉じて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002272/index.html" />
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    <published>2011-10-29T11:38:28Z</published>
    <updated>2011-10-31T19:36:32Z</updated>

    <summary>　『鄙からの発信』には珍しいテーマである、というよりも似合わないテーマである。　...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
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        <category term="四季茫猿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="写楽" label="写楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="句" label="句" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　『鄙からの発信』には珍しいテーマである、というよりも似合わないテーマである。　というのも新スキーム改善問題が一段落したことから、今日は庭仕事に勤しんだのである。　花の終わった畑の秋桜の刈り取り、渋柿を摘み取っての干し柿づくり、夏過ぎに徒長した庭木の刈り払いなどなどの作業に勤（いそ）しんだというわけである。</p>

<p>　槙の木の梢を刈り払って脚立から降りながら、ふと足元を見ると二匹の蟷螂（かまきり）がいるではないか、争っているのかとよくよく眺めてみれば、一匹の蟷螂がもう一匹を銜えて（くわえて）いるのである。　産卵を前にした牝蟷螂は交尾を終えた牡蟷螂を食べてしまうと、ものの本で読んだことがあるが、どうやらその交尾後の二匹のようなのである。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　蟷螂の雌雄も判別できない茫猿のことだから、銜えられているのが牡なのかどうかは定かではない。　でも交尾を終えた牡は、牝に我が身を与え、より丈夫な卵を産ませ子孫の繁栄を願うのだとすれば、種族保存という本能といえば本能なのであるが、老境迫る茫猿にしてみれば大いなる愛に殉じる牡蟷螂の心根やあわれと、何やら身につまされる思いなのである。</p>

<p>　ところで、新スキーム改善問題は一段落と冒頭に述べたが、改善委員会としては一段落というか一応の決着はみたのではあるが、11/01に予定される常務理事会、続く士協会会長会議の理解を得た上で、11/15開催予定の理事会承認という二つも三つもの峠を控えていることから、とても一段落などという状況にはない。　それらの総てをクリアしたとしても、その後にはシステム構築実行予算要求、設計仕様書の作成、その他さらに大きく難しい課題が年末から年度末にかけて控えているのであり、まだまだ予断を許されない状況にあることは云うまでもないのである。</p>

<p>　そのようなことはさておき、先ほどのカマキリである。　秋が深まったせいなのか、それとも銜えた牡で手一杯なのか、石の上から動く気配も見せないのである。　よくよく見れば、くわえた口もとは動いているのである。　もう息絶えた牡は牝の為すがままである。<br />
　<br />
　　いのち与う　　まぐあい愛し（かなし）　冬まじか　（茫猿）</p>

<p>　牡を食する牝にしても、産卵を終えれば冬を待たずに息絶えて、土に還るか、蟻などの餌になってしまうことであろう。　そこに営々と続けられる大きな命の輪廻というものを思うのである。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029kamakiri.jpg"/></p>

<p>　大いなる命の営みとはいえ、むごい絵をお見せした口直しは、朱色に染まる満天星躑躅（ドウダンツツジ）である。　朝夕は冷気が増したとはいえ、温暖な美濃平野であるから山地のドウダンほどではないが、それなりに色付いている。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029doudan.jpg"/></p>

<p>　ミズキの葉も残る緑とグラデュエーションを作りながら染まっている。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029mizuki.jpg"/></p>

<p>　サンシュユは赤い実を付けているが、間もなく野鳥の餌になるだろう。　昨日は「チョットコ－イ　チョットコ－イ」と聞こえたから、コジュケイもやって来ているようだ。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029sansyuyu.jpg"/></p>

<p>　同じく赤い実を付けている千両である。正月の花には欠かせない千両であるが、このままでは野鳥の餌になってしまうから、ネットをかけなければならない。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029senryou.jpg"/></p>

<p>　千両の実は赤くなったが、万両の実はまだ青い。　万両の葉陰にはもう鳴き声の聞こえなくなった蝉の抜け殻がまだ留まっている。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029manryou.jpg"/></p>

<p>　藪のなかの柿の木には梢近くに赤い実が残っている。手が届かないから、たぶん渋柿だろうと決めつけているのだが、この実も暫くすれば鳥の餌になるさだめである。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029kaki.jpg"/></p>

<p>　僅かばかりだが蜂屋柿を摘み取り、母に倣って干し柿造りにチャレンジしてみた。初手からうまくゆけば誰も苦労しないと思ってはいるが、どんな干し柿ができるのか、一ヶ月後が楽しみである。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029hosigaki.jpg"/></p>

<p>　葉を落とした鄙桜越しに朝焼けを切り撮ってみた。　桜も牡丹も椿も柿も、いずれの木々も皆、来春の花芽をすでに用意しているのである。　植物も動物も一つの営みを終えるとすぐに、次の営みの準備を始めているのだと思えば、遥か昔から連綿と続く命の輪廻の凄さも素晴らしさも思い知らされる。　それに比べて我々鑑定士はなどと言うのは野暮というものであろう。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111029asahi.jpg"/></p>

<p>　来週早々に予定されている士協会会長会議を終えれば、次は仙台での鑑定シンポジウムにおける地理情報：Map Client のプレゼンが待っている。　プレゼンを終えたら、山形に向かい「岩にしみいる蝉の声」で有名な山寺立石寺の紅葉を訪ねようと考えている。　山寺のあとは酒田市吹浦にて日本海に沈む夕陽を眺め、土門拳記念館や鶴岡の藤沢周平記念館を訪れたいと予定している。</p>

<p>　仙台・山形から帰れば、学生時代の同窓生が我が茫猿鉄道ジオラマを観にやってくる予定である。　伊達政宗は「馳走とは旬の品をさり気なく出し、主人自ら調理して、もてなす事である。」と言ったと残されている。　茫猿も我が茅屋で育てた大根や青梗菜や青柚子を使ったもてなしを馳走にしようと考えているところである。</p>

<p>　そういえば政宗のことばで有名なのに「仁に過ぎれば弱くなる。　義に過ぎれば固くなる。　礼に過ぎれば諂い（へつらい）となる。　智に過ぎれば嘘をつく。　信に過ぎれば損をする。」というのがある。　過ぎたるは及ばざるがごとし、ほどほどにということなのであろうが、なんともはや実も蓋もない融通無碍な蒟蒻問答である。</p>

<p>【後日の追記】<br />
　後日、蟷螂の居た石の上を確認すると、石の上には頭と斧一つが残されているだけだった。　牝蟷螂は牡蟷螂をほぼ完食した模様である。</p>]]>
    </content>
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    <title>不動産価格・動向指標の整備</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002271/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2271</id>

    <published>2011-10-27T20:01:14Z</published>
    <updated>2011-10-28T19:59:59Z</updated>

    <summary>　新スキームの行方のみならず、地価公示のあり方にも大きな影響を持つであろうと考え...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="不動産鑑定" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="センサス" label="センサス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　新スキームの行方のみならず、地価公示のあり方にも大きな影響を持つであろうと考えられる、<a href="http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo03_hh_000101.html">国交省が設置する研究会の今年度第一回開催</a>が公表されました。　昨年度に続くこの研究会の今後の動向には決して目を離すことはできないだろうと思われます。　特に懸念されるのは、土地市場課主催、委員に東日本レインズ参加、オブザーバーに法務省という構成です。　いつまでもモタモタする鑑定協会主導の新スキームなどもうどうでもよいという鎧が見え隠れすると云えば穿ちすぎでしょうかね。　全文を国交省サイトより引用します。</p>]]>
        <![CDATA[<blockquote>「平成23年度 <a href="http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo03_hh_000101.html">不動産価格の動向指標の整備に関する研究会</a>（第1回）」の開催について
（平成23年10月27日）</blockquote>
<blockquote>　 不動産価格の動向を把握するため、国際的に共通のルールに則った指標の作成を目的として、Eurostatを中心として多数の国際機関が協力しながら、住宅価格指数に関するハンドブック（以下「国際ハンドブック」という。）が取りまとまったところです。我が国においても、この国際ハンドブックに対応しつつ不動産価格の動向を把握するための指標を整備することが求められています。</blockquote>
<blockquote>　 このため、国土交通省では、我が国におけるユーザーのニーズを踏まえ、マクロ経済政策の的確な運営の基礎となる不動産価格の動向指標を整備するため、国際動向の把握、<u><strong>指標の算定方法、指標作成のための原データ等</strong></u>について検討することを目的として「不動産価格の動向指標の整備に関する研究会」を設置しており、平成23年度第1回研究会を下記のとおり開催することとしましたのでお知らせ致します。</blockquote>（アンダーラインは茫猿。）

<p>○ 日時：平成２３年１１月２日（水）１３時３０分～１５時３０分<br />
○ 場所：中央合同庁舎２号館１１階会議室（国土交通省土地・建設産業局会議室）<br />
○ 主な議事内容<br />
　　（１） 本年度の検討内容と進捗報告<br />
　　（２） 今後のスケジュールについて<br />
○ 取材：本会議は座席に限りがありますので、傍聴は報道関係者に限らせていただきます。<br />
　座席の都合上、ご希望に添えないこともありますのでご了承ください。<br />
　なお、カメラ取材は頭撮りのみ可能とさせて頂きます。<br />
　また、研究会の議事要旨については、後日、ホームページ上で公開いたします。</p>

<p>「不動産価格の動向指標の整備に関する研究会」委員・オブザーバー名簿<br />
座 長 清 水 千 弘 麗澤大学経済学部教授<br />
委 員 磯 尾 隆 光（社）日本不動産鑑定協会理事<br />
委 員 櫻 庭 千 尋 日本銀行調査統計局審議役<br />
委 員 佐 野 隆 之 （財）東日本不動産流通機構（東日本レインズ）総務課長<br />
委 員 須 賀 雅 弘 （一財）土地情報センター 事業本部長<br />
委 員 氷見野良三 金融庁総務企画局参事官（国際担当）<br />
委 員 渡 辺 努 東京大学大学院経済学研究科教授<br />
委 員 岩 城 豊 国土交通省土地・建設産業局地価調査課長<br />
委 員 野 村 正 史 国土交通省土地・建設産業局不動産業課長<br />
委 員 石 川 卓 弥 国土交通省土地・建設産業局不動産市場整備課長<br />
オブザーバー 松 谷 萬太郎 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部国民資産課長<br />
オブザーバー 永 島 勝 利 総務省統計局消費統計課物価統計室長<br />
オブザーバー 小 出 邦 夫 法務省民事局民事第二課長<br />
（敬称略、順不同）<br />
所管課：国土交通省土地・建設産業局土地市場課</p>

<p>【茫猿独白】<br />
・不動産価格の動向を把握するための指標という記述があるが、この整備を意図する指標に対する、地価公示価格の位置付けはどうなるのであろうか？　「<a href="http://bouen.morishima.jp/002258/index.html">制度疲労を起こしていないか、地価公示 (2011年10月13日)</a>」記事を改めて考え合わせてみたいのである。</p>

<p>　多分、多くの鑑定士は動向指標は中古マンション価格動向指標、地価公示は更地価格公示であり本質的に異なるものと意に介さないのであろうが、動向指標整備に関して<a href="http://tochi.mlit.go.jp/kentou-bunseki/kakaku-doukou">昨年度既に検討されている資料</a>を見れば、動向指標結果と地価公示が無関係でいられようもないのである。　その観点からすれば、<a href="http://www.tse.or.jp/market/data/homeprice_indices/index.html">東証住宅価格指数</a>や<a href="http://www.jresearch.net/house/jresearch/rrpi/index.html">リクルート住宅価格指数</a>も注目しておきたい事象である。</p>

<p>・指標の算定方法、指標作成のための原データ等という記述が何を意味するのか、原データすなわち土地情報ライブラリーに公表する不動産取引価格情報（いわゆる新スキーム調査）に他ならないが、それをどのように変革してゆこうというのであろうか？　レインズとの関連からしても目が離せないことである。</p>

<p>　大胆な、とても大胆な予測をすれば、国交省は国際ハンドブックに対応するという大義名分のもとに、地価公示の大幅な縮減も視野に入れた改革、不動産取引価格情報調査の調査主体（地価公示スキームによる調査）や調査方法の変革、さらにはレインズとの融合も視野に入れた大改革を意図しているのではなかろうか？　鑑定協会は新スキーム改革を巡って井戸のなかでせめぎ合っている場合ではなかろうにと心配なのである。</p>

<p>　不動産価格動向指標の整備については、昨年度も都合４回開催されている。今年度は委員を入れ替えてのスタートである。　関連資料も含めて<a href="http://tochi.mlit.go.jp/kentou-bunseki/kakaku-doukou">国交省土地市場課サイト</a>に詳しい。</p>

<p>【蛇足です】<br />
　久しぶりに国交省サイトを渉猟していたら、こんなのを見つけた。何時のまにやら<a href="http://tochi.mlit.go.jp/kantei/daijin_kensaku.htm">不動産鑑定業者事業実績が公開</a>されているのだ。　</p>

<p><br />
</p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>祀りを終えて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bouen.morishima.jp/002270/index.html" />
    <id>tag:bouen.morishima.jp,2011://1.2270</id>

    <published>2011-10-23T22:13:19Z</published>
    <updated>2011-10-25T07:24:15Z</updated>

    <summary>　ただ今（10.22 16:00）、父と母の一年忌を終えて帰宅しました。　正しく...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
        <category term="茫猿 &apos;s Who" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="花" label="花" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bouen.morishima.jp/">
        <![CDATA[<p>　ただ今（10.22 16:00）、父と母の一年忌を終えて帰宅しました。　正しくは、母は１年５ヵ月前、父は十一ヶ月前に逝っていますが、縁者の都合その他を考え合わせて、本日ふたりの年忌を勤めました。　私にとっては、早いようで長かった一年であり、長いようで短かった一年でした。　二人がいなくなってからは、様々な祭祀を過ごしてきましたが、今日ようやくに一区切りという感じで、なにやら肩の荷を降ろしたような気分も致します。</p>

<p>　この一年余のあいだ、様々な方々に慰められ励まされ支えられてきたと思います。　昨今、この歳になって幾つかの会議にお呼び頂いたりして、なにやら忙しい日々を過ごさせていただいているのも、場を与えて頂いている多くの方々のお陰であり、嬉しいことであると思っています。　もうすぐ歳が明ければ、今度こそ二人の来世を祀りつつ閑かに晴耕雨読の日々を過ごせるであろうと思っています。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　ふと気づけば庭先にも秋は深まっています。　草モミジという言葉がありますが、岩蓮華が赤く染まってきました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111024kusamomiji.jpg"/></p>

<p>　岩蓮華だけでなく、岩ヒバも深い緑一色から赤色を増しています。 岩蓮華も岩ヒバも父母が残したもの、特に母が丹精していたものです。　父と同じように父が遺した膨大な書籍を読み始めようと思っています。　母と同じように母が慈しんでいた畑をそして屋敷を耕し見回って、あと何年残されているか知れない日々を過ごしてゆきたいと思っています。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111024iwahiba.jpg"/></p>

<p>　今の茫猿にも気懸かりなことがひとつふたつ無いわけではありません。　でも今の茫猿には物的にも心的にも為し得ることはもう僅かです。　下手に手を出せばそれこそ老害というものでしょう。　今こそ「Old soldiers never die　They just fade away 」なのであろうと思います。　閑寂といえば聞こえはよいが一抹の侘びしさも感じています。　でもこの侘びしさもそれほど遠くないうちに消え去り、閑寂の境地へ至ることもできるでしょうし、そうありたいと願っています。</p>]]>
    </content>
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    <title>時刻表の無い旅・番外編</title>
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    <published>2011-10-23T10:35:41Z</published>
    <updated>2011-10-24T20:56:05Z</updated>

    <summary>　10.13に常滑空港から熊本に発ち、熊本から夜更けて自宅に戻ったのが10.16...</summary>
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        <name>茫猿</name>
        
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        <![CDATA[<p>　10.13に常滑空港から熊本に発ち、熊本から夜更けて自宅に戻ったのが10.16、野暮用を得たのと縁者の依頼を受けて大阪へ向かったのが10.17、10.18は嵯峨トロッコ列車に乗っていました。　翌10.19は新スキーム委に出席するために上京したという時刻表の無い旅を続けた一週間でした。</p>

<p>　時刻表のない旅の最後は、番外編・大阪駅と<a href="http://www.sagano-kanko.co.jp/">嵯峨野観光鉄道</a>（トロッコ列車）です。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　先ずは<a href="http://osakastationcity.com/">新装なったJR大阪駅</a>です。ノースゲートビル、サウスゲートビルを新築及び改装し、まだまだ変わりつつある大阪駅は民営化したJRの活気を見せつけるとともに、ターミナルに人を集めることで、従来からの繁華街の活力を奪いつつあるという札幌、名古屋、京都、福岡、そして丸の内＆八重洲など全国各地の状況と同じ様相をみせています。　写真はノースゲートビルから眺めた、開発が進む北口。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018oosakakita.jpg"/></p>

<p>　ノースゲートビル屋上には「天空の農園」と名付けられた屋上農園があります。　今のところは話題造りの域を出ませんが、写真の葡萄園はひょっとしたらモノになるかもと思わせます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018okujounouen.jpg"/></p>

<p>　大阪駅から向かったJR山陰線嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018sagaeki.jpg"/></p>

<p>　嵯峨野駅構内に設けられた<a href="http://www.sagano-kanko.co.jp/diorama/index.html">ジオラマJAPAN</a>。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018ziolama.jpg"/></p>

<p>　旧山陰線線路を利用した嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車。トロッコ列車は複線電化の為にトンネルを掘削して新線が建設されて後は廃線（1989年）となった旧線を利用した観光線路（1991年）です。保津川沿いに渓谷を縫う延長7.3kmの単線です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018torokoresya.jpg"/></p>

<p>　保津峡のカエデ、樹の間がくれに保津峡下りの舟が見えます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018hozukyou.jpg"/></p>

<p>　まだ紅葉には早いが、少しだけ色づきが見られる保津峡です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018hodukouyou.jpg"/></p>

<p>　なぜ<a href="http://www.tora-san.jp/">寅さん</a>が使われているのかよく判りませんが、多分旅に明け暮れた寅さんというイメージなのでしょう。　茫猿には夜汽車が好きだった寅さんというイメージがあります。　寅さんが、志村喬扮する妹さくらの亭主博の父に向かって、「夜汽車の窓からぽつんぽつんと点る田舎町の灯りを見ていると、あの灯りの下には幸せな家族がいるんだなあ。」とつぶやいたセリフを思い出します。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018toroko.jpg"/></p>

<p>　『鄙からの発信』定番の蓋、今回は亀岡市・亀甲紋様の蓋です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111018kamefuta.jpg"/></p>]]>
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    <title>時刻表の無い旅・天草編</title>
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    <published>2011-10-23T06:53:25Z</published>
    <updated>2011-10-25T00:35:37Z</updated>

    <summary>　時刻表のない旅も四日目、連夜の焼酎に些かの疲れを感じた茫猿は、海風に吹かれたい...</summary>
    <author>
        <name>茫猿</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p>　時刻表のない旅も四日目、連夜の焼酎に些かの疲れを感じた茫猿は、海風に吹かれたいと思うのです。　訪ねる先を島原にするか天草にするかを迷っていました。帰りの常滑空港行きの便は10.16 18:35 熊本発が予約購入済みでしたから、四日目夕刻までのフリータイムをどう過ごすかだったわけです。</p>

<p>　10.15の朝、熊本駅頭でこんなポスターを見かけました。<a href="http://www.jrkyushu.co.jp/gokujou/amakusa_kumamoto/train.html">Ａ列車（ＡTrain）で行こう</a>というのです。　日曜日のことですし、折しも<a href="http://nenrinpic2011.jp/index.php">ねんりんぴっく2011熊本大会</a>が開催中ですから、観光客も多いことから空席は無いだろうが？と思いつつ尋ねましたら、空席有りとのことで、小躍りしつつ入手したのです。　入手したチケットは 14:52三角発 15:31熊本着２号車１３番Ｄ席、これで１６日の午後の予定は決まりですが、午前中はどうするかが残されています。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　10.16早朝、とはいっても連日の焼酎が効いてか、起床は珍しく七時過ぎ、朝食を済ませて熊本駅から三角線一両編成の普通列車に乗ったのは08:58でした。　三角駅着が09:47でした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016misumiekia.jpg"/></p>

<p>　三角駅舎、港町に相応しい洒落たターミナル駅です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016misumieki.jpg"/></p>

<p>　三角駅舎の拡大図、駅舎の前は広場を挟んで、直ぐに三角港です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016misumiekib.jpg"/></p>

<p>　港に停泊する連絡船スーパーイーグル号、イーグル号は三角港と天草棚底港を日に二往復する連絡船です。　船長さんに出航時間を尋ねると、「何処へ行くの？」と問われます。　海へ出たいだけで行く宛はありませんが、着いた港で食事が可能なこと、タクシーが呼べることを条件に乗せていって下さいと頼みますと、「それなら小屋河内だろう。」と、間もなく（10:15）に船は茫猿独りを乗せて三角港を離れてゆきます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016misumiminato.jpg"/></p>

<p>　幾つかの橋をくぐり、幾つかの島をすぎて定期船貸し切りの船旅は、ほぼ90分に及びました。　手許に地図無く、時刻表無く、自分が今どこにいるのやら、何処へ向かうのやらも判らないままに、少し心細い船旅を味わっていました。振り返れば三角港が見えます。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016umikala.jpg"/></p>

<p>　青い空、白い雲、青い海、白い波、その空間を横切る橋、島に人影は見えず、茫猿とスーパーイーグルは天草上島を目指していたのでした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016umi-hasi-nami.jpg"/></p>

<p>　三角港を出てから90分、船長さんが届けてくれた港は、小屋河内港、通称龍ヶ岳でした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016minatomati.jpg"/></p>

<p>　船長に依頼した条件に見合うべく、港近くには丼物食堂とタクシー営業所とコンビニが所在なさげにありました。　天草までやってきて親子丼を食う謂われはなかろうと、タクシー営業所に立ち寄り、14:52までに三角駅へ戻りたいこと、魚を食べたいことを伝えますと、営業している寿司屋を探してくれました。　<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016sushiya.jpg"/></p>

<p>　この寿司屋さん、とても美味しかったです。朝獲り活け締めの魚はどれも旨かったです。　でも驚いたのは寿司に包丁が入っていたことです。以下、寿司屋の大将と茫猿の会話を再現してみます。<br />
　茫猿「刺身を適当に、それとビールを下さい。」<br />
　大将「刺身を食うと寿司が食えないよ。」<br />
　茫猿「判りました、寿司を適当に下さい。」<br />
　付け台に並んだ２カンの握りを前に、箸を使うか指でツマムかを迷っていると。</p>

<p>　大将「切ったるけん！」　　茫猿「・・・・・・・？」<br />
　大将「切ったるけん！」　　おもむろに刺身をつまめば、切ってあります。<br />
　大将「シャリも切ったるけん。」　それがこの写真です。<br />
　大将「うちの寿司はネタが新しいケン、口の中でモゴモゴするケン、切ったるトヨ。」</p>

<p>　普通の寿司屋より、ネタはやや大振り、でもシャリの大きさは普通です。　岐阜あたりの寿司屋ではモゴモゴするわけはないのですが、コリコリ、プルプルですからシマアジやカンパチは、歯の丈夫な茫猿でも、やっぱりモゴモゴします。　１カンの寿司に包丁が入っているなど初めての経験でした。　この寿司屋さんサカナは旨い、旨いのが当たり前、でももっと旨かったのが御飯です。</p>

<p>　御飯の旨さをほめると、無愛想な大将がニッコリ笑って、「そうだろう　うちのシャリは人吉から仕入れているから。」と、言います。　「盆地の米は旨いんだよ。」　そうです。岐阜でも山がの米は旨いものです。<br />
　包丁が入っている握り寿司については、「うちのは１カンで二度美味しいンダヨ。」と宣います。　写真は、２カンの寿司を切り口で二つに分けて撮影しました。　付け台に出された時は、切り口は見えません。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016kirisushi.jpg"/></p>

<p>　切り目のある寿司に大満足した茫猿は、送ってくれたタクシーを呼び戻して、陸路を三角駅に向かうのですが、時間に多少は余裕があるからと、ドライバー氏は見晴らしの良い千巌山公園に案内してくれました。　見晴台から眺める天草・松島の島々です。　冬になれば、遠くに島原・雲仙岳も見えるとのことでしたが、靄が邪魔して雲仙岳は見えませんでした。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016amakusamatusima.jpg"/></p>

<p>　天草五橋のうち、天門橋、この橋を渡れば九州本土の三角駅です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016amakusa1.jpg"/></p>

<p>　三角駅に到着して、まだ腹は減っていませんが、これからの旅程を考えて、弁当をと思ったのですが、全て売り切れ。　販売員の彼は弁当の写真と笑顔で埋め合わせをしてくれました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016misumibentou.jpg"/></p>

<p>　さて、本日のハイライト、A-trainが入線するホーム表示です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016atrain5.jpg"/></p>

<p>　A-trainが入線してきます。　<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016aressya1.jpg"/></p>

<p>　A-trainの呼び物、車内バーです。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016aresya3.jpg"/></p>

<p>　茫猿がオーダーした天草夏柑入りのハイボールを作ってもらっています。　バーがあるとはいっても40分ほどの旅ですから、お代わりをするほどの余裕はありません。　このバーが新幹線にあったらなァと思います。　せめて昔のビュッフェを復活してほしいものです。</p>

<p>　総じてJR九州は乗降客誘致にとても努力していると思いますが、地の利に恵まれたJR東海は合理性ばかり追求していて、旅の楽しさを置き忘れていると思います。　もちろん、このことはJR東海のせいばかりではなくて、速さばかりを要求する乗客にゆとりが無くなっているせいであることは言うまでもありません。　<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016aresya4.jpg"/></p>

<p>　A-trainで熊本駅に戻り、熊本からは豊肥線で肥後大津駅へゆき、空港シャトルで熊本空港へ向かうのですが、大津駅で「<a href="http://www.jrkyushu.co.jp/tokyo/train/asoboy.html">ASO Boy</a>」にも出会えました。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016asoboy.jpg"/></p>

<p>　熊本空港で搭乗待ちのあいだに、いただいた九州最後の晩餐です。　キビナゴフライ、カンパチの刺身（コメントしたら可哀想）、馬肉の唐揚げ、そして焼酎。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016bansan.jpg"/></p>

<p>　定番の蓋、大津の蓋です。<br />
　<img src="http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/111016oozu-futa.jpg"/></p>

<p>　幾つかの幸運にも恵まれた、とても佳い旅をさせて頂きました。熊本会の皆様をはじめ旅を伴にした方々、快いもてなしをしていただいた方々に感謝します。　来週末には仙台で開催される鑑定シンポジウムにて、また地理情報・MapClient のプレゼンをさせて頂く予定です。</p>

<p>　東北連合会並びに宮城会の皆様、宜しくお願いします。　それに加えて、その後に何処を廻ってこようかと、今の茫猿は次の旅に胸躍らせているのです。　旅は出会いですから、新しい佳き出会いが待っていることでしょう。</p>

<p><br />
</p>]]>
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